子供と一緒に英語習得!ディズニー映画編
こんにちは、Erinaです。
子育てが忙しくて、英語を勉強する時間も余裕もない!
子供が成長するにつれて、今までとは違った英語力が必要な気がする!
という日本人ママも多いはず。
私は子供が生まれる前に、アメリカの大学を卒業し、アメリカ企業で就職し、それなりに必要な英語力を兼ね備えていたつもりでした。
しかし、アメリカで英語ネイティブとして育った子供たちが培う英語力とはやはり異なり、私の英語はあくまで「外国人としての英語」だということに気づいたのです。
自分に子供が生まれ、「母国語」としての英語習得を間近で見ていると、「この子たちはこうやって英語を習得するのか〜」ととても興味深かったものです。
そしてそれは、英語を勉強し直す機会にもなったし、母親としての英語力を強化することにもなりました。
そんなわけで、大学でもESLでも会社でも学べない、「子育て中の親流の英語習得法」を紹介してみます。
学校に行く時間がない?それでもオーケー。小さい子供の子育て中にしかできない方法で、英語を習得しちゃいましょう!
今日は「ディズニー映画編」です。
みなさん、ディズニー映画を見たことはありますよね?
ディズニー映画の素晴らしいところは、
- 流行に乗らないので、何年も前の作品を現代でも楽しめる
- ストーリーがシンプルな上に、きちんとしたバックグラウンドに基づいているので、勉強にもなる
- きれいな英語が使われている
- 教訓的な部分もある
・・・と分析してみましたが(笑)、純粋に「ディズニーがとにかく好き!」という方は多いはずです。
私は子供の頃に見た、
- トイ・ストーリー
- アラジン
- ライオン・キング
が好きで、アマゾンでDVDを購入したのが息子が1歳のときでした。
彼が興味を持つかどうかは分からなかったのですが、「まぁ一緒に見れば良いよね」くらいで買いました。
一歳児のAttention span(持続時間)はディズニー映画一本を見切るほど長くはないので、一度で見終えることは難しいです。
でも、何せ子供とは「何度同じものを見ても飽きない」のが特徴です。
大人なら、たとえどんなに好きな映画でも、集中して見てしまったら、まぁしばらくは良いかな・・・と感じるものだと思いますが、子供(幼児)ってそうじゃない。なので、しつこいくらいヘビロテです。笑
そして、実はこのヘビロテが「英語習得への秘密の近道」なんです。
我が家は、私の好きなディズニー映画+旦那の好きな映画+息子の好きな映画をミックスしてだいたい3〜4本の映画がヘビロテされていました。
月曜:ライオン・キング
火曜:ニモ
水曜:ラタトゥイユ
木曜:Cars
金曜:(また)ライオン・キング
土曜:(また)ニモ
日曜:続く・・・・・
という感じです。 たまに息子の好きな機関車トーマスもここに入ります。
もう何十回、いや、何百回見たことか。
こうなると、覚えます。嫌でも英語を覚えますよ。
ライオン・キングでは、 シンバが追放されて、プンバたちに出会った時のシーンで、 “I’m so hungry that I can eat a whole zebra.” なんていう印象的なフレーズが耳に入ると、「あぁ、”so-that”構文だなぁ」なんて思いながら、
“I’m so hungry that I can eat a whole zebra.”
“I’m so hungry that I can eat a whole zebra.”
“I’m so hungry that I can eat a whole zebra.”
・・・と頭の中で繰り返されるわけです。こうなると、大学受験英語より効果的。”a whole”(=丸ごと)の使い方も覚えられます。
Lion King
(画像をクリックするとAmazonに行きます)
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Finding Nemoでは、 学校初日にニモが、
“The first day of school! The first day of school!” とはしゃぐシーンで、「アメリカの子供たちって、こんな風に学校初日を楽しみにするのかな〜」なんて思ったり。(はい、はしゃぎます)
Finding Nemo |
同じくニモでは、ドリーとマーリンが深海に潜って行くシーンで、
“Just keep swimming, just keep swimming, just keep swimming, swimming, swimming…” とドリーが楽しそうに歌っている歌で “keep ~ing”構文を覚えたり。
これは散歩やジョギング中に疲れた子供たちを応援するのに使います。“Just keep walking, just keep walking, walking, walking…”と歌うと、「ドリーだね!」と喜びます。
ラタトゥイユでは、 シェフ・グストーの“Anyone can cook.” というポリシーで、「ここでは”everyone”じゃなくて、”anyone”を使うのか」と単語の微妙な違いを理解したり。
Ratatouille |
そんな感じで、頭に入っているセリフはもっともっとあります。(どうせならもっと有意義なものを入れたいところですが)
これらは想像以上に実用的で、シンプルで、印象的です。
我が家ではほぼ毎日、夕食を食べた後の寝る前1時間くらいはテレビ時間で、こうやって家族でよくディズニー映画を見ていました。もちろん旦那も一緒です。
子供がテレビを見ている時は、皿を洗っちゃいたい!とか、洗濯を終わらせたい!と思うのですが、なるべく一緒に映画を見て、ストーリーを理解したり、フレーズを聞き取るようにします。
こうやって子供と一緒に覚えた英語は、日常生活の中で、自分の子供相手に使うことで、面白みも出るし、使い回せるようになります。
子供が成長するにつれて、映画の興味も変わっていきますが、またそこでも新しいフレーズやストーリーの背景なども知識として増えていくはずです。
ぜひ、お試しあれ。