英語勉強法 in Nadeshiko way (3) 単語帳の作り方

こんにちは、Erinaです。

 

私の英語勉強法について書いているこのシリーズ、ちょっとご無沙汰してしまいました。

 

1回目は目的をクリアに

2回目は英語習得の関数

について書いてみたわけですが、今回は単語帳について書いてみたいと思います。

 

単語帳って知ってますよね。

リングで留められたカードだったり、文庫本サイズだったり、日本では「受験に出る単語」とかってたくさん出てます。

 

私はもともと、「丸暗記」というのが苦手で、「assumeは仮定する」とか「prepareは準備する」という一対一(単語に対して意味)の覚え方が全くできませんでした。日本の中学高校では、そうやってボキャブラリーを増やすように教えられますが、これが苦痛で苦痛でたまらなかったのを覚えています。

 

しかしながら、ボキャブラリーの大切さは私も肌で感じてわかっていたし、「どうやって単語を増やそう?」と試行錯誤しながらの結果がこれ。

 

「単語帳は、使うものではなく、作るもの!」

 

つまり、My単語帳を作るのです。

 

私のやり方は、

 

  1. 小さめのノートを買って、わからない単語を聞いたり見たりしたら、とにかく書き込みます。(どんなバッグにでも入れて持って歩けるように、ちょっと小さめがオススメです)
  2. 書き込むときは、2~3行くらいずつスペースを空けます。
  3. 週末などまとまった時間のあるときに、そのスペースの行を埋めます。

 

My単語帳

私は最初の数年でこの3冊を作りました。

 

 

埋め方:

  • 英英辞書で意味を引いて書く
  • 使い方(例文)を書く
  • 自分で例文を作る(→人にチェックしてもらうとなおさら良い)

 

などで、とにかくその単語が自分のものになるまで、これを繰り返すのです。

後で見たときにわかりやすいように、赤・青・黒で色分けしたり(色分けはしすぎても良くない)、自分で使いやすい単語帳を研究してください。

 

そして定期的に前のページに戻って、テストします。

覚えてなかったら、チェックしてまた新しいページに書き直す。

こうすることで、自分の苦手な単語を何度もリピートできるし、自分だけの単語帳ができていきます。

 

単語帳1

単語帳2

基本は英英辞典で意味を調べますが、どうしても日本語訳のほうが便利な時は日本語も加えます。

 

単語帳3

こちらはESLで熟語(イディオム)のクラスをとったときのもの。

 

 

私が単語を覚えるためには、例文を読んだり、自分でその単語を使って作文をするなど、実践的にやってみる必要があるとわかりました。

こうやって自分の手と、目と、アタマを使って覚えた単語はなかなか消えず、今でも、新しい単語は文章や文脈 (in the context) で覚えることが多いです。

 

 

ボキャブラリーを増やすときに、高校時代の英語教師が言っていたのを覚えています。

 

「知らない単語は聞き取れない」

 

つまり、

 

「リスニングを鍛えるには、ボキャブラリーは必須」

 

ということ。

ボキャブラリーがあって、リスニングが強くなって、思考も深まる・・・と相互作用になるわけですね。

 

どうでしょうか?

みなさんは単語帳、使っていますか?

 

 

このシリーズの他の記事はこちらでどうぞ。

 

 

“英語勉強法 in Nadeshiko way (3) 単語帳の作り方” への4件の返信

  1. はじめまして。カリフォルニアに夫の駐在で来てもうすぐ2年になります。
    私は子供を通して多様なお友達もできてきて楽しく暮らしているのですが…、なにしろ英語力がまるであがらなくて、あたらしい単語が覚えられなくて、いま立ち止まって悩んでいるところです。
    毎日の生活に追われてなかなか勉強する時間を確保できずにいて、単語帳を何度も作ってみては三日坊主になってしまうのですが、単語帳づくり大事ですね。訳も英語で書くというポイントにいままで気づきませんでした。明日からまた作ってみようと思います。
    そこで一つ質問なのですが、私は会話中にでてきてアレ?と思った単語をすぐ忘れてしまいます。発音がきちんと聞き取れてないのでスペルもよくわからず、そのまま書き留める前に単語自体を忘れてしまうのですが、、もしも何か対策や、書き留めるタイミングなどにアドバイスがあればとてもありがたいです!

  2. Mooさん、こんにちは!コメントありがとうございます。
    お子さんもいて、家族の世話に忙しいと、「英語の勉強しよう!」と思える余裕ってなかなか生まれないですよね。加えて子ども達の英語力は外でグングン伸びるし・・・。
    ママは、焦らずにのんびり勉強しましょう♪(ママのための英語勉強法もこちらで書いていこうと思っています)

    そうですね、私が会話でわからない単語が出てきたときは、恐れず遠慮せず、相手を止めます。笑
    「ちょっと待って、今の単語、いつもわからないの。どういう意味?」(Wait a minute. I always don’t understand that word. What does that mean?)とか「スペル教えて」(Could you spell that for me?)と止めます。これはこちらが外国人なので、わかってもらえますよ。
    “I’m sorry, but I’m not very familiar with this.”とかって付け加えると良いかもしれません。

    最初は勇気がいりますが、私はそのおかげで、”What do you mean?”が上手に使えるようになりました。笑
    こうやってたずねてみると、単語自体の意味がわからないというよりも、その物事の流れとかがわからないということが多くて、きちんと説明してくれる人がわりと多いということを発見できるかもしれません。
    体当たりな対策でごめんなさい。(苦笑)
    でもこれが一番近道です。頑張ってくださいね!

  3. ありがとうございます!!とっても、よくわかりました!

    本当に会話を止めるのがタイミングがわからなくて難しくて、なんとなく過ぎてってしまうのが悩みでした。今年はちゃんとわからないとこは、教えていただいたフレーズを駆使して、聞き返したり質問したりするように勇気をだしてチャレンジしてみようと思います!!

    それと….、お友達と話をしている時に、時制や三人称などがいつも正しくなく口から出てしまうんですよね。言いながら「あ〜いま間違ってる〜」と思いつつも先に進んでしまうんで、お互いに会話にはなってるけど、私の英語はぐちゃぐちゃ過ぎて、相手からはどう聞こえているんだろうか?といつも不安に思うのでした。
    ブロークン状態から脱出するトレーニング方法など、機会があれば記事にしていただきたいなぁと思います。

    本当に「アメ10」もこちらもメカラウロコの記事ばかりで、読むのを楽しみにしています!!

  4. Mooさん、こんにちは!
    三人称の間違い、わかります。
    男性なのに”She”と言っちゃって、そのまま・・・ってこと、私もよくあります。最近は子どもに指摘されるまで気づかなかったり。笑
    中国語では、”He”と”She”の区別がないので、中国語スピーカーもこれはよく間違えるそうです。ってどうでも良い情報ですけど、そう聞いて私は吹っ切れました。爆笑
    「そうか!そういう概念がない言語もあるくらいなんだ~」と思うと、あきらめもつきます。自分で間違いに気づいて、”I mean, ‘he’.”って言い直してもオーケーだと思いますけどね。

    ブロークンイングリッシュからの脱出、書いてみますね!

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