私が子どもに日本語を教えなかった理由

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こんにちは、Erinaです。

 

昨今のバイリンガル教育、それも早期段階で始めるバイリンガル教育は、日本でも活発に行なわれているようで、私が子どもだった頃に比べて、バイリンガルへの意識は格段に高まっています。

 

そんな中、日本人女性がアメリカで子どもを持つと、ママたちは「頑張って日本語を教えなきゃ」と思うようになります。それは日本にいるおじいちゃん・おばあちゃんたちと会話できるためだったり、いつかは日本に帰国するかもしれない可能性があったりと、様々な理由があるはずです。

私の周りにも、上手にバイリンガルで育っている子どもはたくさんいるし、日本語を教えないと「どうして教えないの?」と聞かれることもあります。

そのいきさつは長いので説明することはなかったのですが、私があえて日本語を教えなかった理由を今日は書いてみたいと思います。

 

 

私も第一子である長男が生まれると、バイリンガルとまでは深く考えていなかったものの、「とりあえずやらない理由はないから」という理由で、1歳になる前の息子に日本語で話しかけるようになりました。それと同時に、アメリカ人旦那が話すのは英語のみ。

 

この決断の影響が目に見えてきたのは、息子が2歳になる前のことでした。

周りに比べて、彼の言葉の発達が遅かったのです。

2歳の誕生日前、彼から出てくる言葉は、パパの「パ」と、ボートの「ボ」くらいでした。

 

定期健診でドクターに相談すると、

「家で多言語を使っている家庭の子どもは、言葉が少し遅れることがありますよ」

と言われ、初めて多言語家庭でのディスアドバンテージというものを知ったのです。

ドクターは、「問題はないと思いますが、心配ならスピーチセラピストを紹介します」と言い、家族で初めてスピーチセラピーに行くことになりました。

 

同じ頃、私はあることにも気づきました。

息子が同年代の子たちや年上の子たちと遊んでいたときのことです。

彼が他の子どもにこづかれたり、押されたり、欲しいものを取り上げられたりしている、ということに気づきました。(何せ男の子って言葉で言うより先に、つい体が動いちゃうものです)

そのたびに、息子は泣いたり、悲しくなっていました。

私はハッと気づいて、「そうか!この子は言葉で自己表現できないんだ!」とショックでした。

 

「嫌なものは嫌だと言う」という当たり前のことが、言葉の発達が遅い子どもはできない

↓↓

できる子どもたちの中では、それが弱点になってしまう

 

という図式が私の頭の中でできたとき、

 

「バイリンガルであることよりも、まずは、息子が自分の言葉できちんと自己表現できることのほうが大事」

 

という確信になり、私の役割がはっきりと見えたのです。

 

そして、日本語を教えるということを、期間未定で保留にしました。

 

次にいつ行くかわからない日本。

家族ぐるみで頻繁に交流する日本人もほとんどいない。

日本からおばあちゃんがやってくるのも年に一度、それも滞在は2~3週間。

 

そう思ったとき、今ある生活の中で、「日本語を教える必要性」が私の中で見出せなくなったのです。

「母親が日本人」という彼らにとってのアイデンティティは、また別のもので教えることにしました。

 

英語オンリーに切り替えた我が家。

息子は3歳の誕生日を迎える頃、単語のみのステージをすっ飛ばし、急に文章で英語を話し始めました。

 

つまり、

 

“This.” “Do.” のみのステージをスキップし、“Can I do this, please?”といきなり文章になったのです。

 

きっと彼の頭の中で、色々な整理が必要だったんでしょう。

 

あれから数年が経った現在の我が家。

 

家族の会話は100%英語です。

 

ディナーテーブルでの会話の幅は広がり、私や旦那が専門知識について話しても、理解できる子ども達。

最近、天気予報に興味がある息子は、「なんちゃらメーター」について自分でググってはパパに相談してみたり、読書も学年レベルで言えば1~2学年上の本を読み、クラスでの作文は素晴らしいものを書くようになりました。自己表現という意味では、彼は年令相応のスキルを身につけ、アカデミックな部分も(今のところ)不安はありません。

日本への興味は、プラレールを通して生まれ、すっかり電車オタクになった彼は「日本の電車に乗りたい」と言っています。ちなみに彼はあんこも、里芋の煮っころがしも、焼き海苔も好きです。笑

 

これは個人の好みによりますが、私にとっては、英語しか話せないパパ+日英話せるママ、となったときに、やはりパパをきちんと含めた家族の会話をもてるというのは大きいし、これからしばらく生きていくであろう英語社会では、子ども達に必要なものは「英語が母語である」と言えることでした。

 

これは我が家の結果論ですが、それをバックアップする概念を最近、知りました。

それは「バイリンガルとセミリンガル」というものです。

 

「子どもをバイリンガルにするには、スタートは早ければ早いほど良い」と言われてきた言語学も、最近では考えが変わってきていて、早期段階での外国語教育は、母語での思考の発達にマイナスの影響を及ぼす可能性もある、といわれているそうです。

 

言語とはそもそも、私たちの頭の中にあるあいまいな「思考 (idea)」というものを形にするためにあります。

「おなかが空いた」と言葉にできないと、「なんだか力が入らないな~頭がグルグルするな~」という思考と感覚だけがそこにあり、次に進めませんよね。

 

つまり、私の息子がそうだったように、「この言語がベースです」という母語 (Mother tongue) がないと、自分の頭の中の思考形成が年齢に応じて発達せず、”Bi-“(バイ=2つ)ではなく、”Semi-“(セミ=半分)になってしまうということ。(ちなみに”Semi-“の英語発音は「セマイ」ですね)

人間の脳みその容量というものは決まっています。そこで、新しい学習を二言語でやろうと思うと、その容量を二つに分けなくてはなりません。つまり、多言語で育つ子どもというのは、分けられた容量 (=Semi)で、100%の容量を使える一言語で育つ子どもたちと勝負しなくてはならないわけです。

 

私はここでバイリンガル教育を否定しているわけではないし、やんごとなき理由で家庭では多言語になってしまうケースもたくさんあることを理解しています。

ただ、もし言語において選択肢があるのなら、子どもの発達段階ごとに、親としてのリアリティチェックが必要になると思うし、それぞれの生活環境で必要なヘルプを見つけておくことも重要だと思うのです。

 

私は自分の経験からしかここで語れませんが、私自身は、物心がついてから自分の選択肢で英語を勉強し始め、アメリカにやってきたわけですが、それでもバイリンガルとして、アメリカ人たちと渡り合えるレベルに達したと思っています。というか、むしろこんなレベルでも十分なんだな、とわかってからは、子ども達が自発的に「日本語を勉強したい」と思ってからでも遅くはないと思うようになりました。

私が学生の頃、外国人留学生たちと母国語を教えあっては悪い言葉でふざけてみたり、大学でスペイン語のクラスをとってメキシコ人のハウスキーパーと練習したり、そんなレベルでも十分に「人に伝わる楽しさ」というものを感じることができたし、外国語への興味がある限り、誰だって、いくつになったって、バイリンガル、マルチリンガルになれるはずなのです。

だから、我が家の外国語教育は、まずはしっかりと形成された「母語」という基盤の上に、子どもが興味を持った外国語(日本語でもポルトガル語でも)を柱として立てられれば、それで良いかなと思っているのです。

 

 

 

 

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About Erina

こんにちは、Erinaです。 日本で一浪した後、2002年に留学生として渡米しました。 ESLとコミュニティカレッジを経て、4年制大学に編入。高校時代は大嫌いだった数学が大学で大好きになり、応用数学専攻で卒業。金融アナリストインターン、IT企業でデータアナリスト、銀行で不動産アナリストを経て、現在、キャリアチェンジの真っ最中。アメリカの高校で数学教師になるために、2016年夏に脱サラ。久しぶりの勉強と主婦業に専念しています。 二人の小学生のママです。 趣味は読書・ヨガ・テニス・ゴルフ・DIY・庭仕事で、最近の一番の楽しみは子育てです。 アメリカに住む日本人女性を応援したくてこのブログを始めました。

23 Responses to “私が子どもに日本語を教えなかった理由”

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    松原千賀子

    うーん、面白い。小さい時に英語を習わせる親をみて、言葉にはならない違和感をかんじていたのですが、そういうことですね。今、とても納得しました。最初の子にはいろんな意味でも、力が入る結果ですよね。そんな、私が最近少しだけ保育現場に戻っているのですが、おやつを待つ間、なんのきなしに「リンゴは英語でなんといいますか」はてな?の顔の子供達に「アポー!」バナナはバナーーナ!、なーんて大げさなイントネーションで話したら、手遊びよりおおうけだった。2歳なんだけど・・(笑う)。

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    Erina

    千賀子さん
    幼い時はそれほどじゃなくても、思春期~大人になったときに、周りほど語彙がないだとか、自分の思いを言葉にできないっていうのはやっぱり困ることになる可能性はありますね。親がそのリスクをきちんと理解して、サポートしてあげないとね。
    一番上ってあらゆる意味で「実験台」だから、申し訳ないような(笑)、楽しみなような。下の子たちはそれを見て育つからたくましいのなんのって。
    「ちかちゃん英会話」のクラスは楽しそう。見てみたいです。

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    りょうこ

    こんにちは!
    アメリカ在住です。そしてうちも(長女はかなり最初は教えていたのですが)日本語を教えていないマイノリティ的存在です(笑)まあアメリカでこれから先もずっと暮していくんですからね。日本語教授法の大学で教わった教授もimmersion programで小さいうちから日本語英語半分半分の環境で来た大学生たちは結局日本語も中途半端だと言っていました。現在中学校から学校で外国語の授業で日本語を楽しそうに勉強しているので、それで良かったなと思ってます。

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    Tommy

    こちらの記事、衝撃でした。今まさに私が抱えている問題なので、食い入るように読んでしまいました。1歳半でアメリカに来て8カ月経った娘は、他の2歳児に比べスピーキングが遅れています。英語で話しかけられると、目を閉じてシャットアウトしてしまう事しばしば。出てくる言葉も、特定の数語と、アアア….と言う喃語?ばかり。

    日本語しか話さないパパ➕英語はできるけど完璧でない日本人ママの我が家では、主人との会話が成り立たないため、日本語メイン、私と過ごす時は日英ミックスです。この環境良くないよなあとずっと感じていました。

    娘が日本人以外の子供と遊ぶ時、モノを取り上げられてたり、仲間外れにされてるのを何度も目にしてるので、いずれは日本に帰る身ながら今のアメリカでの娘の生活を順調にさせるためもっと英語教育をした方がよいのではないかとずっと考えてました。

    無知が故、スピーチセラピーと言う発想がなかったですが、今度かかりつけの小児科医にこの問題を相談してみようかなと感じました。

    発達の速度は人それぞれ、と楽観視していた所もありますが、やはり子供が意地悪されて言い返せずに1人ぼっちになっている姿を目の当たりにすると、胸をかきむしられるほど辛いです。

    発達の問題を誰に相談したら良いかわからずモヤモヤして、今まで的外れな人に相談してた気がします。

    我が家はErinaさんのご状況とはまた違う事情がありますが、やはり親としては置かれている環境で子供が生き生き楽しく過ごしてくれるのが1番です。

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    Erina

    りょうこさん、こんにちは!コメントありがとうございます。
    お子さん、現在は中学で日本語を勉強してるんですね。
    それも自分で選んで、楽しんでるというのは、親から見て何よりですね。

    私が思うに、二言語をパーフェクトにってありえないと思うんですよね。人間誰でも、その瞬間に使える言語って一つしかないですもん。スイッチしているだけで、両方が同時進行しているわけじゃないんだし。
    そんなわけで気楽にやっていこうと思っています。笑

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    Erina

    Tommyさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    そうですか、Tommyさんファミリーは日本語ベースなんですね。

    >発達の速度は人それぞれ、と楽観視していた所もありますが、やはり子供が意地悪されて言い返せずに1人ぼっちになっている姿を目の当たりにすると、胸をかきむしられるほど辛いです。

    これ、わかります。私も同じ思いでした。
    「このまま成長して、いじめられっ子になって、登校拒否とかしたらどうしよう・・・?」とか考えてました。

    私がドクターやスピーチセラピストから教わったことは、この問題は日本人家庭に限ったことじゃなく、他のあらゆる外国人家庭でも起こっているということ。特にここサンディエゴではメキシカンがすごく多く、親はスペイン語のみという家庭もとてもたくさんあります。
    ただ、子どもの言語発達において、それがスピーチ一般の問題なのか、日英という二言語の問題なのか、見極めるのは難しいところみたいです。
    また、うちの場合、第二子である長女は全く違う言語発達をして、個人差って大きい!という驚きもありました。

    私も専門家ではないので、Tommyさんの娘さんの年齢の子どもがどういう段階にいるのかわかりませんが、子どもってちょっとのヘルプでググッと成長したり、親の視点を変えることで変化したりします。なので、ぜひドクターに相談されてみてください。
    それまではなるべくママが間に入ってあげて、「英語では『貸して』ってこう言うんだよ」とか教えてあげても良いかもしれませんね。

    大丈夫ですよ~!
    一緒に頑張りましょうね♪

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    h24m47

    ブログ村から来ました。バイリンガル・セミリンガルのお話、興味深く読ませていただきました。
    我が家も最初は日本語も交えてだったのが、結局100%英語になりました。
    ぶっちゃけ私が日本語の分からない相方と娘と言葉を使い分けるのが面倒になったというのが理由です。
    共稼ぎですし、育児を一緒にするなら、境界線はできるだけ作らない方が楽だな・・・と。
    同じように家で英語オンリーの方もいらっしゃると知り少し安心しました(笑)

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    Erina

    h24m47さん、こんにちは!

    そうなんですよね、私も働いていると家族との時間は限られていて、その短い時間のクオリティを考えたら二言語はできないなと思いました。
    うちも旦那は英語のみなので、日本語で子育てすると、結局、私しかできないことが増えるわけで。家族内でのミスコミュニケーションは避けたいところです。

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    Aya

    はじめまして。Ayaと申します。7歳と、もうすぐ5歳の二人の子供がいます。
    いつも、興味深い記事を書かれていることが多く、勉強になります。いつもは読むだけなのですが、今日はうちでも課題になっていることなので、コメントさせて頂きます。

    うちも主人はアメリカ人なので、家族全員での会話は英語です。が、私が子供達と話す際には日本語を通しています。理由は、全く別の機会に、全く別の2名の方たちから、同じようなことを聞いたからです。

    一人の方は、ドイツ生まれのドイツ人。お母様が日本人でお父様がドイツ人です。ドイツ語と英語が堪能です。日本語は挨拶程度だったのを、成人後学び、今は日常会話レベル。
    もう一人の方は、アメリカ生まれのアメリカ人。お母様がアメリカ人でお父様が日本人です。英語と日本語を話します。日本で日本人の方と結婚し、今も日本に住んでいますが、日本語は大学で学んだそうです。それまではゼロだったそうです。今は、日常生活にはそう問題ないそうですが、まだまだとおっしゃっていました。

    私の記憶に焼き付いているのが、お二人とも「思春期にアイデンティティー•クライシスに陥り、何年も自分が何者なのかを模索していた。自分のアイデンティティーである日本の言葉が分からない•喋れないというのがものすごく辛かった」とおっしゃっていたことです(それがあったから、その後日本語を勉強したんだと思いますが)。
    必ずしも「言葉が喋れない=アイデンティティー•クライシスに陥る」とは思いませんし、アイデンティティー•クライシスに苦しむ理由が言語だけとも思いませんが、もし、言葉を使えることによって自らのアイデンティティーを確立させる一助になるのであれば、日本語の勉強もさせておこうと思った次第です。
    ただ、仰るように、セミリンガルのデメリットは大きいですし、完全なバイリンガル(色々解釈の仕方はあるようですが、『完全』に二つの言葉がネイティブレベル)は本当に難しいので、うちでは英語を第一言語とした偏重バイリンガルを目指しています。

    我が家のケースでした。

    とはいえ、まだ上の子も7歳。まだ今後どうなるかは全く分からないですね。

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    Erina

    Ayaさん、こんにちは!コメントいただきありがとうございます。

    「アイデンティティ・クライシス」って大きなテーマですよね。特に現代は、人の流れが激しくなり、生まれ育った場所で一生を終えない人がとても増えました。
    そうなると、幼い頃から培われてきたその場所でのアイデンティティが揺さぶられることになります。
    これは家庭が多言語かどうかに関わらず、ティーンになれば、そして私たち大人ですら、生活の端々で経験することであり、そのつど、乗り越えていかなければなりません。
    私はAyaさんがおっしゃるとおり、言語=アイデンティティだとは思いません。
    確かに、言語が個人のアイデンティティを築く上で大きな役割を果たすことはあるかもしれませんが、それだけではないと思うからです。
    私は渡米前に英語を話す経験が全くなかったけれど、もっと大きなピクチャーで「アメリカ」というものに心を惹かれたし、英語という言語を超えて今はこの国が大好きで、自分の居場所がここにあるな、と感じます。

    私が子ども達を育てる上で気をつけているのは、彼らが自分なりに「自分の居場所」を見つけられること。
    水泳だったり、アートだったり、何でも良いのですが、「これをやっている時間は、自分らしくいられる」という何かを見つけることでした。そのヘルプは親がやってあげるべきだと思います。
    そういうものがあれば、それこそ言語を超えて、人とつながることができるというのは私も自分のテニス経験から学んだことであり、その居場所こそがアイデンティティだと言えるのです。
    「日本語」もその一つではあると思いますが、ただ、我が家の場合は、他のもの(水泳やアート)などに比べて、優先順位が低かった、ということでした。

  11. avatar

    hana

    Erinaさん、はじめまして。アメリカ在住ではありませんが、海外在住で3歳児を英語で育てています。
    周りの日本人ママはみんな日本語で子供に接しているので、自分の選択は間違ったのかどうか自問自答していた日々でした。この記事を読んで自分の選択は間違っていなかったと確信。
    私自身も仕事をしているので、子供と旦那とみんなで過ごす時間は少ないし、家族で英語でコミュニケーションできるのには満足しています。3歳児にしてはよくしゃべる方なので、ここから日本語をもうちょっと教えた方がいいのか、英語や他のことを教えようか悩む日々です。

  12. avatar

    Erina

    hanaさん、こんにちは!コメントありがとうございます。
    これは、英語じゃなくても外国語で子育てしていると共通の悩みなんですね。

    私たち大人は、意識的に日本語と外国語のスイッチをOn/Offにできるけど、子どもってそうじゃないし(良くも悪くも)、困惑させてしまうのならその切り替えが理解できるまで待っても良いと思うんですね。
    今、うちの子ども達は6歳と7歳で、「日本語」という外国語の存在を理解しているし、「これって日本語で何て言うの?」と質問されたら教えるようにしています。そうやって必要に応じて、教えるものを足していけば良いかな?というのが我が家のスタンスです。
    子育てって試行錯誤ですね!一緒に頑張りましょうね。

  13. avatar

    まめちゃん

    初めまして! 検索していてこの記事を見つけました。私は韓国に住んでいますが韓国に住みつつどうやって日本語を覚えてもらおうかということばかり考えてます。Erinaさんの書いたものを見て、なるほどと思ったり、地理的な理由など色々あるなと思いました。もしご迷惑でなければこの記事を私のブログに載せてもいいですか?

  14. avatar

    Erina

    まめちゃんさん、こんにちは!
    コメントありがとうございます。
    英語圏でなくても、子供の日本語習得は大きな課題ですよね。
    ブログでの記事紹介、もちろん大歓迎です。丁寧にありがとうございます。
    今日の記事でも書きましたが、リンク先の紹介だけよろしくお願いします。

  15. avatar

    まめちゃん

    ありがとうございます! 近いうちに書きます。リンク先、了解です! 書いたらまたご報告させてください。よろしくお願いします。

  16. avatar
  17. avatar

    まめちゃん

    こんにちは!今日ブログの記事の紹介をさせていただきました。 https://goo.gl/LszOAn をご覧ください。リンク先は引用の部分と最後に載ってます。もし「ここは修正して!」というのがあれば、おっしゃってくださいね。

  18. avatar

    Erina

    まめちゃんさん

    素敵に紹介してくださって、ありがとうございます。
    最近また、バイリンガルの子供達と一緒に勉強する機会が増えて、バイリンガル教育についての考えも進展しているところです。
    また改めて記事を書こうと思いますので、またちょくちょく遊びに来てくださいね!

  19. avatar

    まめちゃん

    ありがとうございます! また時々遊びにきます〜(^-^)/

  20. avatar

    める

    こんにちは。少し前の記事ですがコメントさせていただきますね。住んでいる場所はアメリカではありませんが、まさにわが息子も同じ状況で、2歳過ぎだったか、母語の確立を優先させようと日常言語を英語にまとめ、スピーチセラピーを続けました。日本語は寝る前に本を少し読んであげるくらいでした。英語での自己表現が少し安定してきた頃、日本の小学校入学の時となり、補習校の日本語科(母語が日本語でない子供用のクラス)へ入学させ、ゆるく長く続けられればと始めました。本人が楽しめる範囲で、と思っていたら数年後、先生に本科への編入を薦められて今本科の3年生をやっています。今9歳で、将来は作家になりたいそうで(母語で)、以前言語発達の遅れでサポートを受けていたのが、読解、スペリングなどは13歳並だそうです(テストでそれ以上のスコアを出せない)。友達と話したり書くことで自己表現をして幸せそうにしている姿をみて、やはり、Erinaさんのおっしゃるように、幼少期に母語の確立がしっかりサポートできたことが大きいのではないかと思います。現在ですが、補習校の3年生の内容を、日本で育って日本の学校に行っている子供たちと同じペースで(しかも週1日だけ)学び続けるのに不自然感が出てきて、改めて彼に会う日本語学習のカタチを探っています(そしてSearchしていてErinaさんの記事にたどり着きました)。低学年の時は日本の学校の雰囲気も含めて通わせる意義があったのですが、学校側はやはり、日本語以外の言語を排除しないと駄目みたいな風潮があり、せっかくの母国語での理解力を生かして外国語として日本語を学ぶようにした方が良いかと思い始め、そのようなレッスンをして頂ける先生を探しているところです。長くなり申し訳ありません、このような例もあるという事でどなたかの参考になればと思いコメントさせて頂きました。

  21. avatar

    Erina

    めるさん、こんにちは!
    コメントありがとうございます。

    息子さん、頑張ってるんですね!
    作家になりたいとのことだから、よっぽど言語に対するセンスもよかったのでしょうね。何より、それほどに言葉というものが面白いと思える環境にいることが素晴らしいです。
    この記事を書いてからしばらく経ちますが、現在、私はバイリンガルの子供達の勉強(国数理社)を日英両方で見ています。
    その中で、やはり言語学、特に、バイリンガル環境で育つ子供たちが、どうやって国数理社などの「科目」というものを習得するのかにすごく興味があります。そういう勉強をしたいなと思うようになってきました。
    言語が先か、科目が先か。そもそも、子供(人間)って、新しいものをどうやって習得するのか?

    子供が「学びたい!」という知的好奇心って自然と溢れてくるものだから、それを止めさせたくないですよね。
    お互いに頑張りましょうね。
    また、ぜひいらっしゃってください。

  22. avatar

    ロンドナー

    こんにちは。私は英国に在住している4歳児の母です。私も娘には日本語を教えていません。周囲の日本人ママには大変奇異な目で見られていますが、英国で住む事になりますし、母語は英語であるべきと考えていたからです。

    ただ、バイリンガル教育をしている人達に対して批判など無い事を前提に、私の思う事を書かせていただきます。

    私が恐れていたのが、母語が無いままに多言語教育をしてしまうと、将来表現力に欠けてしまう可能性があるのでは?という事でした。実際、それが分かるのが多感な思春期になる頃らしく、表現力が乏しいため言いたい事を上手く表現出来ずそこで気がつく親がいらっしゃるそうです。気が付かないでそのままいってしまった場合は、何か書いた時の表現力がかなり乏しいというか、幼稚な感じになるらしいです。

    バイリンガル教育は、いい事ばかり語られてマイナス面を語られる事があまりないように思います。外国人ママは、学校へ行けば英語尽くしだから、英語がどうせ優位になるんだからって言う人達が多数ですが、基盤の母語があっての話ではないのかなと。言葉が遅れている子供さん達のママも、バイリンガルにはつきものだからと。

    私の日本人のママ友が今までバイリンガル教育をしている日英カップルしか知らなかったので、我が家の娘を見てモノリンガルだと確かに表現力が大人顔負けだと言っていましたし、ユーモアもあってイキイキした言葉だと。その方は日本語教育に大変熱心な方なんですが、ポロッとある日言っていたのが井の中の蛙状態で、子供の日本語もいつも会って仲良くしている人達の間ではクセが分かるから通じるんだけど、初めて会った日本人にはあんまりきちんと通じてないかもって感じる事があるんですって。バイリンガル教育をしている人達にはその辺りが見えていない人達が沢山いるんですっておっしゃっていました。

    ウチの娘は、たまに日本語を聞いてきますが母語がしっかりしているので覚えるのが早いですし、頭の中で論理的に考えることができる年齢になってきたので今、こう言うと変かな?というのはなんとなく分かるみたいです。

    そんな訳で我が家も興味を持ったら学べばいいし、なければ仕方ないなーと思っています。

  23. avatar

    Erina

    ロンドナーさん、こんにちは。コメント、ありがとうございます。

    >バイリンガル教育は、いい事ばかり語られてマイナス面を語られる事があまりないように思います。

    まさにその通りだと思います。
    特に日本というモノリンガル社会では、バイリンガルがもてはやされる傾向が数十年前に始まって以来、そのまま21世紀に突入してしまいましたが、そういう異文化の流入が必ずしも良いものであるとは限らないと気づく時期だと思います。
    バイリンガル教育については、この記事で続きを書いていますので、ぜひ読んでみてください。
    ロンドナーさんがおっしゃるように、複数言語を使うことで、特に思春期に起こる、情緒の発達と言語の発達のギャップについて書いています。

    うちの子供たちと、バイリンガル環境で育っている同年代の子供達を比べていると、やはり表現力や理解力にかなり大きな差があります。まぁ自分の子供はひいきめが多少、入りますが。笑
    たとえ一言語家庭であっても、放っておけば勝手に言語力がつくわけではありませんよね。
    本を読ませたり、新しい世界を広げたり、語彙を増やしたり、そういう努力が必要なわけですから、バイリンガル家庭ではやはりその努力は2倍必要になるという覚悟も必要かと思います。

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