International Women’s Day(国際女性デー)

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こんにちは、Erinaです。

 

今日3月8日は、International Women’s Day(国際女性デー)。

 

って、聞いたことはあるでしょうか?

 

私もそんな日があることを知ったのはおそらく数年前のことです。

サンディエゴの女性起業家たちと知り合い、女性として現代社会での成功とは何か?ということを考えるようになってからのことでした。

 

私はこれまで、女性活動家とかフェミニストという言葉を聞くと、従来の男性社会をテイクオーバーする強さだとか、男尊女卑の歴史を単純に批判する人々という考えがありました。(もちろんそういう人たちがいるのも事実ですが)

 

実際、妻になり、母になり、感じたことは、私たち女性が兼ね備えるべきものはそういう歴史や社会の中での「フレキシブルさ」であり、柔軟性という真の強さの意味を知ることになったのです。

 

 

ちょっと質問です。

 

みなさんは、チカラで押されたら、どうやって対応しますか?

どんな親しさであれ、世の中には無意味に、そして理不尽に個人的攻撃をしたい人間とはいるものです。悲しいことに。

 

 

子どものとき、こんな遊びをしませんでしたか?

相手と向き合って立ち、両手を伸ばして、相手と合わせる。

押し合いっこをして、その場から動いてしまった人が負け。押し相撲なんて名前だったかな?

 

覚えてますか?

 

これってチカラ強く押せる人が勝つとは限りませんでしたよね。

 

押すと見せかけて引いてみたり、押されそうになったら体をよけてみたりすることで、「相手をその場から動かす」という目的を果たせるわけです。

 

つまり、強い=勝つというわけではない、というのがこのゲームの教訓です。

 

私は子どもの頃は体も小さく、腕力もなかったので腕相撲などやって誰かに勝ったことはありませんでした。

しかし、この押し相撲では負けたことはありませんでした。それも、相手を触る必要もないくらい。

 

そこには相手の動きを見極めるチカラとか、自分の体のコントロール、どうやってこの相手と取り組むかという戦略が必要になります。

 

それ以来、私はチカラにチカラで返すという考えがすごく苦手になりました。

自分に向けられる攻撃的なチカラには、どうやって対抗して打ち負かすか?ということよりも、それをどうやって分散できるか?と考えるようになったし、Pursuasive(説得力のある)な伝え方に声の大きさとか威勢というものはいらない、ということにも気づいたのです。

 

もちろん、現代社会の男性中心構造の中で、女性がトップにのし上がるためには、ある程度の腕力も必要になるでしょう。

それこそ、家庭をかえりみずに仕事をしたり、子どもの学校イベントに参加したことがないとか、そういう女性はごまんといるはずです。私はそういう女性を否定しているわけでは全くありません。歴史的にそういう働き方が要求されたことは事実だったからです。

子どもが風邪を引けば、明日、休んだら仕事の都合がつくだろうか?と悩んだり、いくら協力的なパートナーがいたとしても、女性特有の悩みを完全に理解してもらえることはありません。

 

特にこの結婚10年でそういう経験をした私は、自分が女性であることを受け止めると同時に、男性との違いも受け止め、半分(良い意味での)あきらめを持ちながら、「どうしたら自分たちにとってより良い生活が送れるだろうか?」と試行錯誤することの大切さを学んだし、「絶対にこうあるべきだ」という考えを排除することの大切さを学びました。

男性と女性には、絶対的な違いがあり、その事実をまずは自分自身でリスペクトできない限り、それを有効活用することはできないわけで、自分の強さも活かすことができないと気づいたのです。

 

たとえば我が家では、私がフレキシブルになればなるほど、旦那は「そういう考え方もあったんだね!」と新しい発見を喜んでくれるし、周りとの不和や誤解なども減っていきます。

どちらが正しい・間違っているという議論ではなく、お互いの誤解を解くことや、気持ちをシェアすることで納得できる部分で、そういう会話が持てることは強いなと私は思うし、これほど多様化した現代社会で、そういう能力がもっと必要になっていくのではないかと私は思うのです。

 

私が「素敵だな」と思う女性リーダーというのは、最初から最後まで自分の意見を押し通す人のことではなく、周りの立場や意見を受け止め、まずは状況を理解する。そこから、誰もが納得できる解決策をひねり出し、最後の最後に腕力でググッと押し通せる人のことです。

そういうプロセスを段階的に理解し、歩き続けられる人が、これからの真のリーダーになっていくと思うのです。

 

 

前置きが長くなりましたが、そんなわけで今日はInternational Women’s Day。

この世界にはまだまだ基本的な人権すら得られない女性や少女がごまんと存在しています。

性的奴隷・幼い花嫁・労働力など、近代的な生活をしている私たちから見たら、目を覆いたくなるような事実ばかりです。私はこの記事で、そういう事実を紹介するつもりはありません。(他のサイトでたくさんあるので、もっと知りたい方は探してください)

 

彼女たちはそういう社会に生まれ、そういう社会で育ち、それが当たり前の人生を送ります。

私たちにとって「当たり前」というものがあるように、彼女たちにとってもそれが当たり前なのです。

私は世界にある「当たり前」を単純に批判するつもりはありません。それが人々のライフサイクルとして成り立っている部分もあり、それを変えるということは、そこに必要な何かがなくなるということですから。

 

だから、少なくとも私たちができることは、そういう女性たちの存在をAcknowledge(認識)し、敬い、何か素敵なことが起こる一日を祈る。

そういう意味でこのInternational Women’s Dayがあるんじゃないかなと私は思っています。

 

Praying for all of women’s happiness, joy, and peace of mind as it is International Women’s Day today.

We all love, care, respect, and work with gratitude, integrity, and strength, because we know that’s what it takes to make others smile.

 

世界中の女性が、女性であることに感謝できる日が来ることを祈って。

 

 

 

 

 

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About Erina

こんにちは、Erinaです。 日本で一浪した後、2002年に留学生として渡米しました。ESLとコミュニティカレッジを経て、4年制大学に編入。高校時代は大嫌いだった数学が大学で大好きになり、応用数学専攻で卒業。金融アナリストインターン、IT企業でデータアナリスト、銀行で不動産アナリストを経て、現在、キャリアチェンジの真っ最中。アメリカの高校で数学教師になるために、2016年夏に脱サラ。久しぶりの勉強と主婦業に専念しています。二人の小学生のママです。趣味は読書・ヨガ・テニス・ゴルフ・DIY・庭仕事で、最近の一番の楽しみは子育てです。 アメリカに住む日本人女性を応援したくてこのブログを始めました。

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