英作文の秘訣、教えます

Leave a comment

こんにちは、Erinaです。

 

英作文、好きですか?英語ではそのまま、Writingですね。

 

実は私、日本では作文が好きではありませんでした。

作文用紙を見ただけで「うわ~・・・(面倒くさい)」って思ったし、夏休みの読書感想文も何を書いていいのかわからなかった。

大学受験の小論文はちょっと説明を聞いただけで「だめだ、こりゃ」と思ったし、現代文の成績も良いとは言えませんでした。

 

そもそも、日本で習う作文というのは(私が思うに)

 

  • 先生によって言うことが違う
  • 添削者によって、「ここは良い」「ここはダメ」というポイントが違う(=個人的な意見に基づいている)
  • こうすれば良くなる、ということを教えてくれない

 

・・・というのが私の印象でしたので、「コレが答えだ!」というものがない曖昧な科目でした。(そういうの嫌いなんですw)

 

そんな私が、これほどまでにブログで記事を書くようになったり、仕事では英語で30ページのビジネスライティングをすることになったのは、やはり様々な発見をしたからでした。

アメリカにやってきて、「ライティングにはシステマティックなルールがある」ということを知ったとき、物事はとてもシンプルになったのです。

そのシステマティックなルールというのは、それこそキンダーガーテンからESL、大学のアカデミックペーパーから銀行のビジネスライティングの全てに共通するもので、それさえつかんでしまえば、あとはその環境で使う言語やボキャブラリーを変えれば良いだけ、という秘密に気づきました。

これはESLやコミカレのライティングのクラスを通して学んだわけです。

 

すごいと思いません?

 

キンダーで学ぶライティングも、銀行で使うライティングも、同じセオリーなんですよ。

 

「答えは一つ!」というのが大好きな私はもう飛び跳ねて喜んじゃうわけです。

 

では、お教えしましょう、英作文の秘訣!

 

 

それは、

 

「ビジュアル化する」

 

ということ。

 

 

なんだそりゃ?でしょ。

 

どういうことかと言うと、

 

英作文を、「積み木」に見立ててみます。

ハイ、つみき。英語ではBlocksですね。

子どもが遊ぶやつで、木でできてたり、プラスチックでできてたり。

 

それをこんな感じでイメージします。全体を一本の作文と見立ててください。

 

Block empty

 

赤が屋根で、青が土台。

この二つがしっかりしていないと、つみきは崩れてしまいます。

 

で、それぞれに説明の言葉を入れてみると、こんな感じになります。

 

Block 1

ちょっと見えてきましたか?

 

:Introduction

黄色:Supports(ここでは3つですが、時と場合によって変わります)

:Conclusion

 

これは”Basic Essay Format”と呼ばれるそうです。

 

どんな作文でも、究極に分ければこの3つに分けられて、この区分をしっかり作ることが何よりも大事だと私は考えます。ぶっちゃけて言えば、この区分ができていれば、中身が多少イマイチでも、形として出来上がるんです。

日本でも「起承転結」というモデルがありますが、考えとしてはそれと同じことですね。

 

で、これが「枠組み」。英語ではStructureと呼ばれたりします。

“Your structure is good.”(あなたの枠組み自体は良い)

“Your writing structure is broken.”(あなたの作文の枠組みが壊れている=めちゃくちゃです)

なんて言われますね。

 

ここでは「論理性」が試されます。

 

建物でもそうですが、柱とか梁という枠組みができていて初めて、立っていられるわけですから、やはりこの部分が明確に、しっかりできているかどうかが重要なわけですね。

 

この「枠組み」というコンセプトを説明するのに、良い例があります。

確か、ESLに入るときに、ある日系の先生に教えてもらった比較です。

これは、アメリカの作文と、日本の作文の流れを示したもの。

 

Compare

 

 

アメリカのライティングは直線的で、最初にテーマが提起され、結論に向かって進む。

日本の作文は、うずまきのようにグルグルと回って、結局、何が結論なのかわからない。

 

・・・というのが、よく使われているモデルだそうです。

 

確かに、何度も同じことが繰り返されて、「で、結局、何が言いたいの?」と感じる文章って日本では多いですよね。

これを防ぐために、文章をブロック式にビジュアライズ(視覚化)するというのはとても役立つわけです。

 

 

 

枠組みができたら、次に必要なのが、それぞれの枠組みの中を埋める「肉付け」の部分。

Intro, Supports, Conclusionの部分を内容のあるものにするための作業です。

 

せっかくビジュアライズしたので、プロセスとしては一つずつ攻めます。

どういうことかと言うと、

 

「まずはイントロを書こう」

「次はサポート1の部分にしよう」

「よし、サポート1は十分だから、次はサポート2に行こう」

「サポート2を書いたけど、サポート1の長さがイマイチだからもうちょっと足そうかな」

 

・・・というように、書きながらメリハリをつけることができるんですね。

 

 

で、この肉付け作業に必要なのが「情報」です。

リサーチしたり、人と話して感じたことだったり、自分の意見だったり、経験だったりと、人によって違う言葉遣いをするはずでしょう。

 

たとえば、同じ出来事を説明するのに3文で言う人もいれば、30分かけて説明する人もいる。どうしてでしょうか?

 

「表現力」が違うからですよね。

 

30分かける人は、ディテールまで説明していたり、自分の意見や感情を込めていたり、良いボキャブラリーを選んでいたりと、とにかく情報量が多い。短いほうが良いのか、情報量が多いほうが良いのか、というのは場合によりますが、やはり英作文ではある程度の長さが必要になってきます。

 

記事や作文によっては、「読み足りないな」と思うことがありますが、その場合、やはりここが足りない。

自分で書いてても、「なんか短いな~」と思うときってありますよね。それはやっぱり情報が不足しているからであり、そのトピックについて勉強不足、という証拠です。人間誰でも、「よく知らないこと」については上手に書けないんです。逆に、よく知っていることについては、いくらでも書けるし、人に説明できますよね。

 

 

Mikaさんが、この記事で書いていた言葉で、私の好きなフレーズがあります。

 

それは

 

Good writing comes from good thinking.

 

良いライティングというのは、良い思考からやってくる。

つまり、良い作文をするには、思考力が必要だということです。

 

 

私はこの言葉をいつも心がけていて、長さが足りないときは、やはり自分のリサーチや思考が足りてない、と考えるようにしています。

パッと思いつきで書きたいことがあっても、自分の満足いく長さにならないときは、もう少しこの部分を掘り下げてみようとか、それでも何も思いつかないから、ちょっと寝かせておこうとか。

 

こういう作業を繰り返すうちに、「文章には読み手がいる」という当たり前のことに気づきました。

読み手というのは、書き手(自分)とはまったく別の脳みそを持ち、全く別の経験をしているわけで、そういう人たちにも響く文章を書くためには、「どうやったら多くの人にわかってもらえるかな?」という気持ちが必要だということ。

つまり、相手目線で自分の文章を見ることができるようになったんですね。

 

こういうことをまとめると、

 

枠組み→論理性

肉付け→表現力

 

の二つが必要になるわけです。

それぞれの強化トレーニングについては、また別の記事で書いてみたいと思います。

 

 

で、最後に全体像をチェック。

つまり、最初のテーマ提起から、最後の結論まで、直線的につながっているかをチェックするわけです。

たとえば、サポート1の前にサポート2を持ってきたほうが良いかな、とか、そもそもサポート1~3はきちんとテーマ(Intro)と結論(Conclusion)に関連してるかな、とかそういうことです。

 

ここで、ブロック式にした利点は、ブロックごとにチェックできること。

私が大学時代にやった裏ワザは、まずは出来上がった作文をプリントアウトし、このブロックを蛍光ペンや色鉛筆なんかで色分けします。

ここからここまでがIntro(赤)、ここからここまでがサポート1(黄)・・・とやって、それが明確かどうかを確かめるわけですね。

これをやると、一目瞭然です。

 

 

こういうクセがつくと、テーマが何であれ、長さがどうであれ、「まずはイントロで・・・サポートはあれとこれで・・・結論はこうだな」というのが瞬間的にでき上がるようになって、全体像がまず見えるようになります。

そして何より、英作文が怖くない!

驚くことに、こういうトレーニングがアメリカではキンダーガーテンから始まっているわけです。

 

私のこのブログとアメ10の記事を読んでもらうとわかりますが、おそらく90%の文章はこういうストラクチャーになっているはずです。(独り言の場合はダラダラ書いてますが)

 

どうでしょうか。

 

 

 

 

 

こんな記事もおすすめです
avatar

About Erina

こんにちは、Erinaです。
日本で一浪した後、2002年に留学生として渡米しました。ESLとコミュニティカレッジを経て、4年制大学に編入。高校時代は大嫌いだった数学が大学で大好きになり、応用数学専攻で卒業。金融アナリストインターン、IT企業でデータアナリスト、銀行で不動産アナリストを経て、現在、キャリアチェンジの真っ最中。アメリカの高校で数学教師になるために、2016年夏に脱サラ。久しぶりの勉強と主婦業に専念しています。二人の小学生のママです。趣味は読書・ヨガ・テニス・ゴルフ・DIY・庭仕事で、最近の一番の楽しみは子育てです。
アメリカに住む日本人女性を応援したくてこのブログを始めました。

コメントを書き込む