youtube でやり直しピアノ

こんにちは、Erinaです。

 

あけましておめでとうございます。

2017年の記事一本目です。今年もどんどん書いていきます。

 

早速ですが、みなさん、音楽は好きですか?

 

私は小学生の頃にピアノを習っていましたが、しばらく弾かない時期が続き、つい最近になって、またすごくピアノを弾きたいなぁと思うようになりました。

同じく若い頃に音楽をちょっとだけやっていた旦那が、大人になってからピアノを始めたという彼の同僚に刺激されて、「よし、うちにピアノを買おう!」となったのが2年くらい前のことです。

 

このブログのMikaさん曰く、「石を投げれば当たるだろう」というほど、日本人女性ではピアノを子供の頃に習っていた人がとてもたくさんいるはずです。

しかし、大人になっても趣味で音楽をやり続けている人がすごく少ない。それってなんでなんだろう?と先日、お話しする機会がありました。そして同時に、大人になってからのやり直しピアノについて書いてみたいと思います。

 

実は私、今思えば、子供の頃からジャズピアノに興味があったのです。

しかし、周りにジャズなんてやっている人もいなかったし、ジャズピアノとクラシックピアノの違いもわからなかったし、当然のごとく、「近所のクラシックピアノの先生」に通うことになりました。

日本でピアノ教室というと、大抵はクラシックピアノで、音符や休符や譜面の勉強をすることになります。私もそれが当たり前なんだろうと思っていたし、それができないとピアノなんて弾く権利はないんだ、と思っていました。

最初のうちは、右手の鍵盤と左手の鍵盤が一つずつで良いのですが、それがだんだん和音になっていくと、「えーと、これがドで、だからこれがファで・・・」という読み方をするようになり、そうなるともう途端に進まなくなる。だから面白くない。

 

なので、譜面の中に和音が増えた途端、私はピアノをやめました。

 

それからしばらくしても、ピアノが弾けたら良いな〜と思っていたけれど、あのレッスンに戻るのは苦痛だったし、もう音楽を真剣にやることはないのかなと思っていたのです。

 

そしてアメリカに来て、ジャズを聴くようになり、ピアノが家にやってきて、ジャズミュージシャンのMikaさんと友達になったりすると、「ジャズピアノやりたい!」という気持ちが強くなったのです。

大学時代に、ジャズヒストリーのクラスを取り、課題で毎週のように音楽部生たちのセッションを聞きに行くようになったときも、当時の先生がよく言っていた、「ジャズは目で見て楽しむもの」ということも納得できたのでした。

 

同時に、「どうして子供の時にピアノをやめてしまったのか?」ということも冷静に分析できるようになりました。

 

まず私は、譜面が読めないということに気づきました。笑

視覚で入ってくるあの様々な記号が、頭でプロセスされるうちにどこかで滞ってしまい、手を動かすところまで到達しないのです。

代わりに、子供の頃から耳で音楽を聴くと、頭で考えなくても、右手と左手の5本の指がそれぞれリズムに合わせて左右に動く。

つまり、私は視覚で学ぶVisual Learner ではなく、聴覚で学ぶ Sound Learner なのだということに気づきました。それは学校のどの授業でもそうで、板書よりも私は先生の話を聞いて知識が頭に入ってくるタイプ。

しかし、当時、私の周りにはそういう学習をする子どもに合ったピアノの先生はいなかったわけです。

 

私も超がつくジャズ初心者で、難しいことはよくわからないのですが、ジャズというのはとにかくコード(つまりは和音)で演奏するので、「ドドソソララソー」という厳密なメロディはそれほど重要視されません。いや、もちろんジャズにも色々とあるんですが、私が好きなのはそういう分野、ってことで。

あれほど譜面では読めなかった和音も、コードで考えると、鍵盤上ではとてもクリアに見える。極端な話、私は「ドレミファソ」とか「CDEFG」というアルファベットにせずに、音から直接鍵盤に変換するようになりました。だって面倒臭い。笑

 

そうやって、ずっとやりたいと思っていたジャズピアノ。

練習用に素晴らしいツールを見つけました。それは、youtube。って今更?!って感じですけど。

 

今回、私はずっと子どもの頃から好きだった曲があって、クリスマスに向けて、それを練習することにしました。きっとどこかで聞いたことがあって、ジャズに惹かれたのもこういう曲が好きだったからなのかもしれないな、と思いました。

 

 

 

 

「チャーリー・ブラウンのクリスマス」に出てくる、”Christmas Time Is Here” という曲です。

アメリカに来てから、マンガとテレビでPeanuts(スヌーピーのシリーズ)を読んだり見たりするようになりましたが、何せ音楽がとても良い。またそれについては別の記事で書きましょう。

 

このチュートリアルは私にちょうど良くて、一週間ちょっとで弾けるようになりました。

良かった理由は、

 

  • キー変更する際にどのキーなのか表示してくれる(←これ大事)
  • スピードがちょうど良い
  • 指が届かない時のアレンジも教えてくれる

 

などかな。

アレンジは慣れると自分でも「こうしちゃえ!」とできるようになり、それもジャズの醍醐味かと。

 

ちなみに、Vince Guaraldi のトリオのオリジナルはこちら。

 

 

う〜ん、もっと練習したらこういうセッションができるようになるのか・・・。まだまだだな。笑

 

こうやって自分の弾きたい曲を探して、弾けるようになる練習方法を見つけて、自分のペースで練習していると、すごく無心になれてとにかく気持ち良い!家族に止められないと、もう何時間でも弾いてられます。

何も考えずに、手を動かしたり、体を動かすことって、意識的にそういう機会を作らないといけないので、私にとっては必要な時間だなと気付いたのも最近のこと。

子どもの時に嫌いだった譜面を読むレッスンを少し離れて、純粋に「音を楽しむ」という意味で音楽をやってみるのは、また良いなぁと感じています。

 

今年はピアノの練習する時間ももう少し作って、新しい曲も弾けるようになりたいなぁ。

 

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