アメリカで初めて家を買う その1 〜タウンハウスは便利&快適!〜

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こんにちは、Naokoです。今回から数回にわたって、アメリカはサンディエゴで初めて家を買うことになった話を書きます。

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サンディエゴで初めて家を買うことになるきっかけは、2016年6月に起きた。

 

5年ほど前から、週に一度は一緒にウォーキングをする日本人の友人がいる。私がサンディエゴに移住して2年経った頃、中庭をはさんで斜め前に住んでいたのがこの女性、Mさん。

 

私たちが住んでいたのはタウンハウスのコミュニティ。隣の家と壁がつながっているタウンハウスは、少々窮屈な感じはあるものの、慣れてしまうと意外と暮らしやすい。特に我が家の場合、娘が二人とも学校に歩いて通える距離、というのが大きかった。しかもご近所さんがいい人たちばかりで、何やかんやと助けてくれる。押し付けがましくなく、何気なく手を差し伸べてくれるのが嬉しかった。

 

コミュニティには、たいていプールがついている。これは子供がいる家族の場合、とても助かる。暑い日の夕方は、子供をプールで遊ばせて私はプールサイドで雑誌を読んだ。子連れ家族が多く住んでおり、学校の行き帰りやプールでしょっちゅう会う。顔見知りが増えるのは楽しいと同時に心強かった。

 

ここでアメリカの公立学校と家の価格について説明をしておきたい。公立学校のレベルと家の価格は比例する。さらに治安の良さも比例する。私も娘二人をなるべくいい学校に入れたいと思い、渡米前にいろいろと調べた。

 

これは私の娘が通う学区のものだが、参考までにリンク(http://locator.decisioninsite.com/?StudyID=54789)を貼っておく。住所を入力すると通える学校が分かるしくみだ。

 

かなり厳密に学区が決められていて、よほどの事情がないかぎり越境入学はできない。入学する時や引っ越しをした時には「本当にここに住んでいます」という居住証明(電気ガス水道の請求書など)を提出する必要がある。その学校に通わせたいがために、子供が祖父母の家に住んでいることにするなど、策を練る親もいると聞いた。

 

友人Mさんはこのコミュニティの家を15年以上前に買って、ご主人とお嬢さん二人と住んでいた。3年前の2014年にその家を売り、歩いて5分ほどの場所に一軒家を買って引っ越した。家の売買のストレスから帯状疱疹まで出てしまったという彼女の苦労話を聞き、「家を買うというのは大変なストレスを伴うことだ」と他人事ながら思った。まさか自分が家を買うことになるとは思いもせず…

 

私たちにとってサンディエゴの賃貸2軒目だったこの家は、大家さんが台湾に住む台湾人。私たちが入居した直後、大家さんはちょうどサンディエゴを訪問中だったようで、わざわざ手土産を持って挨拶に来てくれた。家の不具合があったときに連絡するエージェントは、やはり台湾人だがアメリカ生活が長いルイーザという女性。彼女がまたいい人で、連絡するとすぐに返信をくれる(これ、すごく大事!)。サンディエゴに移住した直後に選んだ最初の賃貸物件は、大家さんとの相性が悪かった。書くと思い出して嫌な気持ちになるからここでは詳しくは書かない。家賃の値上げを告げられたとき、私も夫も迷わず「ここを出て、次の物件を探そう!」と意見が一致した。

 

この2軒目を借りてからは、大家さん、エージェントのルイーザ、ご近所すべてと良好な関係が続いていた。もちろん、家電の故障、雨漏り、ネズミ被害(これには参った!)など、問題はいろいろ発生した。でも気づいたらすぐルイーザに写真付きで連絡していたので、素早く対応してもらえた。何かが故障しても修理代を払う必要がない、というのは賃貸のいいところである。

 

5年経過した2016年5月、6月から家賃を値上げしたい、と言われた。それまでの5年間もこの地域にしては良心的な家賃だったし、上げ幅も納得のいくものだったので値上げを受け入れた。しかし契約を更新する条件として、3年間はその家賃を据え置いてほしい、と申し入れた(これが後で大きな問題になるとは知る由もなかった)。そう、2019年までの3年間はそこに住むつもりだった。いつか家を買いたい、と漠然と思ってはいたものの、現実的には考えてはいなかったのである。

 

私とMさんと同じコミュニティに住んでいた日本人女性がもう一人いる。Kさんだ。2016年の春、彼女が一軒家を購入してコミュニティから引っ越した、とMさんから聞いていた。

 

そして6月のある朝、偶然Kさんに会ったのである。ちょうどKさんの新居に近い場所で会ったため、「よければ見に来ます?」というお誘いに喜んでついていった。

 

Kさんはお子さんが二人。もう大きいので学区のしばりを心配する必要はない。家の値段が高いこの地域を選ぶ必要はなかったのだ。それでもこの地域の物件に決めた理由は、もちろんその家が気に入ったこと、そして「生活環境を変えなくてすむから」ということだった。いつも行くお店のポイントカードを変える必要もなく、お気に入りのフィットネスクラブには続けて通える。確かにそうかもしれないな、と妙に納得した。

 

さらに、日本人女性のリアルター(不動産業者)とローンオフィサー(家のローンを組んでくれる人)がいかに素晴らしかったかを話してくれた。まだ本気で家を買うつもりはなかった私だが、その二人を紹介してほしいと頼み、連絡先をもらったのである。それが2016年6月。

 

6月といえば、アメリカでは学校が終わって長い夏休みに突入する時期。賃貸契約も更新したばかりだし、すぐにはリアルターのNさんとローンオフィサーのHさんに連絡を取らなかった。

 

夏休みには家族で日本に5週間滞在した。8月末に学校が始まると、あっという間にハロウィーンである。しかしメールの記録を見ると、ちゃんとハロウィーン前の10月9日にリアルターのNさん、ローンオフィサーのHさんにメールを入れている(えらいぞ、私!)。

 

お二人と最初の顔合わせができたのは12月8日であった。そして厳しい現実に直面するのである。

 

(その2につづく)

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About Naoko

日本で映画配給会社に勤めた後、約10年フリーの字幕翻訳家として働きました。2009年に家族でサンディエゴに移住。英語と映画・ドラマをこよなく愛する専業主婦です。2014-2015年の2年間でTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)の資格を取得。映画やテレビドラマを使って楽しく英語を教えてみたいと思っています。映画・ドラマ鑑賞以外の趣味は読書、ピラティス、旅行。愛読雑誌はEntertainment Weekly。

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