夫婦でランチデートのススメ
こんにちは、Erinaです。
結婚されているみなさんは、旦那さんや奥さんとデートしてますか?
「子どもが生まれてからはなかなか・・・」
「ベビーシッターを見つけるのが難しくて・・・」
「そんな時間がない!」
なんて声が上がるかもしれませんが、今日は、夫婦でするランチデートについて書いてみたいと思います。
私たち夫婦が、ランチデートをするようになったのは、結婚して5年以上が経った頃でした。二人目が生まれてあわただしい生活の中で、夫婦だけの時間なんてものは優先順位のずーっと下の方にランクアウトしてしまっていた時のこと。
とある(しょうもない)ことがきっかけで、珍しく夫婦喧嘩に至り、仲直りのきっかけが見つけられないまま、夫婦カウンセリングに行くことにしました。
そこで、「夫婦二人の時間を取りなさい」と言われ、「ディナーが難しいならランチデートにしよう」ということになったのです。
なぜディナーが難しいかと言うと、やはりアメリカでは小さい子どもを置いて出かけることはできないので、周りに頼れる親が住んでいない私たち夫婦は、ベビーシッターが必要になるわけです。
ディナーに100ドルちょっと。
ベビーシッターに80ドル。
毎月のように行けるペースではありません。
また、子どもたちを知らない誰かに預けて出かけるということに対して、ものすごくハードルが高かった私たち夫婦は、「そこまでするくらいなら、デートしなくて良い」という状態でした。
しかし、ランチはそうではありません。
なぜなら、子どもたちはすでに学校やプリスクールに行っている時間なので、ベビーシッターも必要ないし、先生とは別の大人に預ける必要もない。
平日のランチなんて、言わずもがなレストランはどこでも空いているし、何より、平日の昼間からお酒が飲めるという特別感・・・笑
なんて一石二鳥なんだ!
加えて、ディナーデートのように、良い雰囲気で帰ってきた後にベビーシッターとのやり取りをする必要もないし、子どもたちがまだ起きてたら、「さぁ、寝る時間だよー」とまたママパパモードに逆戻りしてしまうこともない。
ランチの後は、二人でビーチで散歩したり、買い物に行ったり、家で静かにおしゃべりできる。二人だけで車に乗ることすら、こういう機会がないと起こりえませんから、それすら貴重。
うちの子どもたちはアフタースクールに行っているので、こっちの都合の良い時間にピックアップしに行けるわけです。
・・・とランチデートの素晴らしい面を挙げてみましたが、これからは少し努力(というか考え方のシフト)が必要な部分。
でも、ランチデートってことは平日の昼間でしょ?
仕事をしてたら無理じゃない?
はい、普通に仕事は休みます。
というか、都合をつけます。
うちの旦那は大学勤務なので、月金9時5時の仕事ではありません。学期間休みや春休みなどがありますが、「この時期は忙しい」という時期的な波があります。
私が銀行で働いていた時は、一年を通して波がなかったので、旦那の休みに合わせて、「来週は春休みだから木曜日はデートね!」と休みを取っていました。
現在も、お互いの休みが合う日、かつ子どもたちは学校がある日などを見つけては、ランチデートしようということにしていて、年にだいたい3~4回はランチデートができます。
こうやってランチデートをしてみてわかったことは、やはり良い夫婦関係は意識的に作るものだということ。
「忙しいから」
「仕事を休んでまでデートはしなくて良い」
「ベビーシッターを雇ってまでやらなくて良い」
というのでは、「夫婦関係」というものがいつの間にかランクアウトしてしまっても仕方がありません。これはお互いの中で、お互いの存在が小さくなってしまう現象です。
ここが自分の中で、考えのシフトが起こった部分でした。
今までは、「時間ができたらデートしよう」と思っていたけれど、時間なんて、待っていたって自然と生まれるわけはないのです。
だから、作るしかない。なんでもそうですよね。
ランチデートのために仕事を休むというのは、私にとってはこの夫婦関係はそれくらい大事という証拠であり、旦那もなんだかんだで時間を工面してくれているのだから、お互い様なんだな、と感じています。それくらいお互いを大事に思える、という証拠。そして何よりのモチベーションは、この人とデートしたいから。
“Action speaks louder than words”
という英語のイディオムがあります。
「行動は言葉よりも大きく話す」→「うだうだ言うより、行動で示せ」ってことですね。笑
こうやってランチデートするようになって、この言葉の意味と、夫婦関係をメインテインする努力の意味がわかるようになった結婚14年目です。
どうでしょうか。
みなさんはどんなふうに夫婦でデートしてますか?