アメリカで異国の料理を食べる!中東編
こんにちは、Erinaです。
渡米前の心配ごとの一つ・・・・「アメリカに行ったら毎日ハンバーガーばかりなの?」
まぁ行き先はカリフォルニアだったので、日系スーパーで日本食は手に入る、とは聞いていましたが、じゃあ自分で作る日本食とアメリカンフードだけなのだろうか?
もちろんそんなことはなく、ここアメリカは世界からやってくる移民の国ですから、世界中の食べ物を楽しめます。
異文化の食べ物を食べるのが大好きな私にとっては、まさに天国。
まずは食べてみる!がポリシーなので、とにかく何でも試します。(胃だけは丈夫なほう)
しかし、その国の知人がいなければ、ちょっとレストランには行きにくいな・・・・何をオーダーしたら良いのかわからないな・・・ということ、ありませんか?
そんなわけで、アメリカで異国の料理を食べる!というテーマで書いてみます。
まず今回は、私の大好きな中東料理から。中東は英語でMiddle Eastですね。地中海に面しているところは、”Medditeranean”(メディテラニアン)とも呼ばれます。私はおそらく前世は中東の人だったんじゃないか、というくらい中東に惹かれます。
ご存知のように、中東エリアにはたくさんの文化や民族が存在し、「ここではこれは食べません」とか、「調理の仕方が違う」ということもあります。
アジア料理の中に中国料理、韓国料理、日本料理・・・などなどが存在しているのと同様に、大きなくくりであることを理解ください。
中東料理、と聞いて、みなさんは何を連想しますか?
ピタ!ラム!ギロ!オリーブ!!(笑)
サワークリームとヨーグルト。
ハマスと呼ばれるヒヨコマメのディップ。
レモンたっぷりの酸っぱめサラダ。
グリークサラダと呼ばれるサラダはポピュラーで、オリーブ+ゴートチーズ(ヤギのミルクのチーズ)+ビーツ+グリークドレッシング。
(From cookingclassy.com)
あ~おいしい!!
炭水化物はピタと呼ばれる、インドのナンのようなパンがポピュラー。
お米は細くて、ターメリック(ウコン)などでフレーバーをつけられたものもあり。この場合は黄色いご飯になります。
Quinoa(日本語表記ではキヌア・キノアなど)と呼ばれる小さいツブツブの穀物も、最近は市民権を得て人気です。私はこれを日本風にして炊き込みご飯の味付けで炊飯器で炊きます。めちゃウマです。
(From kitchenfrau.com)
お肉はビーフ、チキン、ラム。
たま~にものすごくラムが食べたくなるときがあるのですが、そのときは中東料理です。
お肉はグリルなので、脂っこくなく、スパイスがたっぷり。暑い日にも食欲をそそります。
ピタでラムと野菜をたっぷり巻いたものが、Gyro(日本語でギロとかギロス)がポピュラーですね。サワークリームと一緒に食べます。
(From landolakes.com)
お肉以外のたんぱく質料理が豊富で、ヘルシーです。
Hummus(日本語表記ではハマス・ハムス・フムスなど)と呼ばれるディップは、ヒヨコマメをゆでて練りつぶし、スパイスで味付けしたもの。これをピタやピタチップスにのせて食べます。うちの娘はこれが大好きで、一人でパックをたいらげます。
(From cookieandkate.com)
調理にはヨーグルトやサワークリーム、ギーと呼ばれる油などが使われ、なかなか日本では味わえない口当たりになります。
スパイスは何十・何百という種類があり、料理によってさまざまなものが使われますね。
ヤギのミルクを使ったヨーグルトやチーズ(goat cheese)もよく使われます。
そして新鮮な野菜。
レタス・トマト・ビーツ・オリーブ(は生野菜じゃないか)がたっぷり使われているので、「野菜が足りない・・・」という罪悪感も生まれません。
そして、「ここでか!」と思った食材。それは・・・・・茄子。
なかなかアメリカの食卓に登場しない、しかし日本で結構当たり前に食べてたのでちょっと寂しい食材の一つ、それは茄子。
中東料理では割と普通に登場してくれます。
メニューに”Eggplant”の文字を見たときは
I MISSED YOU!!
とレストランで興奮したものです。
日本の茄子に比べると5倍くらい大きいですが、太平洋と大西洋を超えて、遠い遠い親戚に初めて会いました、っていうくらいなんだか嬉しい懐かしい感覚でした。
一般に、中東料理の味付けは、日本人にしてみたら割と受け付けやすいんじゃないかと思います。
なんでかわからないけど、こういう味は好き。っていう人は多いのではないでしょうか。
ミルキーなもの(ヨーグルトやサワークリーム)に抵抗がある人は、サラダ&お肉系から挑戦してみることをオススメします。
夏の暑い日に、食欲がなかなか生まれない日は、我が家はビール&グリークサラダ&ピタが定番です。(オリーブとビールの組み合わせは最強)
デザートは、baklava(バックラバ)と呼ばれるペイストリー。
超薄いパイ生地に、ピスタチオやくるみなどのナッツが砕かれたものを甘く味付けしたものをくるんだり、層にしています。その形姿は様々で、それぞれに名前があるようです。
これはやっぱりコーヒーよりお茶に合います。さすがお茶のみの国々。
(From foodnetwork.com)
ぜひお試しを!