英語を話したい!

 

私もずっとそう思っていましたし、今でも英語を話すことは本当に楽しいと思います。

アメリカ留学を決めたのも、「英語」という外国語を話すこと自体に魅力を感じたからでした。

英語だけでなく、あらゆる外国語を話す、ということは、人生の中で会える人間の数を増やすということだ、とアメリカに来て感じました。

 

渡米日が決まってから、少しずつ英語の勉強にも本腰を入れ、それまでは大嫌いだった英単語の暗記や構文などを勉強しましたが、やっぱり言語というのは使ってなんぼ。

外国語を本で勉強するということ自体、とても大変なことなのです。

これまでいたって標準的な日本人家庭で育った私は、特に日本で英語を使う機会もなく、中学、高校での英語の授業と大学受験用の英語をやってきたのみ。

 

そんなわけで、渡米して最初の週末に、私の英語力は早速試されることになりました。
場所は、アーバイン市にあるショッピングモールのタコベル(Taco Bellというメキシコ料理のファストフード)。

メキシコ料理のメニュー自体も不慣れなのに、自信満々にオーダーした結果、出てきたのは3人分はあるだろう、食料。

「う〜ん、こんなに頼んだかなぁ・・・・・?」

「それ、全部食べるの?」と一緒にいた留学生に聞かれるも・・・完食しました。

しかも、後々考えてみると、レジのおばちゃんももちろんメキシコ人。
私のオーダーか、彼女のリスニング力か・・・まぁあの時ならおばちゃんのほうが勝ってただろうな。

 

それから語学学校に通い、クラスの中や、知っている人となら、少しずつ英語で会話をすることにも慣れてきました。

しかし、携帯電話を買ったり、DMVに行ったり、と見知らぬ人とも会話をしなければならない機会が増えてきます。

しかも彼らは、こっちが英会話歴が数ヶ月なんて全く知りません。

 

まずは、電話が怖い。

知らない人からの電話に出るのはとても勇気が必要です。
向こうは向こうの用件をザァァァっと伝えるのが(おそらく)仕事ですので、話すスピードはかなりの確率で速いはず。

とにかくキーとなる言葉だけをキャッチして、あとは生身の人間がいる場所で用事を足すようにしたりしました。

 

ファストフードのドライブスルーも怖いので、わざわざ店に入ってオーダーしたり。

これもオーダーした(はずの)ものと違うものが出てくることがあります。単なる手違いなのか?それとも聞き取ってもらえなかったのか?は謎。

 

 

こんなことを経験しながら、「顔を見て話すことは大事」、と外国語を通して本来のコミュニケーションとは何か、を勉強していくのです。

今となっては、例のタコベル事件も笑い話。

「そんなことがあったなんて、信じられない!」と周りのアメリカ人には笑われますが、あの日の自分があったからこそ、ここまでくることができたわけです。

 

英語力は一日や二日ではつきません。だけど、練習した分は必ずつきます。

次回は私の英語の勉強方法を書いてみようと思います。

 

 

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