アメリカの2年生の読書ファイル (1)

こんにちは、Erinaです。

 

この記事でも書いたように、アメリカでは子ども達の「読書」がとても盛んです。

日本のように国語の教科書の文章を読む代わりに、図書館に行ったり、学校を通して安く本を買ったりして、自分で選んだ本を読みます。

 

私ももともと読書が大好きだったのですが、こうやって学校で奨励されるたびに新しい本は買えないので、この記事でも書いたように、近所の図書館によく行くようになりました。貸し出し期間は3週間で、冊数制限もないので、まとめてどさっと借りて、その期間に子ども達が好きな本を読んでいます。

 

そこで、うちの子ども達がどんな本を読んでいるのか、年齢別・学年別に書いてみようと思います。

今日は2年生 (2nd Grader)の息子が先日、借りてきた本を紹介してみます。

 

最初に書いておきますが、これはあくまで息子の個人的な好みであり、「2年生はこういうのを読まなくちゃいけない」というものではありません。

子ども達は(おそらく私たち大人が想像している以上に)、自分の読書レベルや必要とされるものについて肌で理解しているし、何よりも「これを読みたい」と自分で思えることが大事だと思うのです。

私も、子どもの頃から読書が好きでしたが、学校の指定図書とか課題で読まされる本は嫌いになったし、それよりも、自分で本を選ぶ楽しさとか、興味(世界)を広げる楽しさを読書を通して教えてあげることも大切だなと私は思っています。

なので、あくまでこれは「目安」であり、子どものためというよりは、むしろ私たち日本人ママの世界を広げるもの、くらいに捉えてくれると良いかもしれません。

 

まず、昨年のクリスマスに、彼の好きな Magic Treehouse(マジック・ツリーハウス)シリーズを箱で買いました。

最初に出版された#1~28の28冊詰めはアマゾンで80ドルくらい。ターゲットとかでバラで買うと、一冊4ドル~5ドルくらいになるので、「うちの子どもは絶対に読む!」または弟妹や就学年齢の親戚もいる場合は箱がオススメです。

 

画像をクリックするとAmazonのページに行きます

 

私は個人的に自分でも読んでみたかったので、即買い。Magic Treehouseについては奥が深いので(笑)、また別の記事で書いてみようと思います。

この28冊をコツコツと読み続けた息子は、先日、やっと箱づめを読破しました。

 

「来週から何を読む?」と聞くと、

「マジック・ツリーハウスシリーズには続きがあるので、図書館でもっと借りたい」と息子。

加えて、それぞれのトピックに沿った、”Fact Track”と呼ばれるもっとノンフィクション的なリサーチガイドも出ているとか。

 

そんなことを踏まえて、先週末に彼が図書館で借りてきた本はこちら。

 

MTH Survival Guide
マジックツリーハウスのサバイバルガイド(笑)

 

MTH Leprechaun
St. Patrick’s Dayに出てくるレプリコーンのお話

 

 

レプリコーンエピソードにまつわるノンフィクションの本
レプリコーンエピソードにまつわるノンフィクションの本

 

 

Houdiniというパフォーマーのエピソード
Houdiniというパフォーマーのエピソード

 

 

南極のペンギンのエピソード
南極のペンギンのエピソード

 

 

 

というとってもMTHマニアな感じ満載に加えて、

 

エネルギーについての本
エネルギーについての本

 

 

法科学(法医学)について
法科学(法医学)について

 

この”Eyewitness Books”シリーズは、そのトピックについての写真がたくさん載っていて、ボキャブラリーを増やしたいとか、知識を増やしたいという場合にとってもオススメです。私も興味のある分野のトピックを見つけては、パラパラと見るのが好きです。

 

他には

 

橋についての本
橋についての本

 

橋についての本 その2
橋についての本 その2

 

 

トンネルについての本
トンネルについての本

 

これらは写真で説明している薄い本ですね。

まぁ、こんなに情報満載の本をどれだけじっくりと読んで理解しているかは謎ですが、興味のある本はパラパラとめくるだけでも楽しいし、テレビに釘付けになるよりは良いかなぁ・・・と思っている次第です。

 

 

私はよく、人のおうちにお邪魔すると、本棚を見ます。(迷惑な・・・笑)

その人が読んでいる本で、どんな人なのか分析したり、「あぁ、こういうのを読むんだ~」なんて意外な発見をするのが好きなのですが(マニアックでごめんなさい)、こうやって自分の子どもの興味を新発見するのもなかなか楽しいです。親の知らない一面もチラリと見えたりしますね。

こう見ると、うちの息子はエンジニアリングや科学に興味があるのがわかるし、なるほどね~と思うわけです。

 

娘の本選びはこうは行かないんだな。それはまた次回

 

 

 

 

 

 

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