ベッドタイムルーティーンの効果

こんにちは、Erinaです。

 

みなさんのおうちでは、「ベッドタイムルーティーン」、つまり子どもの就寝時間のルールはありますか?

 

我が家は、8時が子どものベッドタイムというルールになっています。

週末は映画を見ていたりして8時半~9時になることもありますが、原則は8時になったら、「さぁ、歯磨きして寝よう!」となります。

歯磨きをした後は、子ども達と旦那がベッドタイムストーリーを読み、電気を消し、8時半~9時の間には静かになります。

このルーティーンは息子がスリープトレーニングで一人で寝るようになった生後6ヶ月の頃からできあがっており、娘が生まれた後も続行されました。

 

アメリカでも賛否両論のある、なおかつ日本人にはかなり抵抗のあるスリープトレーニングですが、今では子ども達が一人で寝るということがいかに親にとって大きいかを実感しています。

夜にお客さんが来ていて、「おやすみ~」と言うと自分で寝に行くうちの子ども達を見て驚く人も多いし、周りの家庭でもママまたはパパと一緒じゃないと寝ないという家庭も多く、スリープトレーニングをしている家庭は少数派なのでしょうか。

 

6ヶ月の息子を、「クリブで一人で寝かせよう」と決めたとき、やはりその意見が強かったのは旦那でした。「夫婦のベッドルームを夫婦のものにする」というタイミングも彼の中であったようで、今がその時!と見極めた結果です。

初日は号泣していた息子も、次の日はちょっとぐずっただけで寝落ち。その次の日からは文句も言わずに一人で寝るようになり、今に至ります。夜中に目を覚まして、「マミー・・・」と私たちのベッドにやってくることもありません。

 

娘は息子に比べて、睡眠が浅いほうで、ベビーの頃から細切れの昼寝をしたり、夜の寝つきも悪い子どもです。まとまって2~3時間昼寝をしてくれた息子に比べて、15分ソファで横になったらおしまい、車の中で3分寝たら十分、なんてときは、ガックリしたものでした。

それでも現在は、息子が「もう眠い(から僕の部屋から出てって)」と言って8時半に電気を消すと、自分も暗い部屋でごそごそとしながら寝る娘。彼女のときはスリープトレーニングはした覚えはありません。

 

 

子供の成長に欠かせない「睡眠」をきちんと確保するだけでなく、結果としてこのルーティーンは親が自分の時間を持つために必要なことであり、その役割の重要性は特に現在になって感じています。

今日はそれについて書いてみたいと思います。

 

私は常日頃から、人生には「メリハリ」が大事だと思っています。

つまり、それは変化であり、変調であり、「常に同じじゃない」ということです。

まぁこれは個人の好みにもよるでしょうけど、私は飽きっぽい性格なので、いつも同じという概念には嫌気がさすし、成長や変化を求めないという環境はやはり物足りなく感じるもの。

 

そんなわけで、「子どもが起きている時間」と「大人だけの時間」というメリハリも私の生活の中ではなくてはならないものであり、特に子ども達がこの年齢になったとき、そのボーダーラインがはっきりとできているということは、大きい成果になりました。

 

8時半くらい~11時に寝るまで、約2時間の自由時間を確保した私たち夫婦。

 

旦那はテレビに直行で、一日のニュースを見て、HGTVを見てチルアウトします。

 

私は、その間に近所のジムに行って走ったり、日本語が恋しいときはネットで日本のドラマを見たり、最近始めたキルト作りに没頭したり、甘いものを食べたり、勉強したりと、そういう子どもが起きていたらできない自分のための時間を過ごせるわけです。

 

子どもが起きているとできないことってたくさんあります。

 

家事だったり、ゆっくりとシャワーを浴びることだったり、テレビを見てチルアウトすることだったり、友人と電話することだったり、「子どもとの時間」の外で母親にとって必要なことってたくさんあります。

 

私のやる家事なんてたかが知れていますが、それでも今日のうちにやっておきたいこともあるし、「マミー!」とシャワー中に子どもがバスルームに入ってくるか来ないかだけでも、そのリラックス度が違います。

 

寝る前には夫婦の会話が持てて、それこそ業務連絡から最近の悩みまで、未だに旦那は私の最高の理解者だと思えるのです。

きちんとした統計はとっていませんが(笑)、私の周りにいる結婚10年+の夫婦で、まだまだラブラブなカップルというのは、やはり子どもと大人の時間というボーダーラインを確立している夫婦が多い!

 

スリープトレーニングを決めた当時は、その結果がこんなにも素晴らしいものになるとは想像もしていませんでした。

「子どもが一人で寝る」という我が家にとっては当たり前のルールが、「子どもが寝たら、コレをしよう、あれをしよう」と思える私の精神的自由となり、夫婦の時間を持てる余裕になり、それが心の平穏を維持するサプリメントになっています。

 

どうでしょうか、ちょっと子どもとの延々と続く時間に息が詰まりそうだな、と感じている方。

「明日から、○○ちゃんは8時に寝ます!」宣言をして、ベッドタイムルーティーンを決行してみては。

 

 

 

 

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