ママも勉強!30冊読書チャレンジ

こんにちは、Erinaです。

 

アメリカの長いながい夏休みも、あっという間に半分が過ぎてしまい、あっという間に新学年が始まりそうな気配です。

今年も我が家は長期旅行などは計画しておらず、新学期から始まる私の学校の準備やら、子供達の毎年恒例のキャンプやら、週末の小旅行などでバタバタしながら終わりそうです。

 

しかし、このアメリカの丸2ヶ月間の夏休みも今年で4回目になり、全く宿題もないことに焦っていた頃に比べ、だいたいこういうことをやったらまぁ無駄じゃないかな、という感覚がつかめてきました。

子供達には、相変わらず読書と公文式の算数ドリルをやらせて、追加でいくつかプロジェクトをさせることにしました。

 

そこでどうせなので、私自身も何かやろうと思いたち、決めたのが「読書チャレンジ」です。

 

アメリカの歴史に関する本を、夏休み中に30冊読もうというのが目標です。

 

この記事でエレノア・ローズヴェルトについて書きましたが、私のような外国人母にオススメしたいのが子供向けバイオグラフィー。

 

どうしてアメリカの歴史を勉強しようと思ったかについてはまた別の記事で書こうと思いますが、やはりアメリカで生活して10年が過ぎ、アメリカ人と自分の間にある「見えない壁」を壊すには、やはりこの国の歴史をきちんと勉強しなくては、と思ったのがきっかけでした。

 

それ以来、近所の図書館でたまに子供向けの歴史本やバイオグラフィーなどを借りてきて読んでいたのですが、今回、夏休みということで、子供達と一緒にじっくりがっつり読書をしようと思い、「30冊」という目標を設定してみたところです。

 

夏休みも半ばを過ぎ、目標の3分の1にも達していないので、ちょっとピッチを上げなくては・・・というところですが、現在までに読んだタイトルを簡単に紹介します。

それぞれの人物やイベントについては、また別記事で書きたいなぁと思っていますが、とりあえずリストアップしてみます。

 

 

第35代大統領 ジョン・F・ケネディ

アメリカ史と言えば、まずはこの人。名前は聞いたこともあるし、ダラスでの暗殺も知ってるし、だけど実際に何をやった人なの?どんな人だったの?ということで読んでみました。

 

 

彼のことを読んでいたら、当時のことを知りたくなったのでこの本。↓

 

 

The Cuban Missile Crisis

1962年に起こった「キューバ危機」ですね。当時、JFKが大統領だったこの出来事は、映画の “Thirteen Days” という作品にもなりました。

 

 

 

で、ちょっと時代はさかのぼり・・・

 

The Louisiana Purchase (ルイジアナ買収)

ルイジアナがどうやってアメリカ領になったのかという成り行き。こんなところでナポレオンが出てくるとは思わなかった・・・。面白い。

史実を、「あなたなら、どうしますか?」という捉え方もアメリカ的で面白かった。

 

 

 

第1代大統領 ジョージ・ワシントン

このナショジオキッズシリーズは、とても読みやすくて、写真もたくさんあるので、英語に自信がない人もオススメです。難しい単語なども説明してくれているので、子供と読むのも良いですね。

ところで、ジョージ・ワシントンのミドルネーム、知ってますか?

 

 

 

Japanese in America

しばらく前にも読んだのですが、もう一度きちんと読もうと思って借りてきました。日系アメリカ人、アメリカで暮らす日本人の歴史についての本です。

アメリカで暮らす日本人として、知らなくてはならないことってたくさんあって、この本を読んでそれに気付かされました。今回は、うちの旦那にも読んでもらっています。

 

 

1900年代に日本人移民が大量にサンフランシスコにやってきたことがありました。それに反対して、ある出来事が起こったのですが、そこで日系人を守ってくれたのがこの人。↓

 

 

第26代大統領 セオドア・ローズヴェルト (Theodore Roosevelt)

ハンティングが好きで、小熊を助けたことで「テディベア」という名前がつけられたというエピソードが有名なあのローズヴェルト大統領。エレノア・ローズヴェルトの叔父にあたります。

アメリカの「国立公園」というものを作った人もこの人です。

今回この本を読んで、彼は私のいちばん好きなアメリカ大統領になりました。また詳しくは別記事で書いてみます。

 

 

ローズヴェルト大統領のことを読んでいるうちに、次はこの名前が出てきたので、読んでみました。↓

 

 

第28代大統領 ウッドロウ・ウィルソン (Woodrow Wilson)

名前すら知らない、という方も多いのではないでしょうか。私も顔を知りませんでした。

それほど有名な大統領ではないのですが、第一次世界大戦中の大統領だった彼は、政治畑出身ではなく、教育界の出身で、プリンストン大学の学長でした。

時と場合によっては、こういう人材も必要なんだなぁ!とかなりEye-opener な読書でした。

 

 

で、第一次世界大戦のことを読んだら、こんな人のことも読みたくなりました。↓

 

 

アルバート・アインシュタイン

やっぱり、自分の好きなことや、目の前にあることを一生懸命やるのって大事だなぁと、しみじみ・・・。笑

彼はずっと研究者だったわけではなく、大学卒業後はパテント(特許)のオフィスで事務の仕事をしてたそうです。人間、どこでどんな発見があるかわからないし、無駄な経験なんてないんだなぁと思いました。

 

 

 

 

これらの8冊の本を読んで感じたことは、一冊に出てきた別の人の名前や、別の出来事をもっと読んでみよう!と関連付けながら読み進めるのは大事だということ。

実は歴史の勉強は大嫌いだった私ですが、こうやって読んでいくと、出来事や人物、時代の流れがきちんとつながっていくし、それぞれの立場や背景を知ることで、納得することや同情することもたくさん生まれます。

だから、歴史って面白い!と今は言えますね。

 

 

さぁ、どんどん読むぞー!!

 

 

 

“ママも勉強!30冊読書チャレンジ” への4件の返信

  1. Erinaさん、読書リストとても参考になりました!私もアメリカに住んで長くなりますが、やはり大学で学んだUSヒストリーでは奥深く学ぶ事が出来なく、学校以外でも歴史の本を読む事が大事だと思っていました。特に歴代の大統領達のバイオグラフィーはぜひ読みたいと思います。リストの続き期待しております♪

  2. Maiさん、こんにちは!

    30冊チャレンジ、ラストスパートをかけてますが、全然達成しそうにありません・・・笑
    子供達の夏休みは終わっちゃったのに。

    大統領のバイオグラフィーはオススメです!面白いです。
    大統領たちについての記事も書いてみますので、ぜひまたいらっしゃってください。

  3. Erinaさん、こんにちは!いつもブログを楽しく拝見しています。私はアメリカに来て日が浅いのですが、今回の投稿を読んで、私も図書館にも行ってみたいと思いました。30冊も本を読むチャレンジは思いつくのもすごいですが、行動に移すのもすごいですね。私の英語はまだまだ日本の小学生レベルですが、大統領の本の話はとても興味をひかれたので勉強も兼ねて読んでみたいです。子供達にも読んだら話して聞かせたいと思います。

  4. yakkoさん、こんにちは!
    アメリカに来られたばかりなんですね。Welcome aboard!

    ぜひ、図書館に行ってみてください。
    大人でも、とても良い勉強になります。
    歴史や大統領のものでも、絵本もたくさんあるし、入りやすいですよ!
    面白いものがあったら、ぜひ教えてくださいね。
    頑張ってください!

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