日本人女性がアメリカ生活で必要なもの
こんにちは、Erinaです。
男女均等の対話がだいぶ活発になってきた日本ですが、やはりそれでも海外に行きたい!と考える女性もまだまだ多いはず。
私自身、将来を考えた時に日本に自分の未来は見出せず、海外、それもアメリカで生活することの方がずっと具体的でした。
今日は、日本人女性が、様々な理由で渡米し、アメリカで生活する上で、必要なものについて考えてみたいと思います。
留学・海外赴任・帯同・国際結婚・・などの理由でアメリカで生活することになった時、まず最初に何が頭に浮かぶでしょうか?
英語力?
お金?
コミュニケーションスキル?
まぁそういうものはおいおい必要になるけれど、「よし、行こう!」と決めてアメリカ生活を良いものにする時に必要なもの、それは「度胸」です。
様々な形でアメリカ生活を満喫している日本人女性はたくさんいますが、彼女たちに共通しているものは、「並々ならない度胸」だと思います。彼女たちの英語力や経済力、ましてアメリカ企業での地位なんてまちまちだし(働いてない人もいるし)、そんな数字で表せるものに何の共通点もありません。
しかし、「この人、日本にいたら浮くだろうなぁ(笑)」と感じるのは、やはり彼女たちが持っている度胸です。
その度胸があったからこそ、彼女たちは今日、アメリカの土を踏んでいて、英語の勉強をしたからこそ生活するだけのコミュニケーションがとれて、何かしらの収入(夫婦としての収入含む)があるからこそ今の彼女たちがある。
形はそれぞれに違えど、彼女たちに共通しているものは、他人に振り回されない自分という軸と、それをマイペースに続ける度胸があるわけで、やはり母国を離れて外国で生活するにはそういう強さが必要になるわけです。
なので、「私、アメリカ生活に向いているかしら?」と疑問に感じた場合、自分自身に聞いてみましょう。
「度胸はあるか?」
と。
それは、自分を信じて飛び込めるかどうかという質問であり、やはり私が育ってきた日本の教育システムでは、女性が教わることなく育ってきたものだなと思います。
だから、私の周りにいる度胸のある日本人女性たちは、学校の外の世界で様々な経験をし、たぶんたくさん叱られたり咎められたりしながらも(笑)、自分を信じることをやめず、日本を飛び出したわけです。
そしてそこには、夢と希望と、同時に絶望を含んだとてもエキサイティングな世界が待っていて、「生きている実感」を毎日感じながら生活するという選択肢があるわけです。
私がアメリカ留学を決めた2001年、インターネットは今ほど普及していなくて、アメリカ生活ブログなんてほとんどありませんでした。アメリカ生活を知るには、まだまだ紙の本しかなくて、ライブで繋がることなんて想像もできなかった。
だけど、今は違う。
インターネットのおかげで、海外はとても近い場所になり、ライブな情報を集めることができるようになりました。学校の様子や街中の様子を動画で見たりすることで、バーチャルにアメリカ生活を経験することもできる。
それはそれで満足できるかもしれないけど、やっぱり実際にそこにある「空気」を吸った瞬間に、私は人間として違うものになれる気がするし、それがきっかけで新しいものに挑戦しようという気持ちが生まれるのも事実。
だから、その片道チケットを買う度胸が必要なんです。
行く先々で何が待っているかわからない世界では、あらゆる出来事への知識ではなく、あらゆる出来事に対処しようと思える度胸が必要だから。
「行ってみよう。何が待っているかはまだわからないけど、起こってから考えよう」
これからの時代に必要な教育は、そういう問題解決力であり、その違いはこの算数教育の違いの記事でも書いてみました。
どうでしょうか。
度胸かぁ。素敵だな。私はモノを知らないままignoranceでカナダに来ちゃいました。すぐ後悔したのですが、意地っ張りで帰れなかった…。Refugeesとしてカナダに移民した人たちの話を聞いて、日本に帰る選択肢があるということは贅沢なのだと考えさせられました。それならやれるところまでやってみますかね。旅の恥はかき捨てだし、挑戦しないで後悔するよりはいいかもしれませんね。