自分の機嫌は自分でとる
こんにちは、Erinaです。
新年も明けたところで、2023年もよろしくお願いします。
「自分の機嫌は自分でとる」というのは、昨年ツイッターでよく目にした言葉です。
とてもわかりやすく、なおかつひとりの人間として幸せになる方法を的確に表しているフレーズです。
みなさんは自分の機嫌を自分でとることができますか?
悲しい
寂しい
辛い
許せない
不安だ
不満だ
悔しい・・・
のような負の感情は誰にでも起こるものです。
そんな時に自分自身で機嫌をコントロールできるかどうかというのは、自分だけでなく周りの人間の幸せにも大きな影響を与えるはずなのです。
例えば、コレをやれば機嫌がよくなる!というものを明確にしておくのも一つですね。
- 美味しいものを食べる
- サウナに行く
- 体を動かす
- 友達と会う
- 遠出する
- 寝る
など、自分から発起して行動に移せるものが多ければ多いほど、その場に応じた対応がしやすいのではないでしょうか。
また、こういう応急処置的なものでなく、目の前の問題を解決する場合にもこの考えは利用できます。
目の前に何か立ちはだかるものがあり、それが自分の機嫌を左右しているなら…
まずは自分でなんとかできないものかどうか、考えるでしょう。
他人になんとかしてもらおうとか、何かが変わるのを待って時間を無駄にするより、「自分でできることはなんだろうか?」とクリティカルな視点で向き合うようになります。
それは非感情的で建設的な視点です。
それでも、自分でなんともできない状況というのは必ずあります。
人間関係だったり、お金のことだったり、時間が必要だったり、自分の力では変えられないことはたくさんありますね。
そこでどうするか?
「自分でどうしようもできないことに悩まない」
です。
だって時間がもったいないですよ。
こっちが悩んでいる間も、相手は美味しいものを食べたり、旅行したり、大切な人達と楽しい時間を過ごしているかもしれない。
なのになぜこちらは暗鬱な時間を…と思うと、馬鹿馬鹿しいと思いません?
だから相手も苦しませよう…ではなく、「だから自分も楽しもう」と思うしかありませんよね。
こう考えるようになると、相手主体ではなくて、自分主体の人生になっていくはずですし、周りの目とか周りの機嫌をとることが気にならなくなっていきます。
私はこうやって生きてきて、小さい頃は「わがまま」と言われたことも多々ありました。
日本ではそう映るのかもしれませんが、アメリカではごく普通の考え方です。
幼い子供達ですら、自分が何をやればハッピーになれるのかを理解しているし、それはわがままではなく、”Self-sufficient”(自己完結できる力)として評価されます。
このコロナ禍でうちの子供達は劇的に self-sufficient になりました。
ちょうど小学高学年〜中学生だった彼らは、リモート学習中に、朝昼と食べたいものは自分で準備し、片付けもし、必要なものを自分で分析し、とても自立しました。
家族全員が家にいるけれども、ランチ時間も全員バラバラ、買い物もいつでも行けるわけではない。
そんな時に「自分のことは自分でやる」というとても基本的なことを練習する機会になりました。
日本の社会構造も変わってきて、昔のような「みんなで我慢する」が美徳とは言えなくなってきたようです。
個々の異なる考え方や環境を尊重し、「違い」というものをうまく利用していかなければ、社会としての成長は頭打ちという未来を感じる人も増えてきました。
そんな時代に大事なのは、まずは自分の足で立てること。
他人と比べることよりも、「自分は何ができるか・できないか」を自分自身が自覚していること。
そのために、この「自分の機嫌は自分でとる」というフレーズはとても明確で、良いリマインダーになるのではないかなと思います。
どうでしょうか。