アラフォー母の修士号への道 (3) 課題提出日は無意味?!
こんにちは、Erinaです。
このシリーズもなんと3回目にして最終回です。笑
シリーズ化して途中経過なんかを報告しようと思っていましたが、実際に大学院と仕事が始まってしまうと忙しく、結局、大学院を無事に修了してしまいました。
今日は、子育てと仕事をしながら続けた教職課程と大学院で学んだ、「タイムマネジメント」について書いてみたいと思います。
なぜならこれは、私にとって、「時間」というものに対する価値観をガラリと変える経験になったからです。
- 子育てしながら学校へ行く
- 仕事をしながら学校へ行く
というのは、不可能ではないけれど、決して簡単なことではありません。
それも、子供が幼いとか、複数いるとか、パートナーのヘルプを得られないとか、仕事が不規則だとか、そういう様々な条件が増えれば増えるほど、それはなおさらに難しいものになります。
ただ、それでも一歩一歩と進み続ける人はアメリカにはごまんと存在し、やはりそういう人たちの存在は私の背中を押すことになりました。
そんな中で、私が今回学んだことは、「課題の提出日 (Due date) には意味はない」ということです。
どういうことかと言うと…
例えば、毎週木曜日の夕方に授業があるとします。
その日に出された課題は、次の週の木曜日が提出日です。
これまでの私、つまり子育てや仕事というコミットメントがなかった場合は、「一週間の時間がある」と目標設定を次の週の木曜日にし、課題をいつどれくらいやるか、というのは逆算して考えていました。
この場合、来週の水曜日、または良くても月〜火曜日あたりに課題に手をつけるわけです。これは私の従来の考え方だった「提出日ベース」の考え方。提出日が軸になります。
今回はどうかと言うと…
平日は課題に手をつけられないことがわかっているので、課題が出されたらその日のうち、または週末のうちに確実に終わらせてしまいます。
つまり、来週月曜日になって週が明けてしまう前に、課題を全て終わらせておくのです。
やはり、「一日24時間」という現実をひしひしと感じるのは平日で、スキマ時間なんてものがあれば、10分でも良いから目を閉じたいくらい疲れます。朝8時半に授業が始まれば、ランチまでトイレに行く時間すらないのですから。
そこからオフィスアワー、次の日の授業計画、子供の水泳練習、夕食、子供の宿題チェック…なんかやっていたら、もう寝なくては明日に支障が出る。
大学院の課題が入るスキマなんて、これっぽっちも見つかりません。
なので、それが入り込めるの金曜夜と週末に、終わらせてしまい、平日には考えなくても良いようにしておく。つまり、課題が出された「アサイン日ベース」になりました。
これこそが、大学院+子育て+仕事を乗り越えるコツだとわかった私は、次の週の木曜日という課題提出日は、私にとっては何の意味ももたない日だと思ったのです。
もちろん、目安として「これは一週間くらいかけるべき課題」みたいなものはあるけれど、自分の中で「これで完璧だわ!」と思ったらそこが課題の最終形態ですし、時間にはあまり意味はないと思います。
なので、課題提出日よりも「いつ課題を出されるか」の方が大事になり、シラバスを見た後は、教授達に「この課題はいつ準備できますか?(=いつから取りかかれますか?)」という質問をするようになりました。
ここで気づいたことは、自分が学校以外のコミットメントはなく、「提出期限日」を軸にして課題に取りかかっていた頃、今の自分と同じように、「出されたらすぐやる」という学生も同じクラスにいたのだ、ということ。
私がこの歳になって気づいたことに、もうずっと前に気づいて実践していた人達が、絶対にいたのです。
そしてきっとこれは大学よりもずっと前、高校や中学、もしかしたら小学校時代からそのような study habit(勉強癖)をつけていたクラスメイトがいたはずで、アラフォーになって気づいた私より、学生としてはるかに前を歩いていたのも、そりゃそうだよなぁ…と納得してしまったのです。
どうでしょうか。
みなさんは、どう思いますか?