英語のスピーチ・プレゼン上達法

こんにちは、Erinaです。

私がアメリカに留学して、面白かった授業に「スピーチ」のクラスがあります。

 

とは言っても、私は特に人前で話をするのが好きなわけではないし、緊張することなどを考えたら、なるべく避けたいくらいでした。

しかし、そんなことは絶対に言ってられないのがこの「スピーチ」。

「スピーチをする」は英語で”give a speech”と言いますが、アメリカの学校では、それこそ幼稚園から大学の間に、必ず通らなければならない道。誰しも一度は頭を抱えたことがあるはずです。

 

 

私は実は、よく見る夢(というか悪夢)があって、どうも私の深層心理を表しているようなのですが、その夢を見るたびに嫌な汗をかいて目覚めます。

 

それは「準備してないスピーチをやらされる夢」。(笑)

 

「このスピーチやってね」と突然言われ、「準備してないよ~!」という夢です。すごく嫌でしょ?

夢分析的には、どういう意味なのでしょうか。ぜひ知りたいところです。(子供のときに、夏休みの宿題を始業式前日に終わらせていたギリギリな性格からきているのかもしれません)

 

・・・というように、この夢を見るたびに思うことは、「準備のないスピーチほど嫌なものはない」。(爆笑)

 

逆に言えば、準備さえしておけば、プレゼンやスピーチは絶対にうまく行く!という教訓にしているのです。

 

そんなわけで、スピーチというのは、練習をすれば上手くなります。人前であがる・あがらないとか、社交的・そうじゃない、とか生まれ持った性格の問題ではありません。

 

 

たとえば、お友達と久しぶりに会ってごはんを食べる、お酒を飲みに行く。

そこで、会っていなかった時に起こった出来事を話す(=キャッチアップと言いますね)とき、緊張しますか?しませんよね。

 

どうしてでしょうか?

それは、相手とは気心が知れているから、というだけではありません。

 

「自分のこと」「自分の言葉」で話しているからです。

 

コレ、超絶に大事。

 

自分の話している内容や、スピーチ(何も大勢の前で話すだけじゃない)に自信を持つには、「自分のこと」「自分の言葉」が必要です。

 

私が上に書いたような悪夢を見る理由は、私の性格として、「よく知らないものを他人に売り込むのが嫌だ」というところがあります。「これ、良いよ」と誰かに勧めるには、自分で試して、自分で納得して、好きにならないとできないのです。

自分で試して、納得して、好きになった場合、それは「自分のこと」になり、「自分の言葉」で説明できるようになります。

つまり、トピックを「自分のもの」にするわけですね。

 

よくスピーチの最後に、質問に答える場面があります。

あれも、たいていは「どんな質問が来るか?」ということを想定、準備しているので、思いつきで答えているわけではありません。そう思うと「スピーチの準備」というのは相当のものです。

もし、答えが見つからない場合は、「今は答えられないので、I will get back to you.」なんて答えますが、これは間違いでも何でもありません。むしろ、適当に場繕いをするのではなく、こう言いなさいと教えられるのです。

 

 

ではでは、「自分のもの」をスピーチする練習をしてみましょう。

 

まずは、誰でも良いのでパートナーを見つけてください。

 

次に、小さく切った紙を10枚くらい用意して、以下のようなトピックを書きます。

  • 好きな映画
  • 好きな食べ物
  • 好きな動物
  • 好きな場所
  • 好きなスポーツ
  • 好きな本

・・・・と、「好きな系」。これを全て「嫌いな」にしてもオーケー。または、

  • 小学校の頃の思い出
  • 家族
  • ペット
  • 仕事
  • 趣味
  • アルバイト

・・・・などなど、「自分について」でもオーケー。

 

まぁとにかく、こういうトピックを紙切れに一つずつ書いて、裏にして全て混ぜます。

 

携帯のストップウォッチを2分にセットし、Ready, go!で一枚だけ紙をめくり、そのトピックについて2分間、スピーチします。

 

もう一人は黙ってそれを聞くだけ。

 

 

・・・というのを、お互いに一枚ずつやる練習は、私もESLやコミカレのスピーチのクラスでやったのですが、面白いです。

2分間という限られた時間内に、決められたトピックについて、自分の言葉でどれだけ説明できるか。スピーチの内容に「正解」はないので、パートナーにジャッジされることはなく、とても良い練習になります。

こういう台本のないスピーチを“Impromptu Speech”(インプロンプトゥ・スピーチ)と呼びますが、アメリカではとても多いですね。

これをクラスなど大人数でやるときは、パートナーを組ませ、片方をAグループ、もう片方をBグループに分けます。先生が一枚だけカードを選び、「ヨーイドン」で、まずはAグループの人たちがそれぞれのパートナーに2分間。次は交代してBグループが2分間、というのを繰り返します。

 

英語で的を得た話し方をしたい人、頭の中で物事を整理してから話したい人は、このエクササイズを定期的にやってみてください。

最初は言いたいことの30パーセントも言えませんが、それで全然オーケー。徐々に、どんな言葉を選べば良いか、次はどう言えば良いかがわかってくるものです。

旦那さんに、寝る前に10分だけ付き合ってもらったり、子供とゲーム感覚でやるのもオーケー。お互いのことを知るチャンスにもなるので、友達とのゲームにもオススメです。

 

 

英語のビジネススピーチに「エレベーター・ピッチ」(Elevator Pitch)と呼ばれるものがあります。

これは、上司やクライアントに「エレベーターに乗っている時間(つまり数分間)で何かを売り込む」ことを目的としたスピーチで、短い時間に、大事なことを伝え、相手の心をつかむスピーチ方法として、とても広く練習されています。

このエクササイズは、エレベーター・ピッチの練習にもなるし、とにかくスピーチの基本練習です。

 

 

ぜひお試しを~!

 

 

Photo credit: gretchenrubin.com

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