英語勉強法 in Nadeshiko Way (5) イメージトレーニング

こんにちは、Erinaです。

これまで、英語勉強法を紹介してきましたが、今回はもう少し実践的な「英会話」にフォーカスしてみます。

 

次回までの英語勉強法はこんな感じ・・・

(1) 目的をクリアに

(2) 英語習得の関数

(3) 単語帳の作り方

(4) 質と量の勉強

 

 

自分のアタマの中で言いたいことをまとめて、言葉にする・・・という練習も必要なのですが、もっと、パッとネイティブっぽい返事をしたい、とっさの一言を言いたい、なんてことありますよね。

 

たとえば、道を譲ってあげたいときに “Go ahead.”と言いたい。

 

だけど、「あ、あの、あれ、あ・・・」って言葉がパッと出てこなくて、結局、相手に“After you.”と言われ、荷物を抱えたおばあちゃんに道を譲られちゃった・・・なんてこと、ありませんか?ありますよね。

申し訳ない気持ちが残るから、”I’m sorry.”だけうまくなったり。(苦笑)

そして一人で、

 

「あそこで、かっこよく “Go ahead.”って言えたら良いのに・・・。」

 

って自己嫌悪。

それも、「知ってたのに出てこない」って悔しさもプラス。

 

このとっさの一言の練習って、どうしたら良いの?って思ったこと、ありませんか?

 

こういうとっさの一言を言うために大事なのは、ずばり「イメージトレーニング」

 

 

とっさの一言なんて、そもそもは反射神経によるものなので、フレーズを知っている知らないよりも、何かしらの言葉がクチから出るかどうかが勝負。考えている時間はありません。

なので、まずはそういうフレーズをアタマに仕込んでおいて、「こういうときは、こう言うんだな」という準備に時間をかけます。

 

私が渡米した頃、ちょうど日本でSMAPの香取さんが始めたテレビ番組(スマステーションとかそういう名前だった気が・・・)で、英語のフレーズを紹介していたコーナーがありました。

 

そこでのフレーズをウェブサイトで調べることができたので、それを英語勉強法(3)で紹介した単語帳に書き込みます。

 

英会話イメトレ
こんな感じ・・・

 

 

 

ここで、ただ調べて書き込むだけでは、イメージトレーニングにはなりません。

 

そのフレーズを使うであろうシーンを、アタマの中で、めちゃめちゃ具体的に(ここ大事)イメージするのです。

 

場所は、外なのか、家なのか、教室なのか、廊下なのか。

エレベーターホールなのか、車の中なのか。

 

時間は昼間なのか、夜なのか。

 

自分の感情、相手の表情、言葉のトーンはどんな感じなのか。

怒ってるのか、冷静なのか、喜んでるのか、悲しんでるのか。

 

周りに人がいるのか、それとも自分と相手だけなのか。

相手は男性なのか、女性なのか。他人なのか、知人なのか。知人なら誰か。

 

そして一番大事なのが、どういう流れで、そのフレーズを使うことになったのか。

 

そのシーンが想像できるまで、何十分でもかけてください。

自分の限られた想像力の中から、「いつ、このフレーズを使うかなぁ?」とじっくりと考えてみます。

 

練習は、寝る前、ごはんを食べながら、車の運転中、シャワーの中、学校に行く道のりなどにやります。もちろん声を出してくださいね。笑

 

ここでのイメージが具体的であればあるほど、現実にそれに似た場面になったときに、そのフレーズがパッと出てきます。

この反射神経を鍛えるには、場数が必要なのですが、外国生活を始めたばかりだと、練習する機会がそれほどないんですよね。そして、単なるフレーズの丸暗記だと、これがなかなか出てきません。

 

なので、とにかくイメージトレーニングで練習。

本番が来たら、クールに使えるように、ひたすら練習!

 

最初は一握りのフレーズ(それも使えそうなものを選んで)だけで勝負します。何十個も覚えても、実際に使えなければ身に着きません。

そこから徐々に増やしていくのがおすすめです。

 

これらのフレーズを少しずつ使えるようになれば、それは自信につながり、知らない人に対してもとっさの一言が自然に出てくるようになります。

 

 

ではでは、Good luck!

 

 

 

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