
英語での会話の幅を広げたい
こんにちは、Erinaです。
ちょっと知り合っただけの人とでも、幅広い会話をもてる人っていますよね。
そういう人たちを見ていると、
「私も英語でのおしゃべりが上手になりたい!」
「もっと深くて広い会話をできるようになりたい!」
と思いませんか?
アメリカで暮らして数ヶ月、数年が経ち、「英語でコミュニケーション」というもの自体はそれほど怖くはなくなった。
でも、人と話しても、一言二言で会話が終わってしまう。
周りに「つまらない人」と思われているのかも・・・。
こんな質問をしてくれたら、答えは用意周到なのに!
・・・ありますよね。(遠い目・・・)
今日は、私が14年かけて(笑)分析・実践した、会話の広げ方を紹介してみたいと思います。
もともと私はそれほどおしゃべりが好きな人間ではありません。もとはかなり出不精だし、一人でパソコンとかに向かってるほうが気楽なインドアオタクです。笑
でも、外に出れば気持ちも外向きになるし、人が社交する場であればなおさらで、「今日は何人と話せるかな~?」という気持ちになれるようになったのは、やっぱりこの「幅広い会話法」を身につけたからだと思います。
ではでは、早速いってみましょう。
幅広い会話を持つための秘密はズバリ。
Clueを見つける
Clue(クルー)というのは、ボードゲームもありますけど、言葉の端々に隠されているキーワードのようなもの。
つまり、「コレを言ったら、こっちはこう返そう」と思えるきっかけになる言葉です。
たとえば、お気に入りのコーヒーショップの話をしていて、
“Oh, that’s close to my son’s school.”
(あら、そこならウチの息子の学校に近いわよ)
と言われたら、あなたはどう答えるでしょうか。
A: “You should try their coffee.”
B: “Oh, how old is your son?”
C: “Which school does he go to?”
どうでしょうか。
私なら、Bです。
それまでコーヒーショップの話をしていたけれど、Aの「あそこのコーヒー、試してみるべきよ」と言うと、「そうね、わかったわ」で会話終了。
だけど、Bの「あら、息子さんはいくつなの?」と聞くと、「彼は今、○歳でね・・・」と次の会話へつながります。
そういう意味でCもオーケーですが、学校のことよりも息子の話のほうが親としては話を広げやすいですよね。
今回の”clue”は“my son’s school”で、この人には息子がいるということが判明しましたから、そこから息子さんのことにトピックを移行していく会話を始めるわけです。
同様に、
水泳の練習に水曜夜は来られないという理由が、
“I work until 6:30 on Wednesdays, so I cannot bring kids.”
(水曜は6時半まで働いてるから、子どもを連れてこられないのよ。)
と言われたら、どう答えるでしょうか。
A: “I see, you work till late.”
B: “What time do you start working?”
C: “What do you do?”
これだと、私はCですね。
Aだと、「あら遅くまで働くのね。」→「そうなのよ。」で終了。
Bだと、仕事の開始時間を聞いてもあまり会話が広がらなさそう。
Cだと、どんな仕事をしているのか、そしてその仕事についての会話へと広げていけそうです。
つまり、「彼女は働いている」というclueを見つけたら、「どんな仕事をしているのか?」というトピックに移行していくわけです。
こうやって、広い会話につながるトピックとしては、
家族
仕事
食べ物
外国人なら出身国
などというのは、個人的に覚えてもらえる会話になります。
つまり、これらにつなげられそうな”Clue”を会話の端々に見つけ、こちらから質問するわけです。
このClueを見つけるには、相手の話に耳を傾ける必要があります。
こちらから一問一答インタビューではなく、やはり「話の流れ」に耳を傾け、どうやったらこの人のことをもっと知れるだろう?と思う気持ちが必要になります。
また、これらのことを聞くためにはそれなりの情報や経験も必要になってきます。
それには場数を踏むことも必要だし、ローカルニュースなどを仕入れるのも必要かもしれません。
どうでしょうか?
この会話を広げる方法、ちょっとお試しあれ。