アメリカの小学校入学での親の心構え

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こんにちは、Erinaです。

 

今日は、子供のアメリカでの小学校入学に向けて、親がどんな心構えを持っていたら良いのか?ということについてちょっと書いてみようと思います。

 

多くの日本人のパパさんママさんたちが不安に思うところは、「アメリカの学校ってどんなところ?」だと思います。

私も日本で義務教育を卒業し、アメリカにやってきたので、アメリカの義務教育というものがどんなものかわかりませんでした。今でも、子供が進級するたびに「この学年ってどんなことをやるんだろう?」という疑問は常にあります。

 

子供が学校で遅れをとっていないだろうか?

友達はいるんだろうか?

学校ではどんなことをしているんだろうか?

勉強はできているんだろうか?

 

という不安は、どの親にもあるはずです。なので、今日の記事がその不安に近づけると良いかと思います。

 

まず、我が家の子供たちを紹介しておくと、

  • 長男(7歳の1st Grader)
  • 長女(5歳のTransitional Kindergartener)

 

彼らが小学校に行くようになって2年になりますが、「これは大事だな」と私が感じたのは以下の4つ。

 

  1. アメリカで生徒になっておく
  2. 夫婦間のコミュニケーション
  3. 先生とのコミュニケーション
  4. 参加する

 

です。

 

これらを詳しく書いてみます。

 

1.アメリカで生徒になっておく

 

私の中で、「子供の小学校入学」に対してのハードルがそれほど高いものでなかった理由の一つに、自分のアメリカ大学の留学体験があります。場所は大学と小学校と違っていても、「アメリカで学校に行く」ということ自体が、自分にとっては異質なものではなかったのです。

 

大人になると、「誰かに何かを教わる=勉強する」という機会が減りますよね。

そこで急に「学校」となると、「あれ?そういえば、勉強するってどういうことだっけ?」とパニックになり、「子供の小学校入学」というイベントに反映されるようです。

しかし、大人になってからコミカレなどの学校に通っていた人たちや、留学経験のある人たちは、子供の小学校入学に対して、アレルギー反応を起こすことが少ないように見えます。

なので、大学入学とまでは行かなくても、趣味のアート教室とか、コミュニティセンターのESLとかでも良いので、「生徒になって勉強する」というのはどういうことか、を体とアタマに思い出させることはオススメです。

 

 

2. 夫婦間のコミュニケーション

子供たちが小学校に入学して、親として感じたことは、「夫婦間のコミュニケーション」がいかに大事かということでした。

「小学校という次のステップで、子供をどうやって育てたいか?」という話し合いや同意が必要になってくるのです。

たとえば、

  • 勉強はどれくらい大事か?
  • 宿題は誰が見るか?
  • 送り迎えはどうするか?
  • ランチとスナックはどうするか?
  • イベント参加はどうするか?
  • クラスボランティアはどうするか?
  • 習い事はどうするか?

などなど、小学校には親の参加が必須です。

しかし、相手に丸投げ、または「相手もきっとこう思っているだろう」と仮定していると、必ずどこかでひずみが生まれてきます。それを前もって防ぐためにも、この「小学校入学」を機に、夫婦で子育ての計画を話しておくことをオススメします。

 

私たち夫婦も、子供の小学校入学を機に、様々なことを話し合いました。

根本的な子育てにおける意見は変わらないものの、環境が変わったらどう対応していくか、どんな協力が必要か、子供にどんなことを教えていくべきか、ということについては日常的に話し合っています。

 

たとえば、

 

  • サマーキャンプはどこにサインアップするか
  • フィールドトリップについて行くべきか
  • 習い事とスケジュール調整について
  • ランチとスナックの栄養バランスについて

 

などなど、子供のネタばっかり、お互いの意見やアドバイスを参考にするわけです。

 

いったん、学期が始まってしまうと、時間はあっという間に過ぎてしまいます。月曜から平日が始まってしまうと、これもまたあっという間に過ぎてしまいますよね。

そのため、途中で「こうやっておけば良かった!」とならないために、学期や一週間が始まる前に、「今学期はあの行事があるよ」「水曜日は水泳があるよ」と夫婦で理解し、準備しておくようにしています。

 

 

3.先生とコミュニケーション

 

学期ごとには、”Teacher’s Conference”とか”Teacher-Parent Conference”と呼ばれる、日本で言う「父母面談」があります。先生と親が面談し、子供が学校でどうしているかを報告する機会です。だいたい一人 15分~20分くらいの時間で、2週間くらいかけて、学校の後の時間にスケジュールされます。

「英語に自信がない」とこれを避ける方も多いかもしれませんが、これは積極的に参加するべきだと思います。やはり子供の担任から、直接的に意見を聞けることは貴重です。

 

英語に自信がないという方は、

  • 両親揃って参加
  • 前もって質問を書き出し、夫婦でチェック
  • 事前に先生に質問メール
  • フォローアップでメール

をしましょう。

英語に自信がなくても、アメリカ人の旦那さん(または奥さん)、または日本人両親二人分の耳があれば、相当カバーできるはず。

 

非日本人夫婦を見ても、うちの学校を見ると80~90%は夫婦でこのカンファレンスに参加しています。

仕事をしているパパも、一時間ほど抜け出して、子供の様子を先生から聞くわけです。前学期のカンファレンスには、旦那がどうしても参加できなかったのですが、母親だけで校内にいたのは私だけでした。

また、先生も15分で全てをカバーし切れないということを理解しています。親のホームワークとして、「何を聞きたいか?」という事前準備をし、できればメー ルで「こういうことを話したいです」と送ります。聞き逃したことがあれば、フォローアップで「あれってどうなってますか?」と聞きましょう。

 

アメリカでは、「質問がない=問題がない=満足している」と思われます。なので、不安や疑問がある場合は、受け身にならず、絶対に聞くこと。

こうやって、英語への不安や、学校への不安を、少しずつ小さくしていくことが鍵です。

 

 

4. 参加する

 

未知への不安は、自分の目で見て確かめるしかありません。

アメリカの小学校では、親がボランティアとして様々なイベントや学校生活に参加する機会がごまんとあります

これは、アメリカの小学校(特にカリフォルニア)では政府からの予算が大幅に削減されており、親の参加が必要不可欠になっているからです。

たとえば、うちの学校では”Class Mom”と呼ばれるママがいて(パパだったら”Class Dad”になります)、クラスの親たちへの一斉メールや、イベントでの役割分担、担任とのコミュニケーション、果ては教室内での先生のアシスタントなどをします。

フルタイムで仕事をしていると、なかなか積極的にクラスボランティアに参加することは難しいのですが、それでもみんな時間を作ったりしています。ステイホームママたちも、こうやって学校で過ごす時間を作り、先生のお手伝いをしたりするわけです。

 

他には、

  • アートのお手伝い
  • 写真撮影担当
  • コミュニケーション担当
  • 読み聞かせ担当

 

などのボランティアがあるようです。最初の一年は様子見、次の年からやってみよう、という気持ちで、興味のある方は先生に相談してみてください。

 

うちの学校に、もう一人日本人ママがいるのですが、彼女の旦那さんは家でお仕事をしているそうで、積極的に夫婦でボランティアをしています。IT系のお仕事をしている旦那さんは、毎週金曜日のコンピューターラボの日にお手伝いしたり、ママも、1年生の双子ちゃん+姉のクラスママとして、先生たちのお手伝いをしています。

先生たちや他の両親とも顔見知りで、毎朝、たくさんの人と挨拶をしている姿を見かけます。

 

 

以上を踏まえた上で、私が子供の小学校入学で感じたことは、子供を未知に放り投げる感覚ではなく、親も一緒に入っていく、という心構えが必要だということ。

家族として団結し、次のステップに進もう、という前向きな捉え方ができれば、幼児時代に後ろ髪を引かれることもなく、明るい学童時代を迎えられる気がします。

そして、子供は大人が想像する以上にタフで、柔軟です。

親はできなくて当たり前、ということはどんどん増え、子供が自分で選択したり、対応することが増えていくはずです。最終的には、それを親が見守ることができるか、というのがアメリカの小学校時代だと思います。

 

 

 

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About Erina

こんにちは、Erinaです。 日本で一浪した後、2002年に留学生として渡米しました。ESLとコミュニティカレッジを経て、4年制大学に編入。高校時代は大嫌いだった数学が大学で大好きになり、応用数学専攻で卒業。金融アナリストインターン、IT企業でデータアナリスト、銀行で不動産アナリストを経て、現在、キャリアチェンジの真っ最中。アメリカの高校で数学教師になるために、2016年夏に脱サラ。久しぶりの勉強と主婦業に専念しています。二人の小学生のママです。趣味は読書・ヨガ・テニス・ゴルフ・DIY・庭仕事で、最近の一番の楽しみは子育てです。 アメリカに住む日本人女性を応援したくてこのブログを始めました。

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