子供の習い事の選び方

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こんにちは、Erinaです。

 

現代の子供の習い事はとても多様で、幼いうちからいろいろな教育を始める家庭も多く、「何をどう習わせたら良いの?」と悩む親も多いのではないでしょうか。

 

今日は、7歳ともうすぐ9歳になるうちの子供達を育てて感じる、「習い事」について書いてみたいと思います。

 

まず、アメリカで子供に習い事をさせる上で一番最初にやってくるのは、「習い事って高い!」ということ。はい、お金の話です。

「成功する機会がたくさんある」と言われているアメリカで、まずものすごく現実的な資本主義を感じたのはそこでした。

 

そもそも、「習い事」をさせるためには本当にたくさんのお金がかかります。

どんなことをやらせるにも、一時間20〜30ドルというのは相場で、一週間に一回の練習だとしても、月に100〜200ドルはざらにかかる計算になります。

つまり、子供に早期の英才教育(アート・運動・その他もろもろ)を与えるには、親がお金を持っているということが大前提なのだ、というアメリカの厳しい社会に驚いたのは言うまでもありません。

昨今の「お金がないから子供を持てない」という風潮を後押しするつもりはないのですが(というかむしろこの考えには私は反対派なので)、そういうアメリカの現実に驚いた、ということです。これについては最後に書きましょう。

 

子供に習い事をさせる上で、親が忘れちゃいけないのは、「この子は、自分の子供なのだ」という当たり前の事実。

それは、親自身が楽しめないものや、できないものを、子供に無理にやらせようとしても、おそらく続かない、または将来的に嫌な思い出になりうるということ。

子供にとっては、親や兄姉など身近なロールモデルが楽しんでいることを自分もやりたい!というのが根本的な存在意義なので、親自身が楽しめることを子供に教える、というのは、習い事選びの中で大きな要因になります。

 

たとえば、私は小学生の頃にピアノを習っていましたが、家で練習したことはほとんどありませんでした。笑

それは、うちはミュージシャン一家ではなかったし、家での音楽演奏というのは、生活の一部ではなかったからです。

代わりに、母がやっていたテニスは私もかなり真剣に練習し、大学まで続けることになりました。やはり「家族で楽しめる」というのは子供にとっても、続けるモチベーションになるわけです。

 

 

うちの子供達くらい(小学校低学年〜中学年)にもなると、周りの影響で、だんだん「やりたいこと」とか「得意なこと」とか「好きなこと」もわかってきて、「こういうことがやりたい」と言い出すようになります。こうなると楽。

“Peer pressure” と呼ばれる周りの友達などからの影響で、「自分もこうありたい」という子供や若者に見られる現象の結果でもあります。

 

たとえば、うちの娘はジムナスティック(器械体操)をやりたい。彼女は小さい頃からサル(というかネコ?)みたいだったので、確かにそういうのは得意だろうなとは思っていたのですが、最近はもうそればかりやらせろとうるさい。

それは、彼女の仲良しガールズがみんなやっていて、みんなでぴょんぴょん飛び跳ねたり、クルクルと回ったりしているそうなのです。

そろそろ曖昧な言葉でお茶を濁すのも難しくなってきたので、本腰を入れて娘のジムナスティック教室を探したいと思います。そうじゃないとうちの壁に穴とか開けられそう・・・。

 

もう一つ、習い事を選ぶ上で考えたいのが、道具などにかかる費用。

最初は道具は借りられるのか、全て買い揃えなきゃいけないのか、そうしたらいくらくらいかかるのか・・・って大事な部分です。私はケチなので。

 

息子は今、水泳をやっていますが、水泳に必要なのは水泳パンツとキャップとゴーグル。なんてお手軽なんでしょう。笑

水泳は、最初はライフセービングの視点から二人に習わせました。

娘は「とりあえず一通り泳げる」という時点で終了しましたが、ゴールには到達したので良しとします。

息子は現在、真冬でも外のプールで一時間半びっしり練習するチームで、文句も言わず、親が呆れるほど泳いでいますが、これはやっぱり相当好きなんでしょう。半年に一度の頻度で、水泳パンツとゴーグルを買い換えますが、かなり安上がりです。

 

そんなスイマーな彼も、周りの影響で「野球をやりたい」と言い出した時期がありましたが、これはあまり続かなさそうだなっていうのと(まず私が面倒臭い)、道具にお金がかかりすぎる、という理由でノー。

私も旦那も野球は大好きで、庭でキャッチボールくらいはしますが、リトルリーグに参加するほどじゃないなぁ・・・という程度。というか、リトルリーグに入らないと野球ができないっていう環境がちょっと残念ですよね。

 

・・・と、こうやって試行錯誤しながらいろいろなことを子供にやらせていると、「そんなに何もかもはやらせられない」ということがわかってきます。ちょっとレベルが上がってくると、練習も週3回は当たり前、二人の子供が別々の習い事・・・となると、そんなにあれもこれも、とはできなくなる。

 

そんなことを踏まえて、最初の大事な部分に戻りましょう。

 

「習い事は必要か?」という根本的なところですね。

 

昨今では、「お金がないから子供が持てない」と考える夫婦が多いそうです。

じゃあ、お金がなくて、習い事をさせてもらえない子供は不幸か?と聞かれたら、私はそうは思いません。

 

むしろ、やりたくない習い事をいくつもやらされて疲弊している子供たちより、親にくっついてお手伝いしたり、親の背中を見て育つ子供の方が、ずっとずっと精神的にマチュア(成熟)なんじゃないかなと思うし、のびのび育つチャンスが溢れているんじゃないかなと思います。

また、学童保育や、年齢の違う兄弟姉妹と遊ぶことで得られる社会的スキルというのは、やはりお金に換え難い価値があるものだし、むしろそういう経験のほうが、特殊な習い事より、大多数の子供にとっては将来的に役立ちそうです。

我が家の周りにも、2〜3つ習い事をしている子供たちがいますが、なんというか、身も心も忙しすぎて、ちょっと気の毒に感じるくらいです。まぁ、これについてはまた別の記事で書きましょう。

 

「習い事も良いけど、親から学べることはたくさんある!」

 

これに尽きるんじゃないでしょうか。

 

親が親としての任務を果たした上で、「やっぱりこれは親の私じゃ教えられないから・・・」というものを習い事で与えられたら、子供もそれは幸運なわけで。

 

だから、まずは親自身が、子供の最高の教師であるということを自覚し、何を教え、何を伝授できるのか、と自分と向き合えば、習い事選びに悩むこともそれほどないんじゃないかと私は思うのですが、どうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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About Erina

こんにちは、Erinaです。 日本で一浪した後、2002年に留学生として渡米しました。ESLとコミュニティカレッジを経て、4年制大学に編入。高校時代は大嫌いだった数学が大学で大好きになり、応用数学専攻で卒業。金融アナリストインターン、IT企業でデータアナリスト、銀行で不動産アナリストを経て、現在、キャリアチェンジの真っ最中。アメリカの高校で数学教師になるために、2016年夏に脱サラ。久しぶりの勉強と主婦業に専念しています。二人の小学生のママです。趣味は読書・ヨガ・テニス・ゴルフ・DIY・庭仕事で、最近の一番の楽しみは子育てです。 アメリカに住む日本人女性を応援したくてこのブログを始めました。

6 Responses to “子供の習い事の選び方”

  1. avatar

    マエマエ

    子供に習い事をどこまでさせるか。親として頭の痛い問題ですよね。

    6歳の娘はサッカーとピアノをしていますが、アメリカでの習い事、確かに高いと感じました。他にも娘は野球やチェスなどをしたいようですが、時間とお金的に全部をするのは難しいので悩みます。しかも、チェスは私にはさっぱりわからないですし。

    >親自身が楽しめないものや、できないものを、子供に無理にやらせようとしても、おそらく続かない、

    本当にそうですよね。私もサッカーは一緒に出来ますが、ピアノは弾けないので一緒に演奏ができません。結果、娘はサッカーの方が好きみたいです。ピアノも好きで習っていますが、熱の入り方が違います。

    私のブログで日本での人気習い事とアメリカ習い事の比較記事「子供にオススメの習い事! 人気ランキング&日本とアメリカ比較」http://maemaeamerica.com/post-1545/ を書いたので、もし良かったら読んでみてくださいね。

  2. avatar

    Erina

    マエマエさん、こんにちは!

    習い事、高いですね〜。びっくりです。
    やっぱり子供って、親と一緒にできるものに食いつきますよね。笑
    私も今、子供達に音楽に興味を持って欲しいので、自分がまずは頑張ってます。

    チェスは良いですよ!
    実は、チェスについても記事を書こうと思って書き始めたところだったのですが、ルールというか遊び方も書き足しますね!
    うちの子供達は学校でものすごくチェスをやっているそうで、私もうろ覚えだったのを復習しました。かなりはまります。

  3. avatar

    Maki-K

    gymnasticsは今やり始めないと、後でやりたくなってももう始めるのが遅いってことになるから、今がチャーンス!
    この間ちょうど日本人の友達が習い事に関するやり取りをしてるのを聞いてたんだけど、「習い事をやるなら、習わせて中途半端でやめちゃったりするより、長続きすることをちゃんとやらせたい」って友達が行ったのを聞いて、いや~日本人的考え方!って思ったんだよね。私は逆にいろいろやらせてみて、その中から特に子供に合っているものを選んで行けばいいじゃんって思うんだけど。アメリカの子供たち、いろんな種類の習い事いろいろやってるよねぇ。季節によって変わったりもするし。これは日本とアメリカの考え方の差なんだろうか。
    わざわざ習い事しなくても親と一緒に学べることがたくさんあるってのは、本当にそうだよね。でも親も色々で、引き出しが多い大人はやっぱり親になっても強さを発揮するわ。

  4. avatar

    マエマエ

    Erinaさん

    チェスの記事、楽しみに待っています。

    もし出来れば、チェスを始めるにあたって参考になるWebsiteも記事にして頂けると、うれしいです。
    チェスに興味はあるけど、どうやった始めたらいいかわからない日本人は、私を含めて多いと思うので。

    図々しくてすいません。

  5. avatar

    Erina

    マキさん

    そうか、それって日本的なんだね。
    私はマキさんと同じで、色々とやらせる派。でも道具やらなんやらにお金もかかるし、なんでもかんでもとは行かないから、まずは自分で教えられるように努力する。子供の好奇心が、親のできる範囲で収まらないようならやっぱりプロに頼むって感じかな。
    親が、お金をかけるか、手間をかけるか、どっちかなのよね。
    こっちの習い事は、5週間コースとかあって、お試し期間で色々とチャレンジさせられるのが良いよね。そういうクラスは道具もほとんど必要ないし、親のコミットメントレベルも低い気がする。

  6. avatar

    Erina

    マエマエさん

    はい、ぜひ書きま〜す!
    ウェブサイト・・・はわかりませんが、うちの子達が教わってきた方法を紹介します。
    「へぇ〜、そういうふうに入っていけば良いんだ〜」とちょっと納得だったので、親も始めやすいと思います。

    関係ないんですが、マエマエさんはパパさんだったんですね。すいません、女性だと勝手に思い込んでました。男性でもこのブログを読んでくださる方がいて、心強い限りです。これからもよろしくお願いします♪

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