親になる3つの約束

6 Comments

こんにちは、Erinaです。

 

約10年くらい前のことになりますが、うちの長男が生まれる前、私たち夫婦は、「親になる」ということについてかなり勉強した気がします。

それはお互いに初めての経験だったし、楽しみだったのと同時に、失敗したくないという気持ちもありました。特に、周りに小さい子供がいなかったので、「家族」というものからだいぶ離れていたということは大きかったでしょう。

 

テレビでは、Super Nannyという番組で、タイムアウトとか寝かしつけテクニックなんかも勉強したし(笑)、出産前の両親学級みたいなものも積極的に参加しました。そういう機会を通して、夫婦で「親になることとは」という会話をだいぶ持った気がします。

 

その中でも一つ、たぶん最も有意義だった会話というか、今日の私たち夫婦の子育ての原点になっているものを紹介したいと思います。

 

それは、「親になる3つの約束」です。

 

長男妊娠中のある日、私は旦那にこんな質問をしてみました。

 

「ねぇ、この子にはどんな人間になってほしい?答えは3つまでオーケー。」

 

旦那は、「うーん、そうだなぁ。」と考えると、こう答えました。

 

Independent(自立している)

Hardworking(働き者である)

Respectful(周りをリスペクトできる)

 

と簡潔に3つの形容詞で答えたのです。

 

ちなみに、私の中での3つは以下の通り。

 

Independent(自立している)

Respectful(周りをリスペクトできる)

Athletic(アスリートである=運動が好きで健康である)

 

と、なんと3つ中2つが “Independent” “Respectful” で同じ答えだったのです。

それに驚きつつも、「まぁ3つ中2つが同じなら、夫婦としてのゴールはまぁまとまっているわね」と結論付け、「じゃあそういう方向で子育てをやっていこう」と決めたのが10年近く前のこと。

 

夫婦として、2/3 = 66.6%が同じ方向性というのはまぁまぁ現実的かな、と感じます。ここで100%マッチングを期待していると、そうならなかった時にガッカリしてしまうし、私たちにとっては1/3の自由は、やはり必要な部分。

 

それぞれに異なっていた、彼の”hardworking”と、私の”athletic”というのは、彼らしさ、私らしさが出ている条件であり、それは私たちが個人としての人生を歩んできた中で、「これは外せない!」と感じた要素なわけです。

彼は子供の頃から親の手伝いをしたり、アルバイトをすることで、お金を稼ぐことの大切さを学びました。だから、「自分で働いて手に入れる」という価値観を子供達に教えたいわけです。

私は、ストイックに練習することで得られる達成感や、勝負という場面での振る舞い方、仲間との信頼関係など、人生で大切な価値観をスポーツから得られました。だから、「心身ともにアスリートであってほしい」という価値観を子供達に教えたいわけです。

 

こうやって、「子供をどんな人間に育てたいか」という要素を具体的に挙げてみてわかったことは、これは私たち自身が「親としてこうありたいというコミットメント(=自分への約束)」であることに気づきました。

 

子供が自立した人間 (Independent) になるためには、やはりなんでも自分でさせなければならない。子供が自分で考えて、自分でできる能力を身につけさせなければなりません。

 

子供が周りへのリスペクトを備えた人間 (Respectful) になるためには、親がそうでなければならない。周りとの調和や、相手の意見を聞き入れる大切さを見せなければなりません。

 

そうやって、つまりは「自分がこうありたい」という図は子供にも自然と反映されていき、それこそが子育てなのだな、と最近になってつくづく感じるようになりました。

それはきっと、うちの子供達が小学生になり、彼ら自身の世界が広がっていく中で、長男は長男、長女は長女というそれぞれのアイデンティティを築き始めているからだと思います。幼児期までは、人間として生きるために親がつきっきりになってしまいますが、徐々に親の手から離れていっている証拠なんでしょう。

 

最近のうちの子供達を見ていると、オーブンでケーキが焼き上がるのを待っている時間に似ているなぁという気がします。

それは、「一応、レシピを見て作ってはみたけども、焼き上がってみるまではどうなるかどうかわからない」というドキドキ感。

 

それでも、あの3つの約束は、今でも、夫婦としての子育てをする上でのコモングラウンド(共通の原点)になっているし、それはきっと揺るがないんだろうな、と思えるのです。

みなさんの3つの約束はなんですか?

 

 

 

 

 

 

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About Erina

こんにちは、Erinaです。 日本で一浪した後、2002年に留学生として渡米しました。ESLとコミュニティカレッジを経て、4年制大学に編入。高校時代は大嫌いだった数学が大学で大好きになり、応用数学専攻で卒業。金融アナリストインターン、IT企業でデータアナリスト、銀行で不動産アナリストを経て、現在、キャリアチェンジの真っ最中。アメリカの高校で数学教師になるために、2016年夏に脱サラ。久しぶりの勉強と主婦業に専念しています。二人の小学生のママです。趣味は読書・ヨガ・テニス・ゴルフ・DIY・庭仕事で、最近の一番の楽しみは子育てです。 アメリカに住む日本人女性を応援したくてこのブログを始めました。

6 Responses to “親になる3つの約束”

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    mimi

    Erinaさん、
    私もtotally同感です。

    この3つは私達も、子供が小さい頃から思っていたもので、ティーンになった今では親の間だけでなく学校、他の活動でも必ず持ち上がる言葉。
    娘が今やっているスポーツでも旦那さんのこの3つの言葉が限りなく繰り返されます。

    本当に子供の成長を見守りサポートするのは、大変だけど、楽しみでもあり、big reward だといつも思います。

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    まめちゃん

    お久しぶりです!久しぶりにブログに遊びに来ました。うちは、上の子妊娠中に3つではありませんが、「こうなって欲しいね」という会話をしたことがあります。それは、「自分のことは自分でやろう。でも、相談はしてね。」です。「自分のことは・・・」だけを強調すると将来「私のお金だから何してもいいでしょ!」となると困ると思ったからです。

    ところで、「オーブンでケーキが焼きあがっているのを待ってる時間」、同感です! うちは小学生と保育園児ですが、どんな「ケーキ」が焼きあがるのか楽しみです。

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    Erina

    mimiさん、こんにちは。
    コメントありがとうございます。
    色々な経験をして、子供たちがどんな大人になるのか、見ていて楽しみですよね。

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    Erina

    まめちゃんさん、こんにちは!
    お久しぶりです。(って私の投稿が久しぶりなだけかな・・・笑)

    やはり、夫婦間でこういう会話をしておくと、数年後に「そういえば・・・」って子育ての原点に戻れるんですよね。
    子育てって悩むことだらけだし、そういう時に自分の中に指針があるかどうかって大きいと思います。

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    めぐみ

    えりなさんお久しぶりです。
    いつもブログを読むのを楽しみにしてます♪

    去年の10月頃と2,3週間前にメッセージを送ったのですが届いてますか?

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    Erina

    めぐみさん、こんにちは。
    先日のメールは届きました。ちょっと色々と立て込んでいるので、お返事は少しお待ち下さいね。

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