アメリカの国語の授業を受けてみて

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こんにちは。

初めまして、あかりと申します!

高校受験をして入った学校で、1年生の1学期まで日本で過ごした後、転勤になった父についていくことを決め、2015年8月15日にアメリカに来ました。

今は、サンディエゴの高校で11年生です。自分の得意な理数系の分野では英語のディスアドバンテージに負けず、周りと競うように勉強しています。

アメリカで生活をしてきて、私自身の考え方が変わったり、アイディアが広がったような気がするので、それを自分のために記録することと、そしてそれを皆さまとシェアするためにここに書いていきたいと思います。どうぞよろしく御願い致します。

 

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アメリカに来て、アメリカでの国語の授業を受けて、感じたことがある。

私は11年生だが、現在、9年生の生徒のための英語のクラスを取っている。

そこで大きな衝撃をうけた。

 

”Lord of the Flies” (邦題は「蠅の王」by William Golding)という本を読んだ時、私は、この授業は国語の授業なんかではなく、哲学の授業だ、人の考えを育てる授業なのだと実感した。

 

日本では全く違う教え方をする。

このように解きなさい、このように考えるのだ、などと型にはめられたテンプレートを教えられ、その通りに考えていかなければ正解ではない。

 

しかしアメリカでの授業は根本的に何もかもが違う。まるで本の書き方を教えてもらっているような、本を読むということはどういうことなのか、本とはどのように読むべきなのかを学ぶ授業だ。

本を読むということは、作者の”世界の見方”を学ぶということだ。いや、同じ地球に生きている人間がある物事に対して、考えを持ち、そしてそれを私たちに伝える意味があると作者は思ったから、本を書くのだ。

本を読むことは、人の考え方を知ること。世界の見方を増やすこと。本は深く読まなければ意味がない。

 

どちらかといえば理系向きだった私が、こんなにも本を面白いと思ったのはアメリカの教育を受けたからだ。”Lord of the Flies”という本は私にとっては圧巻の一冊だった。

作者は、人の悪や野蛮さについて話していた。

それから私は色んなことを考えることができた。

それから愛とはなんだろうと考え始め、モラルとは何かを考え始め、エッセイを書き始めた。私も将来、本を書きたいと思った。

でも今はまだ書けないのだ。もちろん考え(私自身の世界の見方)は私にはある、しかし、それを確かに人に伝えられるほどの経験を私はまだ踏んでいない。経験こそがその人を育てる。経験をして、その人はその人らしい考え方を身につけ、そして、それを人にシェアすることができる。

 

私はこれからたくさんの事をする。漠然としているが、何かをあんな風に人に伝えられるほどの経験をし、自分の考えをまとめ、世界に、私のような子供達に伝えてみたいと思う。

私の1つの夢である。私の世界の見方を、世界に知らせることができるような本を子供に読んでもらいたい。それがいつ来るかはわからない。すぐくるかもしれないし、80歳になってからかもしれない。それは分からない。私の考えがまとまり次第、経験を積み次第、という事なのだから。

 

この、アメリカ人にとっては些細な授業が、私にとってはすごく大きく衝撃的なものとなった。アメリカの教育は面白いと思い始めた。

 

 

 

 

 

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2 Responses to “アメリカの国語の授業を受けてみて”

  1. avatar

    Naoko

    Akariさん、衝撃的だったけど面白いと思い始めた、というところにAkariさんの強さを感じますね。ショックで縮こまってしまう人だっているかもしれない。

    私はAkariさんのお母さんぐらいの年齢だと思いますが、私が13歳の時、日本で「アウトサイダー」という映画を見て感動して映画が大好きになったのです。それから30数年たった今、13歳の長女(今7th grade)のEnglishで”The Outsider”がブックリストにあったので、私も読んでみました。この本を書いた時、著者は16歳。どうりで文章がとてもリアルで瑞々しいはずだ、と納得しました。若い時にしか書けない文章もありますから、このブログでどんどん書いてみてください。これからも楽しみにしています。

  2. avatar

    Akari

    Naokoさん
    コメントありがとうございます。お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。Naokoさんのプロフィールを拝見させていただきました。私もNaokoさんが映画に対して抱いたpassionを突き進めていったように、私も自分がpassionateに感じたことを貫いていけたらなと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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