子供の夢遊病 (Sleepwalking)

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こんにちは、Erinaです。

 

うちの7歳の娘は、夢遊病持ちです。

夢遊病は英語で “Sleepwalking”(スリープウォーキング)で、「寝ながら歩く」とそのままですね。

 

子供のスリープウォーキングは割と珍しくないようで、親に「あなたもやってたよ」と言われたことがある方もいるかもしれません。アメリカでは、4〜8歳くらいに多く見られ、ほとんどの場合は無害なので、見守るように、と診断されます。

 

今日は、我が家のスリープウォーカーとの付き合い方や、親の心構えについて書いてみたいと思います。

 

まず、初めて子供のスリープウォーキングに立ち会った時は、ドキッとします。

最初のうちは、「あら、目を覚ましちゃったのね」と思うのですが、朝になって、本人に聞いてみると、起きてきたことを「覚えてない」と言うのです。あんなにはっきりと起きてきて、会話もして、トイレも行ったのに、覚えてない。

 

うーん・・・?

 

と親は不思議に思います。

 

そんなことが数回あると、起きてくる子供の様子が、確かに昼間とちょっと違うことに気づきます。

 

・目の焦点が合っていない

つまり、話しかけて返事が返ってきても、私の顔を見ていない。誰かと会話をしているという認識がない。

 

・言動が唐突

親の部屋に入ってくる時にバタンとドアを開けたり、まっすぐに向かってきたり、こちらの顔色を伺っていない。「トイレに行く」と言って、行かなかったり、言動に脈絡がない。

 

・声は聞こえている

こちらの言うことは聞こえているようだけれど、プロセスはされていない。

 

・基本的に怯えている

これはうちだけなのかもしれませんが、何やら怯えながら起きてくることが多いです。

 

最初のうちは、怯えていることが多かったので、抱っこして、「大丈夫だよ〜」と背中をさすっているうちに、目が覚めてきて、「あ、なんか変なことしたな」と自分で気づいていたようですが、最近は、わざわざ目を覚まさせなくても、しばらくしたら「ベッドに戻って寝る」と自分で戻っていくようになりました。

こうやって戻った後は、再度、起きてくることはほとんどありません。

 

なので、まぁ家の中で歩き回るくらいなら良いか、と思っていたのですが、先日、とあることが起こったので、この記事にすることにしました。

 

我が家は、セキュリティシステムがついているので、就寝中に家のどこかのドアが開けば、アラームが鳴るようになっています。

しかし、家からガレージへのドアにはこのアラームが付いておらず、家の内側から鍵をかけてあるだけです。

 

これまで、スリープウォーキングで私のオフィスか夫婦の寝室に直行していた娘ですが、この日は違いました。

夜11時半頃。

旦那はもう寝てしまい、私はオフィスで勉強中でした。

パタパタ・・・と足音が聞こえたと思ったら、バタン、と家とガレージをつなぐドアが閉まる音がしたのです。

「あれ?今、ガレージのドアが開いた?」と思ったら、娘が泣きながら私のオフィスに入ってきて、「貝殻のおもちゃが見つからない・・・」と言うのです。

 

おぉ、何か探してたのね・・・。

 

それでどうやら、寝ぼけたまま一人でガレージに行ってしまったようなのです。

 

こりゃまずいな、と思いました。ガレージに行ってボタンを押せば、ガレージドアが開いてしまい、外に出られてしまう。つまり、親の知らない間に、寝ぼけたまま外に行ってしまう危険性があるのです。

 

とりあえず、探し物が見つからないらしい娘に、「そっか、今日はもう遅いから、明日になったら探そうね」と言うと、うなずいてベッドに戻る娘。

 

ガレージに行って、ガレージドアのロックをし(今までしていなかった)、家とのドアにも二重で鍵をかけました。(でもこれは寝ぼけてても開けられることが証明されてしまった)

 

次の日、念のため、娘に聞いてみました。「昨日、貝殻のおもちゃって探してた?」

 

娘は、「何のこと?」と言います。

 

やっぱり・・・。

 

旦那にこのことを伝え、ガレージドアは必ずロックするようにと確認。娘の部屋の窓も夜は必ず鍵をかけること。

 

そんなわけで、スリープウォーキングについて、書いてみることにしました。

 

まず、先述したように、この年齢の子供に見られるスリープウォーキングはほとんどの場合、特別な処置はしません。特に健康な子供の場合は、ドクターにも、「もう少し成長すれば、なくなる (grow out) でしょうから、見守ってください」と言われるでしょう。私もこれについては特に医療的な介入はしたくはないので、見守る方針です。

 

ただ、「安全」という面ではやはり、セキュリティアラームだとか、施錠だとか、危ないもの(武器など)を置かないだとか、そういう処置は必要だと思います。

特にもっと小さい子の場合、プールだとか、階段があるとか、対策を考える必要があるかもしれません。

 

スリープウォーキングの原因は、調べてみると、色々と出てきます。

 

・昼間のストレス

転校だとか、テストだとか、いじめだとか、すごく明らかな状況でなくても、子供が感じているストレスって様々あることと思います。

 

うちの娘は、学校が大好きで、友達もたくさんいて、先生からも頼りにされていますが、それでも何らかのストレスがあるのだろうし、本人が自覚していない可能性も高いです。

彼女は小さい頃からかなり敏感で、スピリチュアルな部分もあります。映画の「シックス・センス」みたいにはっきりしていなくても、なんとなく感じるものってあるし、本もよく読むし、想像力もかなり強いはず。頭の中の世界が、ものすごく広くて大きい。

 

なので、「ストレス」と言ってしまったらそれまでですが、私は、想像力豊かで本が好きな娘が、夜にスリープウォーキングするとしたら、それって個性だなぁと思うのです。

やはりこれは、ある程度、自分の世界を表現できるようになるまで待たなくてはならないだろうし、それこそが “Grow out” するということでしょう。

こういうことが起こると、人間の脳ってものすごい機能と可能性を持っていることを教えてくれます。

 

・就寝時間のルーティーン

これは、我が家のベッドタイムはかなり厳しく決まっているし、相当のことがない限り、例外はありません。

家族で夜中まで出歩くこともほとんどないし、それが結果的に良いのか悪いのかはわかりませんが、かなり習慣づけられています。なので、スリープウォーキングの時間もいつも同じ時間(11時〜真夜中あたり)に起こります。

 

・遺伝

もしかしたら、私も多少はスリープウォーキングの兆候があったかもしれません。

うちの旦那もかなりはっきりとした寝言を言うので(会話もできる)、うちの娘がスリープウォーカーになるのも納得のような・・・。

逆に、うちの息子は枕に頭がついたら3秒で朝まで熟睡ですけど。何でしょうね、この違い。

あ、でも娘は、赤ちゃんの時から眠りが浅い方だった気がします。

 

・・・・とまぁ、もっとたくさんあるので興味がある方は調べてみてください。(放置)

 

対処としては、上でも書いたように、静かに話しかけて、落ち着いたら「ベッドに戻る?」と聞く。

怒鳴ったりすると、余計に怯えさせて、起きている時間が長引くと思います。理論は全く通用しないので、「遅いから寝なさい」は使えません。

 

最近は、夜中に娘の足音が聞こえたら、「今日は何を言ってくれるんだろう?」とちょっと楽しみにしています。

あの散らかった部屋(娘のです)で転んだり、足を怪我せずにやってくるくらいだから、やっぱり人間ってすごいなぁと変なことに感心してしまうことも。私が100%覚醒状態で歩いたら、何かしら踏んづけて痛い思いをするのに。

 

ってきっとこんなことも良い思い出になる日が来るのかしら・・・?

 

 

 

 

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About Erina

こんにちは、Erinaです。 日本で一浪した後、2002年に留学生として渡米しました。 ESLとコミュニティカレッジを経て、4年制大学に編入。高校時代は大嫌いだった数学が大学で大好きになり、応用数学専攻で卒業。金融アナリストインターン、IT企業でデータアナリスト、銀行で不動産アナリストを経て、現在、キャリアチェンジの真っ最中。アメリカの高校で数学教師になるために、2016年夏に脱サラ。久しぶりの勉強と主婦業に専念しています。 二人の小学生のママです。 趣味は読書・ヨガ・テニス・ゴルフ・DIY・庭仕事で、最近の一番の楽しみは子育てです。 アメリカに住む日本人女性を応援したくてこのブログを始めました。

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