16歳の自分へ

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こんにちは、Erinaです。

 

今日は20年前の自分、16歳だった頃の自分に、もし伝えることができるならこんなことを伝えたいというメッセージを書いてみます。

なぜなら、16歳の私は、高校生活を楽しみながらも、自分自身と向き合うことはしておらず、やはり周りに流された高校生活を送っていました。部活のテニスは好きだったし、友達とは気が合って、毎日が楽しかった。

けれど、「分岐点」がやってきた時、その準備が全くできていなかった私は自分の人生における選択肢を遅らせ続け、気づいた時には置いてきぼりになっていました。

 

19歳になって渡米した時、やっと「自分で決めた」という実感があったものの、すでにスタートが出遅れた感は拭えなかったし、やっぱり若いうちにこういうことをしておけばよかったな、とも思うのです。

このアメリカに来て、「やりたいことをやるのに年齢は関係ない」とは思うのだけれど、それとは別の意味でもうちょっと有意義な高校時代を送れたのじゃないかなと思うのです。

なのでもし、このブログを読んでくれている若い日本人女性(特に高校〜大学生)がいたら、少し、心の奥底にある思いを引っ張り出すお手伝いができたら良いなと思います。

 

私は小さい頃から「アメリカ」になぜか興味を惹かれていました。

両親は地方公務員で、海外とは何の縁もなかったけれど、小さい頃に見た映画などから外国=アメリカだと感じていて、いつかは暮らしたいと思っていました。

でもその手段はわからなかったし、誰かにその思いを告げることもなかったのですが、中学時代の友人が高校でアメリカ留学したり、3歳上の従姉がカナダに短期留学したりしたのをきっかけに、「良いな〜!」と思うようになりました。

ただ、その時はまだまだ自分が留学するという当事者意識はなかったし、英語の勉強はあくまで科目の一つでしかありませんでした。

 

それから、この記事に書いたように、カナダからの交換留学生との出会いをきっかけに、「英語でコミュニケーション」の意味がわかり、人間スキルとしての英語力に興味が生まれました。

 

この時に着火し始めた私の中のパッションは、ものすごーくゆっくりと広がり始めました。やはりこの時に、誰かの留学経験を聞いたり、海外生活について勉強したりしていれば、もう少し火がつくのも早かったかもしれません。当時はインターネットなんてなかったし、情報は紙の本でしか見つけられなかった。

 

「反対されたらどうしよう」

「失敗したらどうしよう」

 

という思いよりも、やはりこれは「まだ考えなくて良いや」という先延ばしで、自分の将来をそれほど真剣に考える必要がない環境にいたからでしょう。

 

もっと貪欲に将来を考えれば良かった。

 

私が自分と向き合うことを先延ばしにしていた頃、貪欲に自分の将来を考えていた同級生たちは少なからずいたし、アメリカに来て出会った同年代の日本人女性たちが、同時期にもっと色々なことを経験していたことにもショックでした。

自分がいかに無知で、無経験で、環境に甘えてきたのか。

 

「女の子だから」という理由で、貪欲になることを抑制されてきた私たちは、周り優先になって、自分自身と向き合うことをしてこなかった。その感覚が麻痺している子もいるし、ただその方法を知らない子もいる。

16〜18歳という、人間としてものすごいエネルギーとポテンシャルを持っている時期に、それを自覚しないで過ごすには、もったいない。

 

アメリカで娘を育てていると、「平均じゃ満足できない!」という女の子がのびのびと成長していることに気づくし、社会もそれに対して全く疑問を持ちません。

自分の決断はあくまで自分の幸せのためのものであり、親や社会を満足させたり納得させるためのものではない。

 

私は今、娘の母として、そして自分自身も娘として、周りが変わることを待つのではなく、一人の人間として幸せになる方法を子供たちに伝えたいと思っているし、それは自分から欲しいと思わなければならないと伝えています。

そして貪欲であればあるほど、手に入れられるものは多いという事実。それはお金とか名誉とかそういうものだけでなく、自分が何で満足できるかという自己実現とか社会貢献への実感も含まれています。

 

だからもし、気になることがあるならどんどん人に話してみる。

そこからどんな世界が広がっているかはわからない。

 

そして具体的な次のステップを教えてくれそうな人を探す。

具体的になればなるほど、物事はどんどん実現に近づいて、自分のことなんだな、という意識も強まってくる。

 

最後に、恐れない。

「留学したいなー」で終わる人と、実際にできている人の違いは、「片道チケットを買えるかどうか」です。そしてこの恐怖心は、計画が具体的になればなるほど薄らいでいくものです。

 

どうかな。

もう一度、16歳をできるって言われたら、これをできるかな。

 

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About Erina

こんにちは、Erinaです。 日本で一浪した後、2002年に留学生として渡米しました。ESLとコミュニティカレッジを経て、4年制大学に編入。高校時代は大嫌いだった数学が大学で大好きになり、応用数学専攻で卒業。金融アナリストインターン、IT企業でデータアナリスト、銀行で不動産アナリストを経て、現在、キャリアチェンジの真っ最中。アメリカの高校で数学教師になるために、2016年夏に脱サラ。久しぶりの勉強と主婦業に専念しています。二人の小学生のママです。趣味は読書・ヨガ・テニス・ゴルフ・DIY・庭仕事で、最近の一番の楽しみは子育てです。 アメリカに住む日本人女性を応援したくてこのブログを始めました。

4 Responses to “16歳の自分へ”

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    るる

    本当にその通りです。私はErinaさんより年上の者ですが、田舎なのもあって、親も高校入試までは結構サポートしてくれましたが(田舎は出身大学より出身高校が大事なのです)、女には学はいらない、女は見合いで結婚すれば良い、とずーっと言われて育ったので自分の人生について全く考えることができませんでした。同級生が「私は〜になるからこの大学に進むの」と言っているのも、え、女は見合いで結婚するのに、と不思議に思っていたくらいです。これをずっと引きずって中年(というか初老??)に差し掛かってしまいました。本当に勿体無いことをしたなーと後悔ばかりです。私の娘は海外の理系大学院に進み、その国で仕事も決まりつつあります。なりたかった自分に娘が代わりになっていて、彼女の努力を誇りに思いますが、やはり自分がそう言う人生を歩みたかったなぁと言う気持ちが拭えません。そして自分が早く気づいて行動を起こすというのはとても大事ですが、それよりも子供の頃は家と学校が全てですから、特に親が子供の挑戦を阻むような言動は慎むべきだ、とも思ってしまうのです。うちの親のように「女に学はいらない」と言っている親御さんが意外に多いのですよね。

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    立川愛弓

    Erinaさん、私も16歳の時の自分に伝えたいことは色々とあります。Erinaさんが言うように、自分の幸せは自分の責任であり、それを自分からまず変えたい!何かをしたい!と思う気持ちからくると私も思います。また、mentor 存在は大事ですよね。私も、アメリカ社会で育ったとは言え、やはり日本人のバックグラウンドは自分の中で大きくありました。その葛藤を理解してくれて、励ましてくれる先輩がいたらよかったな、と思います。今は、私が少しでも若い生徒達にそういった存在でいてあげられたらいいな、と思いながら働いています!

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    Erina

    るるさん、こんにちは。
    コメントありがとうございます。

    そうですね。やはり家族、それも親の影響ってこの年代の子どもにとっては大きいですよね。
    最近、うちの娘とも話していたのですが、昔はインターネットもなくて、世の中に存在しているたくさんの仕事や進路について調べることができなかった頃は、親の仕事を継ぐとか、しきたりに乗っかることしかできませんでした。
    それがこうやって色々な人たちの選択肢を知ることができるようになって、女の子というのはとても恩恵を受けられる存在だと思います。
    娘さん、頑張っていて素晴らしいですね。
    娘たちの世代には、女性としてできることがあり、私たちの世代にも、女性としてできることがある。
    そうやってまだまだ新しいことを手探りできる環境に感謝ですね。

  4. avatar

    Erina

    愛弓さん、こんにちは!お元気ですか?
    コメントありがとうございます。

    アメリカで育った愛弓さんはまた私とは異なるstruggleを経験したんでしょうね。
    その経験を若い世代とシェアすることって大事です。
    受け止め方はそれぞれだけれども、一人じゃないんだな~って思えることは誰だって必要ですもん。
    頑張ってくださいね!

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