私が辛い辛い駐在生活4年間を全うした理由

久しぶりに記事を書きます。

 

こちらで投稿するのは初めてですので、皆さんはじめまして。

シアトルで4年間、駐在妻として生活していたKazumiと申します。

 

 

 

– Prologue –

もう、あの当時からは10年くらい経ったんじゃないかと思うくらい、今の日本での生活は当時のものとは別世界です。でも、実は毎日毎日の隅々に当時の名残もあります。

 

私が辛い辛い思いをしていた話は、姉妹サイトの アメリカで10倍うまく立ち回る方法 で読んでみてください。こちらの記事は、アメリカだけではない、しかも駐在というわけでもない、世界中にいるたくさんの悩める妻たちから共感を得て、いまだにちょこちょこコメントをいただきます。

もし今身近に悩める妻がいましたら、紹介してあげてください。日本国内でも、夫の転勤で縁もゆかりもない土地に来たという状況は、まったく同じだと思います。皆さんが書いてくれたコメントを読むだけでも、頑張っているのは自分だけじゃない、と勇気をもらえるかもしれません。

 

 

– 本題 –

私があれだけ辛くて寂しい思いをしても4年間を全うした理由・・・それは・・・

 

見栄っ張りだからです(笑)

 

だってね、日本に一時帰国しようものなら、

  • 子供が熱を出して病院に行きました、保険証がありません
  • 子供服のお店で会員になります、住所も実家のものを借ります
  • 新しく出会った人に「帰省中」というと、「お住まいはどちら?」と聞かれ、「ちょっと遠いんですよ」と濁すと、「そうなの、うちも福岡でね(遠いって言ったって、うちより遠くないでしょ、と言わんばかりのドヤ顔)」と挑戦されるので、「いや〜、それは遠いですねー!!うちはシアトルなんですよ。」とカウンターアタック(笑)

 

という具合に、シアトル在住という個人情報はいとも簡単に流出します。(自分で言ってるだけ。笑)

 

そうすると、必ず言われる言葉

 

「すごいですねー!!」(羨望のまなざし)

 

「えー!すごーい!英語ペラペラですね!!」

 

「かっこいいー!!」

 

「もしかしてお子さんもアメリカ生まれですか!?」

 

「えー、お子さんバイリンガル??羨ましい〜!」

 

 

みんな、きっと心から湧き出る言葉をかけてくれているんですよね。

すごいと言われることは嬉しいです。

でも、それを鼻にかけたくない。気取ってるとは思われたくない。

 

だからだいたい

 

「英語ペラペラですか??」 → 「得意なフレーズは“エイゴワッカリマセーン”ですよ」

 

とか

 

「お子さんバイリンガルですね!」 → 「そうですね、大好物の“ミルク!”しか言いませんけど。笑」

 

なんて、冗談めかします。

 

 

しかもウケるのが、「今回の帰国は何年ぶりなんですか?」と期待たっぷりの質問に、「さ…3ヶ月ぶりです」と申し訳なさそうに答えると、キラキラしていた顔が「なんだ、結構頻繁ね。」と、一気に曇り空(笑)

 

でもそれが帰国の度に起こると、もう面倒くさい。そして冗談言うのも疲れる。

 

駐在なんて、今の世の中たくさんいるよ。しかも、駐在=幸せな専業主婦っていう図式は、誰が作ったの?

実態は、アメリカで子煩悩な父親がそこら中に溢れている中で、夫が激務の中、公園で母娘の組み合わせはうちだけ、ホームパーティーに誘われれば旦那なしはうちだけ、周りは子供の抱っこを交代できるパートナーがいて、同じ日本人妻でも、英語のジョークについていけないときに優しく解説してくれるアメリカ人旦那様がいるのといないのとでは、この疎外感は大きく違う。

 

でも、道行く人に、駐在ってどうですか?って言われて、

 

「旦那がいなくてほぼシングルマザー。アメリカに住んでたって、雇用主は日本企業だから毎日残業、帰宅するのは仮眠を取る数時間だけ、日曜も日本が月曜だからと業務の指示出しで家から仕事。なんで私は毎日こんな孤独な思いをしなくてはいけないの!?英語だってもう聞きたくない話したくない、心から溢れる言葉を日本語で自然に話したい!!!そしてそれを聞いてくれる友達や家族が欲しい!!!」

 

なーんて泣きつけないんですよ。むしろ逆ギレ。笑

 

でもそんな一時帰国を重ねるうちに、 駐在妻=ラッキーで幸せな専業主婦 になってみたくなりました。

見知らぬ人の期待に応えたいし(笑)、嘘じゃなく心から楽しんでシアトル話ができるようになりたい、と気持ちに変化が表れたんですね。

 

もちろん寂しい瞬間っていうのは、帰国するその日まで絶えません。でも、自分の寂しい思いを話すよりも、友達(アメリカ人8割、日本人1割、その他外国人1割…このratioは書く必要ないかとも思ったんですが、現実のイメージが湧きやすいように)の話にたくさんたくさん耳を傾けるようになりました。

そこからですね、一緒にプレイデートしたり、ランチに行ったりしていた友達が、自分の中の“親友”というカテゴリーに入り始めたのは。

 

気づき始めた瞬間です。

 

「アメリカに住む日本人だから」ではなく、誰も彼も、結婚して子供を持って初めての子育てで、旦那さんと衝突したり子供が泣き止まなくて自分が泣きそうになったり、うまくいかない日々なんて当たり前。

 

人生でたくさんの人に出会いますが、それをただの人生のラインが接触した1点のままにしておくのか、その接触ポイントから、2人の人生ラインが離れないものにできるかは、本当に自分次第。

彼らは私の悩みを聞くためにいるんじゃない。

彼らにも家族、生活、どうしようもない環境があって、悩んでいるのはみんな同じ。

それをどういうスタンスで解決していこうとするかが、私が大きく間違っていたポイントですね。

 

悩んだときに、心の声を聞いて受け止めてくれる友達がいて、悩んでいる友達のためにすぐに駆けつけてあげられる自分で、子供同士も仲良しでよく遊ぶので、1日のうちのぐずり時間も減るしお昼寝もしっかりするし、良いことばっかり。

 

だから “4年間を耐え抜いた” のではなく、“4年間を楽しんだ” と今は胸を張って言えます。

 

辛かったfirst halfも、その日々があったおかげで、大切な「人間らしいコミュニケーション」を学べて、一生付き合いの続く友達がたくさんできました。

 

 

「4年も駐在してたんですか!?すごいですねー!!」

 

「そうですね〜、人が思うほどゴージャスな生活ではないですけど(笑)、機会があればまた戻りたいですね(^_^)」

 

 

 

the 勝ち組です(笑)

 

 

– Epilogue –

私の 「あの記事」 にコメントを付けてくれる人たちはきっと

 

「寂しすぎて、もう日本に帰りたい。けどどうにかして楽しい毎日に変わるなら変えたい。でも、どうしたらいいのかもう分からない」

 

っていう状況なんだよね。

それで、もう手は尽くした、私はアメリカに合わないんだって焦って結論付けて、帰ってほしくないの。

 

だってこれを乗り越えたら、本当に本当に、毎日の生活だけじゃなくて、人生が変わるから。

 

 

– 次回予告 –

「離婚を心に誓ったけど結局しなかったわけ(仮)」

アメリカの生活は楽しめるようになったけど、本当に辛いときにそばにいてくれなかった旦那様 -太郎ちゃん- との“心の溝”、“家族としての不信感”が拭えないまま帰国に至り、とうとう離婚に向けて動き出すのです。(注:離婚してないよ!)

 

 

 

この記事に関連して、Erinaがこんな記事も書いてみました。

「外国生活、帰りたいときは帰る強さ」

も読んでみてくださいね。

 

 

“私が辛い辛い駐在生活4年間を全うした理由” への25件の返信

  1. Kazumiさんのこの記事を読んで、まさに私の1年目の苦労がよみがえり、そして、2年目に入り、少しずつ前に進みだした自分の変化にも気付くことができました。
    ありがとう、Kazumiさん!

  2. Tomomiさん
    コメントありがとうございます!
    人は頑張った分だけ、心から笑えるようになると思います。いつか、ぜひTomomiさんのサクセスストーリーもシェアしてください!

  3. 自分の中の気持ちの変化を、こうやって文章に表せるカズミは本当にすごいね。
    オープンマインドで、自分に素直に、成長している証だよね。
    カズミの言葉がきっとまたいろんな人の心に届いて、癒してあげるんだろうなぁ。

  4. かなりグサッとくる内容で、色々考えさせられました(「人が勝手に描く自分に対しての印象の一人歩きは怖いな」と「当然個人差があるが、人が後ろ向きから前向きになるきっかけとは」などなど)…

    グサッときました。

  5. 初めまして。Kazumiさんと同じ場所に引っ越してきてもう少ししたら1年経ちますが、寂しい、帰りたい気持ちで今もいっぱいです。日本に戻ることはもうない私は本当にこれから先このまま独りなんじゃないかと不安で押しつぶされそうです。私はまだまだ努力が足りないんだと思います。Kazumiさんのように外に出ないと何も始まらないだろうなと改めて気づかされました。来年の今頃は少しは進歩しているかな…

  6. Erina
    いつも褒めてくれてありがとう♡
    どこに行っても、他人の200倍ピュアだとか素直だとから言われるけど、本人はただただもがいてるだけという(笑)
    記事を書くチャンスを貰えるだけで、改めて自分の気持ちに向き合えるよ。

  7. タツヤさん
    コメントを見逃してました、すみません…こんなカッコイイ、ズバリなコメントいただいてたのに…

    印象の一人歩き、正にそれ、常日頃から身の回りに溢れてますよね。自分が気づかぬうちに、悪気なく他人にプレッシャーを与えてしまうことがないように、気をつけるばかりです。

  8. Ritaさん
    コメントありがとうございます!
    1年なんて、まだまだ辛いです(笑)大丈夫。何もできないまま1年も経ってしまった…そんな思いに、さらに胸が痛くなるんですよね。めっちゃ分かります。でも、人生80歳まで生きたとして、たったの1年です。この先2〜3年費やしてしっかりアメリカの土台を作ったら、その先何十年って幸せです!しかも期限がない分、ゆっくりのんびり動けます!
    外に出たくないときは、出なくて良いです。私はひたすらugly bettyとSATCと、グレアナ(その他諸々)を観てました。それでめっちゃくちゃ英語力が上がりました。もしかしたらRitaさんは英語力は求めてないかもしれませんが、実はこれらのドラマシリーズを観ることによって、私の1番の助けになったのは、街で見知らぬ人に声をかける方法です。そして、その会話を楽しむ方法。アメリカ人は口から生まれた人種です、会話を制すればアメリカを制します(笑)

    大丈夫、じっくりと時間をかけて自分のスタイルを煮詰めていけば、美味しくなったRitaさんを一口味見したいと、周囲が美味しい香り(楽しい雰囲気)に釣られて寄ってくるようになります!本当です。
    「こんな時、Kazumiちゃんならどうするだろうか?」なんて気になることがあったら、いつでもコメントください!I’m here for you(^_−)−☆

  9. 初めまして。私は今オーストラリアで駐在妻しております。まだ来て一年経ってません(その間三カ月も日本に一時帰国しました)2歳近い息子と協力的な夫、不満がない幸せな家族なのにとても毎日つらいです。夫に不満ばかり言ってしまいます。こんなこと言いたいわけではない、どうしたらいいかわからない。そんな時に読ませていただき、励まされました。ありがとうございます。

  10. kurumiさん!
    声を上げてくれてありがとうございます!!今、不安と辛さと、もしかしたら自己嫌悪の海に溺れそうな状況かと思います。でもここにコメントを残してくれたことで、他にも読んでくださっている方たちは、確実に心強く思われています。だって、1人ぼっちじゃないんですから!たぶん、ご主人に話されている不満は、本当の声ではないんです。心が迷われている時なので。だから、スッキリしないし解決もしないし、なのに分からないモヤモヤした気持ちをぶつけ続けることに、自己嫌悪に陥ってしまう…。すごく苦しいんですよね。どうかご自分を責めないで、旦那さんには思い切り甘えて、息子ちゃんと思い切り笑って下さい。
    私は娘が同じ年の頃、毎日泣いてました。そしたらその度に、ティッシュを取って来てくれるようになりました。娘がいなかったら乗り越えられなかったと思います。でも、娘がいたから、乗り越えられました。
    きっと息子ちゃんは、kurumiさんに幸せを運んでくれます。幸せな気持ちを思い出させてくれます。心穏やかに過ごせるようになるまでは、旦那さんの頑張りどきです!
    これって駐在妻が心得る覚悟ではなくて、妻を自分の仕事の都合で世界に連れまわす夫の覚悟であり、1つ1つの家庭に試練を与える会社の責任でもあります。
    でも、せっかく素敵な国に来られたんですから、「はい、もう無理です!」っていう日が来るまで、もうちょっともがいてみましょう(*´꒳`*)もがくのつかれたら、またちょっと帰国して、雪見露天風呂とか入ってみちゃいましょう(笑)
    大丈夫、kurumiさんの気の向くままに過ごせばいいんです。そしたらいつの間にか、kurumiさんらしく乗り越えられる日が来てますよ!

  11. 私も今3年半近くが経っても、時々襲ってくる寂しさ、孤独さ、日本に帰りたい気持ちはなくなることがありません。だからこのブログに辿り着いたわけで(笑)だから同じ気持ちの人がいるんだーと思えて少し落ち着きます☺️kazumiさん、ありがとうございます。本当に辛い日々だけど、何とかやりきりたいって思って、心を前に向かせるわけです。ポジティブシンキングなんて、言葉じゃ片付けられない日々の時もあるし、でもやっぱり異国でなければ出会えていなかった貴重なお友達もいるわけで。そして、アメリカ人に限らず、明るいインド人ママや我々より経済状況は大変であろうアフリカ系移民の人達でも前向きな人生設計をしているママから刺激をうけてなんとか踏ん張ってみようかなというかんじです。

  12. yuuさん
    yuuさんも、コメントありがとうございます!思いをシェアしてもらえるだけで、また1つ、みんなの心の支えが増えました!やっぱりいつになったって、ホームシックにはなります!だって、自分が育った家や大切な家族、”ホーム”があるんですから。仕方ない仕方ない。大丈夫大丈夫。今一緒に苦楽を共にしている家族との絆は、見えないうちに強く強く育っています。そしていつか今いる場所を離れるとき、もしくは離れたときに気付くんですよね。「あ、いつのまにか、ここも自分の”ホーム”になってたんだな」って。

    人との温かい関わりや、ちょっとした嬉しかったこと、驚いたけど勉強になったこと、いろいろ積み上げたら、その全てがかけがいのないものに変わる日が来るんですよね。

    みなさんがこの記事にたどり着くということは、ハッピーな毎日にしたくて、その術を模索しているということです。ということは、改善したいという、とても前向きな気持ちがある証拠なんですよ!!変わろうとして、一歩踏み出して、既に変わり始めてるんです!

    私は心配してません!一生懸命な人たちだから、きっと幸せな毎日を掴むまで、上手に乗り越えていける頭の良い女性たちだと知っているから。

    だから、大丈夫!!

  13. とっっっっっても心に響きました。
    約1年の駐在の休憩で2カ月一時帰国。そしてまたアメリカに来たばかり。
    自分では収拾のつかないほどに寂しさが襲ってきています。…いました。
    とても前向きになれました!!!ありがとうございます。
    今の寂しさや、夫が多忙なことへのイライラ、自分の再就職についての不安や、将来の妊娠への不安。諸々が重なり、離婚して一時帰国という手もと考えていました。。。
    今はもう違います!光をありがとうございます!
    また詰まった時にはこちらの文章を読ませていただきます!(>_<)

  14. はじめまして。

    もう少し、いや、こちらのブログに早く出会いたかったです。
    駐妻をした頃息子は大学受験を控えていたにも関わらず、夫がどうしても私に着いて来て欲しいと。
    中高一貫校に通っていた娘と3人で欧州へ向かいました。

    息子も納得して私の実家で受験勉強。
    何と酷い親だと思われても致し方ない。夫は何を考えていたんだろう。
    私はもっと頑なに単身赴任して欲しい旨を夫に訴え続けなくてはならなかった。

    今振り返ると、上手くいくわけがない思いや現地の奥様方から理解を得られる筈がないや。

    今となっては後悔あとを立たずです。

    本帰国から5年経つ今も胸の片隅に上手く振る舞えなかった自分に苛立ち、しこりが残っています。

    乱文散文すみません。
    私と同じ気持ちの方の文を読ませて頂き、心が温かくなりました。

    ありがとうございました!

  15. sallyさん、tomoさん
    こんにちは、コメントありがとうございます。お返事が遅くなり本当にごめんなさい。ちょっと忙しい日々でした。どれくらい忙しいかというと…

    6月に夫・太郎の転職が決まり、7月に引っ越し、8月に第二子を出産しちゃったくらいバタバタしておりました。やっと生活が落ち着いてきて、怪獣たちが深いに眠りについた夜更けに、パソコンに向かう時間が持てるようになってきました!

    sallyさん、とても心前向きな方、もう今頃人生バラ色になっているかも??コメントに離婚という言葉がありましたが、わかりますよ。本当に。私、完全帰国した後も3年は離婚届を隠し持っていました。詳細は次の記事で書きたいと思っていますが(と言いつついつになるか…汗)、完全に乗り越えたなと思えるようになったのは、たかだか2年前。今回の引っ越しも、もちろん主体は太郎さん。国内ですが、今まで全く知らなかった日本の別の顔というか、ある意味カルチャーショックをたくさん受けていて、マタニティブルーのせいにして枕を濡らした日もあったりなかったり…でも気持ちの深い部分で、太郎さんなしの生活はちょっと考えられなかったので、新しい生活をいかに楽しい物にできるか、自分のクリエイティビティにチャレンジ!という、アドレナリン出てる間にこの新しい街を好きになろう!!と決意しました。今はこのクセのある街、出会う人皆キャラが濃くておもしろい!既に好きと思って暮らせるようになりました。ポイントは、太郎さんと『一緒に』乗り越えてるというところでしょうか。シアトル時代は、旦那さんは仕事という人生、私は家庭という人生を、同じ屋根の下で別々に暮らしていたような気がします。心がまだ家族になれていなかったんですね。
    sallyさんのご主人も多忙とのことなので、きっとご主人も辛い部分があるとおもいます。どうにかこうにかして会話を持ち、悩みを共有し合ってアメリカ生活に対する気持ちを同じレベルにできると、『一緒に乗り越えていくこと』に、一歩近づくかな?と想像します。既に楽しい毎日を過ごしていたら、どうかこちらでシェアして下さい!!ハッピーストーリー、聞きたいです!!

    tomoさん、もう既に帰国されているとのこと。辛かった時期を思い出すと、どうにもならないくらい胸がモヤモヤする気持ち、分かります。過去の出来事、消化しましょう!大丈夫、その辛い思い出も、温かいものに変えましょう!!きっとその当時、ご主人も不安でいっぱいだったんではないでしょうか。それだけでなく、外国に住むということは、みんなにとって大きな壁になりうることです。でも、お子さんたちのことを考えても、若いうちにそれを経験することはきっと大きな力になりますし、みんなで乗り越えていきたかったのかな?と想像します。それと…tomoさんのことが大好きで、そばにいてほしい、いてくれないと自分の人生つまらん!!という男性ならではの甘え?笑
    それは時として女性を拘束してしまう強い魔法を持っています。女性は男性の何倍も精神が強いから耐えてしまうんですよね。相手を思いやる強い思いが自分を犠牲にしてしまうこと、多いと思います。でも私が凄いなと思うのが、ご家族で話し合われて日本に残る決断をされた息子さん。それを強制して全員で渡航することもできたと思うんです。きっと良い経験になるからと。しかも日本にお子さんを残しておくということ、親御さんにはとても勇気のいることで、子供との信頼関係がないとできないことだと思います。それだけしっかりされてた息子さんと、その意志を尊重してあげられたtomoさんご夫婦、とてもすばらしい連携プレーだと思うのです。現地の奥様たちは、家族ではありません。どんな決断でも応援してくれるのが友達なら、そうでなかった方達は残念ながら、ただのゴシップガールズです。気にしてはいけません!そのことで心に傷が残っているなら、それは忘れて大丈夫です。だって、この先一緒に住むわけでもないし、自分が困ってても助けてくれる存在ではないから、(こんな言い方失礼ですが)tomoさんの人生に必要ないんです。
    きっとこちらのコメントに書かれている数百倍、心揺れる出来事だったのだと思います。でもそれは、責任感が強く、ご主人への深い思いやりをもったtomoさんだからこそ悩み続けてしまうのでは?逆に言えば責任感の強いtomoさんだからこそ、その当時できるベストな決断をされたんだと思います。後悔してはいけません!それ以上できることはなかったはず。だから今できることは、当時のご家族としての挑戦に、みんながそれぞれの場所で頑張ったことに誇りを持ってあげること。そしてtomoさん自身、ご自分を責める必要は全くありません!奥さんとして、お母さんとして、できることを精一杯やってこられたこと、ご自分を褒めてあげてください。お母さんっていう役割は本当に大変だと思います。家族全員の悩みがのしかかって重いです。超ヘビー級。でもそれを乗り越えたtomoさん、スーパーお母さんですよ!私も見習います!!最高の家族の応援団長になれるように!!

  16. 駐在 離婚 辛い で、検索して出て来たので読ませてもらいました!
    現在、夫の駐在についてきていて、夫は仕事仕事仕事で、子供の面倒一切見てくれません。不満が最高に溜まってます。
    後から考えたら、良かったって思えるのか、今本当に辛いですー涙
    同じように辛い思いしてる人がたくさんいるんだなーがんばろー!と思えました!
    ありがとうございます。

  17. ゆみさん
    こんにちは、コメントありがとうございます。
    お気持ちよくわかります。旦那さんさえ側にいてくれたら、子育ての大変さを愚痴ったり、子供の可愛さを共感したり、いつも1人の方にのしかかってる子育ての責任が少し軽くなったり、時には1人の時間をもらったり、ただ隣に座ってくれてるだけでも心の安心感って違うのに、その「側にいてほしい」というシンプルな願いは全て旦那さん次第で、自分ではどうにもできないことがまた苦しいんですよね。

    後から考えて良かったって思える日まで、どれだけの年月がかかるのか、はたまたその日まで頑張れるかどうか、環境にもよるし、きっとお子さんのやんちゃっぷりにもよるし(笑)本当に人それぞれだと思うんです。

    もし日本に受け入れてくれる家族がいるなら、時々帰ってみて、ぜひ息抜きしてください!どちらにしても駐在の時に陥る状況は、どなたの場合も長期戦です。ゆるくながーく!

    私の旦那さん太郎ちゃんは、帰国するまで仕事と家庭の比重は変わりませんでした。むしろ帰国しても変わりませんでした。この記事に書いたときの私の状況は、あくまで自分の気持ちがポジティブに切り替わるまで2年で、その後太郎ちゃんが変わるまで4年はかかりました。結婚7年目で、太郎と私の家庭を大切にする意識が同じレベルになった時、心から幸せを感じられるようになって、あの時諦めなくて良かった、ここまで頑張って良かったって思えました。それまでは毎日毎日半信半疑(笑)

    その7年は、頑張り続けてはいけません!疲れてしまうから。だから息抜きしつつ、ゆみさんのペースで乗り越えていくことがとても大切だと思います。

    心も体も壊さないように、このホリデーシーズン、ゆみさんの気の赴くままにのんびり過ごしてくださいね。ひとりぼっちじゃないですよ!応援してます!

  18. はじめまして。中東の某後進国で駐在妻をして一年近くになります。夫は出張ばかり、子供がいないので基本「ぼっち妻」です。安全面から行動に制約が多く、英語もほとんど通じません(現地語はある程度できます)。ネット環境も最悪です。

    中高年のため、「無職」だと思うと言いようのない不安が押し寄せ、また、何かしていないと、どこかに所属していないとダメなんじゃないかと自分で自分を追い込んでいました。集団行動が苦手な場合、日本人が少ない場所では特にこの不安感は大きいです。
    ふと「これって私だけ?」と思い、検索しておじゃまさせていただきました。

    でも基本的に地域に関係なく、悩みは似通っているのだなと勇気づけられました。このサイトを作ってくださって、本当に有難うございます。
    特に、帰りたいときには帰ればいい、という一言でとても安心しました。そうですよね。
    それと、日本人社会の外にも友達を作ろうという元気が出てきました。別な国からきている奥様方とも、交流を持てるように動いてみようと思います。ありがとうございました。

  19. 「駐妻 帰りたい」で検索してたどり着きました。アメリカに来て二年目です。一年目は語学学校に行ったり、アメリカ生活を楽しめていました。しかし、子どもが生まれていっぱいいっぱいになってしまい、本当に毎日辛いです。夫は協力的で、とても優しく、帰りたかったら帰っていいからね、とまで言ってくれます。けれど、さすがに夫を置いては帰れず。
    日本の友達がどんどん遠い存在になってしまうようで、切ないです。日本に帰ってももう誘われないんじゃないか、忘れられて字幕んじゃないかと不安です。きっと友達はそんなこと思ってないのは分かっているのですが…
    毎日帰りたいと思っています。この気持ちをどうしたらいいのかわからず、モヤモヤしっぱなしです。。。Kazumiさんみたいに楽しめるかな、、、

  20. Kimmyさん
    はじめまして、コメントありがとうございます!お返事が遅くなり申し訳ありません。
    中東の国というと、日本にも馴染みなく、きっと不安なまま渡航し現地の生活がスタートしたのではないかと思います。まず、一緒に行ってみようと思ったその心持ちに頭が下がります。漠然としたした不安ってすぐに拭い去ることができなくて、結構重いんです。知ってます。
    でも本当にKimmyさんの気づきの通りで、地域は関係無いんですよね。もちろん生活のしやすさ(日本にも馴染みある文化かどうか)は違いがあると思いますが、下手すると日本国内でも、引っ越した先でどうしても現地の輪に入っていけないこと、ありますあります。

    今私は日本という小さな島国の中で、外国人に囲まれた生活をしています。日頃は「頑張るぞ!」と気合いを入れてるようで毎日楽しんでいるように見えますが、外国人同士で集まると、今まで気づきもしなかった生活上の当たり前のことが、日本に来てからはまったく上手くいかず、まるで自分が赤ちゃんになったような感覚になる、と涙を浮かべる方もいます。
    これは本当に特定の地域でも言語でもなく、環境の変化への戸惑いを家族としてどう乗り越えていくか、お互いの気持ちのレベルを理解し、いかに合わせていけるかが大きく左右する部分かなと思います。全世界・全人種・全言語共通です。

    ご主人が出張で中々一緒に時間を過ごせない場合、心に蔓延る不安を吐き出すことが難しく、日本でだったら両親や兄弟、親しい友人とランチをしながら話すことができたのも、海外では中々簡単にはいきません。日本人の枠の外にも友人を求めていくKimmyさんの姿勢は、新しい視野を広げることができ、とても素晴らしいと思います!日本人同士だと、出会い方や立場の関係などから、お互いの悩みを隠し合ってしまうケースもあります。(もちろん一生の親友に出会う可能性もあります!)気楽に、色々な環境や出会いにオープンでいることで、自然と上手くことが運ぶかもしれません。どうかどうか、みんなが中々経験することのできない超レアな環境、楽しめるようになりますように。文化の違い、とても興味があります。近況なども、良かったらこちらでシェアしてもらえると嬉しいです。
    応援しています!!

  21. Kazumiさん、はじめまして。
    欧州某国に駐在して1年と少しが経ちました。子どもが二人います。
    子どもの習い事での付き合いでなかなか現地の方々と仲良くなれないのですが、自分がもっと積極的になるしかないのに、全然勇気がでなくて毎回後悔、反省の日々です。超ダメダメです。
    Kazumiさんのブログを読んで、私も勝ち組になりたい!駐在楽しんだ!と帰国したときに周りに話したいと思いました。
    私も頑張るしかないですね!
    ありがとうございます☆

  22. Miiさん
    コメントありがとうございます。お返事が遅くなりました、申し訳ありません。
    アメリカ2年目とのことで、アメリカ生活自体には慣れていらっしゃると推察します。とても羨ましいです!私はただでさえ家事が苦手だったところに、結婚してすぐに渡米、見慣れない食材が並ぶスーパーでてんてこ舞い、しかもアメリカ生活が出産からスタートしてしまい、もう未熟もなにも全てがグダグダでした。
    Miiさんのご主人は理解のあるとても優しい方ですね!優しいからこそ、置いて帰るなんてできない!って思ってしまう気持ちも分かります。
    まず強気で言わせてもらう事は、日本のお友達もご家族も、Miiさんの幸せを一番に想っています。遠い存在になんてなりません!大丈夫!どれだけ距離が遠くても、何年も会っていなくても、心はすぐそばにいる、それが友達ではないですか!辛い気持ちの時は、とても不安になってしまうんですよね。これ産後のホルモンバランスの崩れも影響していると思います。
    ホルモンバランス、舐めてはいけません。実は産後うつは、表立った症状は1年以内で落ち着いても、きちんと心のケアをしておかないと、その時期に負った心の傷はその後何十年も傷のままで残ってしまうそうです。Miiさんは既に1年目を楽しく過ごされていたとの事なので、今辛い思いをしているのは、妊娠・出産に伴う体と心、そして生活の変化が原因と思われます。だから大丈夫、ご主人とゆっくり話す時間を持ったりして、今は傷つき疲れた心と身体を癒すことに集中してみましょう!負担になる事はしなくて良いんです。だって何よりもMiiさんの笑顔が家族を幸せにしますから、楽しい、幸せだなと思える事だけしましょう。目には見えないけど、毎日少しずつ良い方向に向かっていますよ😄大丈夫、楽しい毎日はまた訪れます!!もう楽しい毎日訪れてたりして(笑)

  23. ななさん
    はじめまして、コメントありがとうございます!
    お子さんが二人もいて、習い事まで!スーパーママですね。私は最近ようやく自分のキャパシティーが低いことに気付き(笑)まだ上の子しか習い事をするような年齢ではないですが、平日の習い事は1つだけね!と子供に我慢を強いています(汗)私も今は日本ですが、これまた臨月に知り合いの誰もいない地に越して来てしまって、産院や小児科など病院探しから小桃の新しい学校でのゴタゴタもあって、ここ一年くらいは心が疲れてました。でもここでの皆さんのコメントを読んで、いつも思い出させてもらうんです。「そうだそうだ、頑張りすぎなくて良いんだった!一人じゃないんだ!」って。それで、苦手だった本を読む習慣をつけたくて、学校のPTAのブッククラブに参加してみたり、仲良くなったドイツ人のお友達と週に一回スーパーマーケットデートをして新しい食材を紹介し、一緒に夕飯を作って食べるというふざけた事をするようになりました。赤ちゃん連れだと料理して貰う事の方が多くなってしまうんですけどね、その友達も、やっぱり日本に来て辛い思いもいっぱいしていて、日本での生活についてだけでなく子供の学校での悩みも含めて、いろんな話をシェアします。お互いに良いリフレッシュになっています。それでまた思い出すんです。「あぁやっぱりそうだ、国も言葉も人種も関係ない、みんな同じような悩みを抱えて生きてるんだ」って。それをシェア出来る存在が家族という枠の外にもあると、目から鱗な知恵をもらえたり、中々勇気の出ない集まりには今度一緒に行ってみようってなったり、少しずつですけど、また世界が広がっていって良いですよね。ななさんは既に積極的なので、何か小さなきっかけだけですぐにたくさんお友達が出来そうですね!私は酷いと引きこもりますから(笑)あはははは
    かなり寒くなってきてると思いますので、無理せず体調にも気をつけてくださいね!一緒に楽しんでいきましょう!

  24. こんにちは。NYに駐妻として渡米してきたSaoです。約4か月が経ちました。もともと海外旅行が大好きだった私は、またとないチャンスに、出発前はただただ楽しみでNY楽しむぞ~、なんなら30前に(現在28歳)NYで貴重な経験積んで日本に帰って違う仕事しちゃおうかな~楽観的に笑顔で日本を飛び出してきました。しかし、旅行と生活はこんなにも違うのですね、この辛さはおそらく皆様の言う通り、経験した人にしかわかりえないと今、痛感しています。最初は”慣れない生活スタイル””環境”へのストレスで、すぐにホームシックになってしまいました。夫と一緒に来たので、最初の二週間はホテル暮らしで、外を出歩いても寒い(12月だったので)、かといってホテルにいたらいたで居場所がない(ベッドの上しか)でただただつらかったです。しかし2か月くらいたったころから何とか生活には慣れ始め、住むに不便はなくなってきました。しかし次に訪れたのが、”漠然とした不安感”です。私は、日本での営業職を辞めこちらへ来ました。仕事は忙しかったけれどそれなりに充実した日々を送り、手帳はいつも予定がたくさん埋まっているようなタイプでした。しかし、一変して今は予定がないのが当たり前です。生活に慣れた後(3か月目ころから)は、無職の自分への自己嫌悪と喪失感、なんとも言い表せない落ち込みです。そして時々、いつも優しい夫へ対して、「いいな~彼は。こっちに来ても自分の道が先まで続いていて、しかも勝手に示される」と羨むのです。それに対して私は「何をやっているんだろう。まさか家事で一日つぶれるわけでもないし、仕事もできず彼のお金でただ暮らして、何のためにいるの?」と思ってしまうのです。そしてそんな風に思う自分に対しても自己嫌悪です。毎週のように一人暇な時間ができると泣きます。夫といるときは楽しいのです。要するに一人で孤独を感じてつらい気持ちを夫へ対しての不満へ勝手に変えているのでしょうね。本当に勝手です。彼は何一つ悪くない。こんな気持ちになっているのも全部誰のせいでもない。全部自分のせい。こっちに来るのも自分が決めたこと。自分を変えられるのも自分しかいない。他人へ話しても同情は買えるが気持ちが解決するわけでもない、ということは痛いほどわかっているのです。ただ、なかなか一歩が踏み出せない。英語も得意なわけでもないし。そして、ふと天気も雨でまた泣いてしまった今日、こちらの記事を見つけて共感しすぎて悲しみではなく、喜びの涙を流しました。世界は広い、私だけが孤独で私だけが悩んでいるんではない、こんなにも同じ気持ちの人がたくさんいるのだと、大きく勇気づけられました。私も、kazumiさんのように少しでも一歩を踏み出して、多くの人が描く”勝ち組”になりたいです。その気持ちは強くもっています。私はNYでつらいこともあったけど、精一杯楽しんだ!と言って帰りたいのです。本当にこの記事を書いていただきありがとうございます。そして、これからもつらくなった時に読ませていただき、元気の源にさせていただきます。

  25. はじめまして。
    お忙しく、返信は難しいかと思いますが、ここにコメントを残すことをお許しください。
    米国へ夫の仕事で家族で越してきて半年です。
    私も子ども達も英語は一切ダメですが、家族一緒にいることが大事と思い帯同しました。
    上の子はプリケーの年齢で、午前中の3時間だけ。案の定渋々だったり、泣いたりしながらも1日も休まず(休ませず)ポツポツ単語を覚えてきて友達とも少しずつ遊べらようになってきていたところでした。
    そこへコロナで外出自粛。学校も休校。
    上の子は学校が休みになってホッとしており、
    正直私も今は家族だけでの時間をホッとして過ごしています。
    でも8月からはまた学校。予定ですが。
    しかも学年が進み、朝8時から15時までの長時間。また子どもか苦労する姿を見るのも憂鬱だし、私も外の世界に出るのが怖いです。
    送り迎えでうまく英語でコミュニケーションを取れないことにいちいち落ち込みます。
    周りには日本人も割といますが、英語に長けており、こちらの生活を楽しんでいる人ばかり。
    ますます落ち込むのです。
    それでも家族一緒にいられることはよかったと思っています。
    住んでいる場所は自然が多く、子どもたちは川遊びをしたり、虫取りをしたり、コロナ禍でも満喫しています。
    日本に私と子ども達だけで残っていたらこんなな伸び伸びと出来ていなかったと思います。
    8月からは私もESLに通う予定です。
    少しは英語が分かるようになれるといいのですが。
    今は学校が再開してからのことが不安でいっぱいで日本に帰りたい、でも帰れなという気持ちがたまらなくて、真夜中にこちらのサイトにたどり着きました。
    乱文失礼しました。
    文章にさせてもらって少し楽になりました。
    ありがとうございました。

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