アメリカ人の義父母との関係
こんにちは、Tomomiです。
日本ではよく嫁姑問題なんてのを耳にしますが、アメリカにはそんなのない!なんて思っていません?
もちろん「日本と違ってそんなにややこしい問題はないわー!」と話す日本人妻たちが多いのも事実。でも「いやいやアメリカのマムは息子が大好き過ぎて、面倒なことばかり!」と話す日本人妻もいる。
特に我が家は問題が多い、というのも、引っ越しまでの間、義父母が所有する不動産の1つに住ませてもらっているので、とにかく義父母と過ごす時間が多いのだ。
お互い遠慮し合っていた時期は過ぎ、今やお互いの主張をぶつけ合う仲になったことは良いことなのか?悪いことなのか?うーん。
子育てに限らず、生活習慣や考え方の違いで衝突することが、そりゃあ多くなってしまった。
例えばくだらない例をあげると、
牛乳。
「Tomomiは子供に牛乳をもっと飲ませるべきだ!自分が子育てしていた時は、子供の飲み物は全て牛乳にしていたくらいだ!」
と言われると、私だって負けてはいない。
「私は○○○という理由で、子供には1日1杯の牛乳で十分と考えています!」(理由は個人の見解なので、今回ここに書くことは避けます。)
すると今度は、
「その考えは間違っている!牛乳にはカルシウムが◯△◯△」
と続き、
「それは1980年代の考え方!」
とまた私も反論。終わらない!
事なかれ主義の夫は呆れて席を立ち去って行く。
まあくだらない例ですが、このような小さな争いが後を絶たないわけで。
他人と過ごすって本当に難しいとつくづく思う。
夫婦ですら、結婚当初は国際結婚ということもあり、理解できないことや慣れないことが多く、アメリカ人と暮らす面倒さを感じた時期も長かった。
しかし会社などではどうだっただろうか?
外国人の上司や同僚とも仕事をしてきたが、もちろん文化の違い、考え方の違いで理解できないフラストレーションはあったにしろ、今のようなモヤモヤとしたものではなかったように思う。
それは「仕事」という価値観で、お金をもらっていたからか?
それとも、同僚、上司という一線を置いた関係だったからか?
それにしても、アメリカに来てからお会いした日本人妻たちは、義父母との良好的な関係を築いている方が多い。
もちろん、アメリカは州が違えば国が違うくらい遠く離れていたり、また近くてもよい距離感を保っていたり、と理由はさまざま。
そんな方々からよくアドバイスされるのが「流すということが一番楽な解決法」ということ。
例えば今回の牛乳も、
「はいはい、そうですね。牛乳飲ませますね」と適当に言っておけばいいってことだよね。
それができないのは、もはや自分のパーソナリティの問題なのか。
結構悩んでいる。
うちは義父母が両方亡くなっているのと、年齢が離れすぎていたのでこの問題はなかったのですが、やっぱり国に関係なく大変なようですね。
Tomomiさんのおっしゃるように、最初は礼儀があっても、だんだん親しくなって本気で言い合う関係になってしまうと、遠慮がなくなるのが家族。
うちは私のホストマザーが色々と意見するのですが、たまには「ハイハイ、そうね」と聞き流しています。”Okay, I hear you.”は「あなたに同意します」ではなくて、「聞きましたよ」っていう意思表示のみで、たいていの意見は「聞いて欲しい」だけのことも多いので効果的です。
ジジババはどこかで一線を引く知恵、嫁はどこかで聞き流す知恵が大事ですね。
Erinaさん、本当にその通りですよね。一線を引く知恵、聞き流す知恵をお互い身につけるしか解決法は見つかりませんね。
日本とアメリカで年に1、2回会っていた時の方が、お互いを尊重して大事にできた気がします。