身をもって覚える英単語 “Self-esteem”

こんにちは、Erinaです。

 

身をもって覚える英単語シリーズ、今回は”Self-esteem”。(セルフ・エスティーム)

自己分析や心理学系が好きな方は、一度は聞いたことがある言葉でしょう。

 

心理学の分野に、学術的な解釈や説明があると思いますが、今回はあくまで私の個人的な体験と解釈を紹介します。

Self-esteemを英和辞典で調べてみると、「自尊心」という言葉が出てきます。

「自尊心」という言葉を聞いて、ネガティブな印象を持ったのは私だけではないはず。

日本語での「自尊心」は、うぬぼれているとか、自尊心を持つことは良くないことだ、という意味合いで使われるからです。

しかし、英語でのSelf-esteem自体は、どちらかというとポジティブな言葉で、「ある程度は持つべき」と考えられているようです。

 

 

例1

“She is lacking of self-esteem.” 「彼女は自尊心が欠如している。」

だから、「もっと持つべきだ」と続きます。「self-esteemを育てる」と言うには、”build”が使われますね。(“She needs to build self-esteem.”)

 

例2

“He has high self-esteem to lead him success.” 「彼は強い自尊心のおかげで成功した。」

 

Self-esteemに使う形容詞は、日本語では強い・弱いですが、英語では”high/low”なことも注意。自分を高いところにおく、または自分を低く見ている、という高低の測り方なんですね。

 

では、ネガティブに「自尊心が高すぎる」と言いたいときは、どう言えるでしょうか?

“His self-esteem is too high.”

というよりも、

“He is overestimating himself.”(彼は自分を過大評価している。)

のほうがよく使われていて、同じ状況を示している気がします。

私は当初、このself-esteemを「自信に近いもの」だと思っていたので、

self-esteem = self-confidence

だと思っていました。

しかし実際は、このself-esteemの意味はもっと広く、様々な”self-“で始まる言葉の要素を含んでいます。

たとえば、

  1. Self-confidence (自分に自信を持っている)
  2. Self-awareness (自覚することができる)
  3. Self-control (自分をコントロールできる)
  4. Self-caring (自愛できる)
  5. Self-alignment (自己補正できる)

など、self-esteemの高い人間は、上記のことを備えているものです。他にも要素はあるかと思いますが、私が周りの人に見出した共通点はこんな感じ。

それぞれ、ちょっと噛み砕いてみましょう。

1. Self-confidence

  • あなたは自分に自信がありますか?
  • 自分で決断していますか?
  • 自分を信じていますか?

2. Self-awareness

“aware”は気づくこと・認知。

  • 自分の心の声の存在に気づいていますか?
  • 自分の中の変化や疑問に耳を傾けていますか?

3. Self-control

  • 心や感情に任せるだけでなく、アタマで考えて行動できますか?
  • また、アタマで考えるだけでなく、心の声も聞き入れていますか?
  • 自分の中のバランスを見つけて、舵を取っていますか?

4. Self-caring

心と体は栄養と休養が必要ですね。

  • 自分にとって大切なもの、必要なものを知っていますか?
  • 目の前のものにあくせくするだけでなく、自分をケアする時間を作っていますか?

5. Self-alignment

“alignment”は照準を合わせること。車のタイヤは4つ全てがアラインされていなければ、まっすぐ進むことはできません。

  • 物事が計画通りに行かなくなってきたら、それに気づき、正しい方向に補正してあげていますか?

この5つがバランスよく揃っていて、「Self-esteemの高い人」とみなされると感じます。

 

 

アメリカで出会った、self-esteemの高い人たちを見ていて感じたのは、3. Self-control4. Self-caringが上手な人が多いこと。

これを成し遂げるには、おそらく日本の文化より、アメリカ文化が適しているんだろうな、と思います。

  • 休みたいときに休める
  • 自分のやりたいことをやれる
  • 自分の意見を言うことが必要とされている

という環境は、心と体をケアしたり、バランスを取るには適しています。

 

 

私の大学時代からの友人で、リズ(仮名)という女性がいます。

リズと出会ったのは大学3年のジュニア。

お互い別のコミカレから編入してきたばかりで、同じ専攻の私たちは、すぐに意気投合しました。その後は2年間、同じ授業を取り、一緒に勉強し、二人で専攻内トップの成績をキープしました。

 

彼女は私よりも7歳年上で、数年前に離婚経験がありました。

離婚したばかりの頃は、Self-esteemも低く、色々なことを他人のせいにしたそうです。

しかし、そんな自分から何とか抜け出そうと、美容室とレストランのバイトをかけもちしながらコミカレに行き始め、SDSUに編入し、卒業。同時に大手軍需企業にアナリストとして就職し、コンドミニアムも購入。婚約者とネコと幸せに暮らしています。

私の結婚式も子供の出産も、全て見届けてくれた彼女とは、今では家族ぐるみの付き合いで、色々な話をします。

 

リズ:「自分が持つSelf-esteemの違いで、こんなにも人生が変わるなんて、信じられない。10年前の私は、今、ここにいることを想像もできなかった。」

 

リズは言います。

彼女の婚約者のロジャー(仮名)が、リズと私が歩きながらおしゃべりをする10メートルくらい後ろを静かに歩きます。

 

私:「私は当時のあなたの痛みを、今ほどは理解できなかったと思う。だけど、あなたのやってきたことは友達として本当に誇りに思うし、何よりI’m very happy for you.」

 

リズ:「大学に行くという選択は正しかった。自分が何かを成し遂げて成功できるっていう自信になったから。」

 

私:「うん。」

 

学生時代、悪影響にしかならなかったボーイフレンドや友人たちとは縁を切り、勉強に専念し、明るい未来だけを見てがんばってきたリズ。

それをこうやって実現させた彼女は、自信に溢れ、穏やかになりました。忙しい仕事とのメリハリをつけるために、週末はロジャーとハイキングやキャンプに出かけます。

 

どうでしょうか?

あなたはSelf-esteemを高く持ち続けていますか?

 

 

 

 

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