留学中の結婚について

こんにちは、Erinaです。

今日は、留学生として渡米した私が、学生時代に今の旦那と出会い、結婚したときのことについて書いてみようと思います。

 

そもそも若かりし頃の私には結婚願望というものは全くなく、なんとなく「仕事をまず精一杯やった後に結婚すればいいかな」くらいに思っていました。

そんな私が、23歳で、それも学生で結婚に至った流れ、そして後から振り返ってみて感じたことを書いてみようと思います。

 

私が現在の旦那に出会ったのは、コミカレ時代のソフォモア(大学2年生)の時でした。

当時の私は、アメリカ生活にも慣れてきたものの、勉強が忙しくなったり、トランスファー(4年制大学への編入)のことなどで、かなり目の前のことでいっぱいいっぱいでした。

年上の彼と出会って、付き合い始めてすぐに「僕は年が年だから、遊びで付き合うことはしたくない。結婚してファミリーが欲しい。」と(今思えば)プロポーズをされ、「結婚しても良いよ。あなたのこと好きだし。」という(今思えば)プロポーズ受諾。

「結婚は大学を卒業してからね」と同意しました。

 

4年制大学に編入し、そろそろ卒業・就職などの進路を考え始めたとき、ちょうど彼の弟(現義弟)がペルー人の奥さんと結婚することになりました。

それをきっかけに、旦那は「ビザ」について学び始めたのです。

 

旦那:「そういえば、君のビザってどうなってるの?」

私:「え?学生ビザだけど。」

旦那:「ってことは、卒業したらどうなるの?」

私:「あ~、切れるよね。」

旦那:「・・・・ってダメじゃん!!結婚するんだから、日本に帰られたら困る!」

私:「あ~、そう言われてみると、そうだね。」

 

と、今考えても冷や汗が出そうなくらい、のんびりと構えていた私。

どれくらい危機感がなかったかと言うと、シニア(大学4年)の時点で「OPTって何?」と同期の日本人留学生に聞くくらいでした。自分で書いててビックリしますね・・・。

 

そんなわけで、卒業してもアメリカに残り、そして就職もできるように、在学中に結婚し、ビザ(永住権)のプロセスを進めるように計画変更となったのです。

そうしてジュニア(大学3年次)の時に結婚。

 

とりあえずは手続きだけのつもりだったので、式も挙げず、なんとジーパンにスニーカーでマリッジライセンスを登録しに役所へ。一応、判事の前で結婚の誓いを言うのですが、そのための手持ち金もギリギリで、事務の人に苦笑いをされた記憶があります。

 

そこから永住権の手続きを進め、在学中にグリーンカード取得。有給の学生インターンも経験し、卒業後も就職が決まりました。

 

今思うと、不思議とトントンと物事が進みましたが(ビザ手続きは面倒ですけど)、まぁあれはあれでそういう運命だったんだろう、と思うようにしています。

まさか留学中に結婚したいと思える人に出会うとは思わなかったし、それが結果として私のアメリカ生活を保証してくれるとも思ってもいませんでした。

 

 

・・・と、私がこの記事で伝えたいことは、それが何であれ、目の前にあるやるべきこととゴールをきちんと見極めた上で、自分の心と相談し、自分(と相手がいるなら相手も)にとってハッピーな決断であるなら、”Go for it!”ということです。

変に就職ビザにこだわってしまって、学生結婚に踏み切れないとか、結婚でのビザ取得に負い目を感じる人がもしいたとしたら、そう感じる必要があるのかどうか、自分と向き合って欲しいのです。

 

私は、それが会社であれ、一人の男性であれ、アメリカという国で自分を必要としてくれる場所があるなら、それがビザの取っ掛かりであって良いと思うのです。

 

こう書いたところで、就職ビザも、結婚の永住権も、どちらが楽というわけではありません。

 

私の好きな言葉に「どれを選んでも茨の道」があります。笑

どの道を選んだところでも、それぞれに苦労があり、辛さがあります。

 

もちろん、それぞれに楽しみもあり、達成感もあり、どちらを選んだからと言って、間違っているわけではありません。

 

きっかけはビザだったとしても、それだけで続けられるほど国際結婚は甘くはありません。

だから、結婚も就職も、自分にとってどういうものにしていきたいか、というのは、またビザという段階を超えて、次の段階のものであり、それは自分(とパートナー)次第ですよ、ということです。

 

 

な~んて、独り言、失礼。

 

 

この記事を読んだ読者さんからの相談記事はこちら。留学中の結婚を考えている方は、ぜひ読んでくださいね。

 

 

 

 

Photo credit: reasonsto.com.au

“留学中の結婚について” への16件の返信

  1. Erinaさん、はじめまして。Nanaです。私は一度日本人の男性と結婚し、どうあがいてもうまくいかず離婚にいたり、日本でシングルマザーをしています。
    このたびアメリカ人の男性と付き合うことになり、Erinaさんのこのサイト毎日チェックするのが日課になりました。
    アメリカ人っていっても彼はベトナミーズアメリカンで、アジア人要素もたくさんもってますので、すこし違うかな?
    結婚したいって言ってくれてますが、まさにビザ!で悩んでます。
    一度結婚したからには、ねぇ、だれもまた離婚はしたくないし、まさか国際恋愛するなんておもってもいなかった私です。
    彼とは10年前に留学先で出会ったので、会話は英語だし、アメリカに住むことに抵抗はあまりないのですが、やっぱり遠距離は長くな続けられないし、ビザを考えてます。
    就労ビザはいまほんとにとりづらいし、息子もいますのでほんとに厳しいです。
    でも結婚したら後には戻れない。。笑
    国際結婚だけじゃなく、どんな結婚も茨の道が待ってますよね。
    とりとめのないコメントになってしまいましたが…すみません。
    自分の心と向き合うって簡単そうで難しい、だって答えなんてないですもんね。
    これからも楽しみにしてます!

  2. Nanaさん、こんにちは!コメントありがとうございます。
    日課にしてもらえるなんて嬉しいです♪

    >自分の心と向き合うって簡単そうで難しい

    本当、そうですよね。
    加えて、年をとればとるほど、経験が増えれば増えるほど、ますますそれが難しくなりますし・・・。
    英語で”Follow your heart”って言いますが、それでもやっぱり失うかもしれないものとか、リスクのことを考えると、その一歩が踏み出せない。
    結婚して海外移住なんて、一大決心ですもん。

    でも、やっぱりやってみないとわからないですよ。
    私も超年上の旦那と結婚するまでは「幸せ」がどういうことかがわからなかったし、あの時、アタマではなくココロの声を聞いてよかったと思っています。
    常識とか未来への不安のせいで、これだけ好きになれる人をあきらめるのは、私にとっては難しかっただけです。
    どちらをとったからといって、正しいわけでも間違っているわけでもないですよね。
    でも、「あっちにすれば良かったな」は絶対に言わないこと。それが今あるところで幸せになる秘密だと、私は思ってます。

    応援してます♪

  3. Erina-san

    えりなさんのコメントを読んで気がついたんです。なんかまさか自分が国際恋愛するなんて思ってもなくて、
    彼が日本人じゃないことがものすごく大変な気がして毎日いろんなサイトを読みあさってなにかヒントはないかって探していたのですが。。。

    心の声を聞くこと、あっちにすれば良かったって言わないこと

    ほんとに大切で、わたしの心の声は彼を求めていることがほんとによくわかります。笑
    そして今の私に大事なのは選択したからにはその選択に対して後悔はしないこと。これ大事ですよね。

    そして一番すごい発見は、笑
    Erinaさんのこの一言。

    これだけ好きになれる人をあきらめるのは、私にとっては難しかっただけ

    これだ!って思いました。
    彼はわたしの好きな人なんだ。たまたま日本人じゃなかっただけ。
    そう思ったらものすごくシンプルな考え方でいいんだって思えて、軽くなりました。
    わたしが勝手に難しく考えてたんだって。

    Erinaさんありがとうございました!!

  4. Nanaさん、こんにちは!

    >そう思ったらものすごくシンプルな考え方でいいんだって思えて、軽くなりました。
    わたしが勝手に難しく考えてたんだって。

    すばらしい気づきですね~!私も嬉しいです。
    ぜひ彼にその気づきを伝えてあげてください!きっと喜ぶと思いますし、Nanaさんのこれまでの葛藤とか悩みや不安を、一緒に解消していこうね、って彼も思えるはずです。

    二人になったら、自分の不安って自分だけのものじゃないと思うんで・・・。

    大丈夫ですよ~!
    もう大人ですし、いろいろなバランスのとれた恋愛は楽しいです。
    応援してます!!

  5. Erinaさん、初めまして。Yurieです。
    私は今付き合い始めて1年半のアメリカ人の彼がいます。昨年末にプロポーズをされました。一応、来年の夏までには籍が入れられるようにとは思っているのですが、なかなか彼が行動に移してくれず…。私自身は以前からアメリカの大学院への留学を来年の9月にできるようにと思っているところです。そこで問題なのが、結婚の手続きにどれくらいの期間がかかるのかということです。
    Erinaさんはどのように手続きを進めてどのくらいの期間がかかりましたか?

    わかりにくい文章ですみません。ぜひお時間あるときにでもお返事がいただけたらなと思います!!!よろしくお願いします

  6. Yurieさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

    手続きというのは、結婚の手続きでしょうか?それとも、結婚後のグリーンカードのための手続きでしょうか?
    結婚自体は、1時間くらいでできます。笑
    シティホールとかカウンティオフィスに行って、オフィスで宣誓してもらえば、マリッジライセンスがもらえます。
    グリーンカードの手続きは、私はたぶん半年くらいだったはずです。ってもう10年も前のことなので、色々と変わっているかもしれませんが・・・。
    最近はオンラインでプロセスステータスをチェックできたりするようですよ。

  7. Erinaさん

    お返事ありがとうございます!
    すみません、手続きというのはグリーンカードの手続きのことです。
    というのも、来年の9月に留学で渡米となると、それ以降にstudent visaからグリーンカードに変更をすることになるので、それだったら、今から渡米前に結婚、グリーンカードの申請をすべきなのか迷っています。
    私もまだまだ色々なことがわかっていなくて、なにをどう質問していいかわからない状態で…。とにかく不安しかなくて…
    でもErinaさんのブログを読んで少しづつ、勇気が湧いてきました!!!
    ありがとうございます!!これからも応援しています!

  8. Yurieさん、こんにちは。
    なるほど、今は日本にいらっしゃるんですね。理解しました。

    まずは、彼と結婚についてゆっくり、じっくりと話してみてください。
    男性にとっての「結婚」って、私たち女性が思うよりももっとシビアで現実的なものです。
    たとえば、「2人で暮らしていくってどういうことか?」「生活費は?」「仕事の場所は?」「家はどこにする?」と、一見、夢のないもののように見えますが、夫婦になるってそういうことです。
    結婚生活は夢見ているだけでは始まらず、2人で手を使って、頭を合わせて、ひねりだしていくものだと私もわかりました。
    なので、女性が受身になるのではなく、「結婚について話し合わない?」と建設的で現実的な会話を持つことが大事です。男性はそういう女性を妻にしたいと思っています。

    ビザについては、アメリカ人はよく知らないことが多いので、やはりYurieさんが色々なリサーチをして、時間とお金のこととかきちんと説明してあげてください。もちろん、お金をセーブすることが結婚の目的ではなくても、結果として2人のためになることだし、いずれ自分との結婚を考えてくれているなら、今がタイミングなのかも?と伝えると良いと思います。
    待ってるだけじゃ国際結婚は何も起こりません。頑張ってくださいね!

  9. はじめまして、Erinaさん。
    現在交換留学生としてアメリカの4年制大学文科人類学系を専攻しています。
    結婚とはまた別の話なのですが、将来はどうしてもアメリカで働きたいと考えていますが、実際にこちらで暮らしてみてそれがいかに大変か重々把握しました。があきらめたくありません。けれどもErinaさんとは違い、理系ではなく文系の自分だとなかなか仕事が見つけられないかなと思案してます。BAは日本で取得するつもりなので卒業は日本でする予定です。教授からはPhDかMAを取得してみてはと言われていますが一旦そちらの道に進むとますます職種が狭まっていしまうというか、アメリカは非常に時間とお金のかかる教育を施してますので…アメリカ在住者の方の生の声としてぜひともご意見伺いたいです。

  10. Miaさん、こんにちは!コメントありがとうございます。

    なるほど~。私のわかる範囲でお答えさせていただきますね。
    というか、私が今のMiaさんだとしたら、こうするかな?という視点で書いてみます。

    文化人類学という専攻で、アメリカではどんな就職先があるのか?というリサーチを、アメリカにいるうちにします。大学の教授に聞いてみたり、卒業生の話を聞いてみたりして、先輩がどんな就職先にフォーカスしているのかを調べます。
    もしそれにマスターやPhDが必要なら、やはりそれもアメリカで就職するためのコストだろうな、と考えます。
    それで、その就職に必要な資格とか経験を積んで、日本でできることがあるなら日本にいるうちにやっておく。たとえば、「日本とアメリカ両方で○○の経験があります」というのは誰もが得られる武器ではありませんから、そういう日米での強みを得ておく。

    アメリカで新卒として就職するためには、インターンなどで培った即戦力、または専攻分野での知識が必要になることが多いです。
    日本では、文系学部出身でもIT系ポジションに就職・・・とか、卒業学部に関係なくみんな最初は営業・・・とかあるみたいですが、アメリカでは違います。そういう意味では、大学で専攻を決める時点で、就職先も絞られていると言えそうです。

    または、日本企業で就職し、アメリカ駐在のあるポジションに就くとか(これは英語力で勝負するのでしょうか?)、日本にあるアメリカ企業に就職するとか、そういう方法もありそうですね。

    自分の進む道と、今やっていることを照らし合わせて、色々な人から情報を集めてみると良いかもしれません。
    私の情報が参考になったかどうか、わかりませんが・・・。
    頑張ってください!応援しています。

  11. はじめまして。
    随分前の記事ですが、現在アメリカで結婚すべくいろいろと調べていた結果、こちらにたどり着きました。
    現在F1ビザで2015年12月からアメリカに住んでいます。I-20が4月29日で切れているので、6月28日までには日本に帰国しなければなりません。
    しかし、こんなギリギリになってお付き合いしているアメリカ人彼(元ネイビーで日本で知り合いました。こちらで学校に通いつつ、半年間同棲しておりました)に結婚しようと言われ、今必死にどのような方法が一番いいのかを探っているところです…
    明日にでも結婚したとしても、6月28日までにGC申請は到底間に合いそうにもない…また学校に通わなければならないのか・?
    このまま手続きをしている間違法滞在してしまった場合、GC取得に何か支障をきたしてしまうのか…
    そもそも、結婚できるのか!?とパニックになっております…
    もし何かお分かりのことがあれば是非ご教授頂けたらと思い、コメントしました。
    kk

  12. kkさん、こんにちは。
    コメントありがとうございます。

    まず、ビザの件に関しては私は専門家ではないので、具体的な日時などはなんともアドバイスできません。
    手続き中の滞在期間については移民局のサイトなどで調べるのが確実です。

    結婚話がパタパタと進むということは、私は個人的に良いことだと思うというか、そういうタイミング(日本語なら「縁」かな?)だったんだろうと思うのですが、そこにビザという足かせがやってくるのはやはり国際結婚ならでは、ですよね。
    私がkkさんだったら、やはりあとどれくらい合法で滞在できるのかを調べ、GC申請中ステータスとして合法滞在延期できるのならそのプロセスを踏みます。
    おっしゃるとおり、いざGC取得、となったときに、ビザステータスに何らかのXマークがついていたら、後々面倒なことになるかもしれないというリスクは、私だったらとりません。特に、昨今のテロ事件で、婚約者ビザなどのモニタリングがだいぶ厳しくなっているかもしれません。
    なので、とにかくビザに関してはクリーンにしておくことが大事でしょうね。

    もしそのために一旦、日本に帰らなければならないなら、それも結婚のプロセスのうちだと思います。
    結局、私たちは外国人で、アメリカ人が普通にできることを普通に出来ない、というのが現実です。
    kkさんと彼にとって、今回のことはそういう教訓になるだろうし、国際結婚の大変さ、というものも感じられると思います。
    でも、みんな乗り越えるものです。
    応援しています。
    冷静に、色々と調べて、二人でよーく話し合って決めてくださいね。
    良い結果が出ますように。

  13. 初めまして。
    私も現在国際結婚を考えており、こちらの記事を読ませて頂きました。
    恐縮ですが、少し相談に乗っては頂けないかと思いコメントさせて頂いております。

    私は現在21歳で5月から3ヶ月だけの短期留学でアメリカに来ているのですが
    アメリカで知り合った彼(28歳)が、交際期間は短いながらにも
    結婚しようと言ってくれています。
    でも私は、短期留学で来たので学生ビザは持っておらず、ESTAで入国したので
    あと1ヶ月でそのESTAの期限になるので日本に帰国しなければいけません。
    もしそのまま帰国したら、彼は秋に日本に来てくれると言っていますが
    本当に来てくれるか、忘れられちゃうのではないか、と少し不安です。もちろん彼の事を信じてはいますが…。
    このまま今直ぐにアメリカで結婚してしまえば、アメリカに残れるとは思うのですが
    私は今まで日本でバンドや音楽活動をしていて、ミュージシャンになりたいという夢があります。
    私はヘヴィーメタル等が好きなので、アメリカの方がより私がやりたい音楽には向いているとは思うのですが
    もし今結婚したら、夢を追いかける事が出来なくなるのでは
    夢を叶えられる可能性が低くなるのでは
    と、葛藤しています。
    もちろん、日本に帰って日本で音楽活動を再開した所で、必ずチャンスがある訳では全く無いですし
    アメリカでも日本でも、努力次第で夢は叶えられると思うのですが
    慣れない国で夢を追いかけられるのか、国際結婚の手続きが大変過ぎて
    音楽活動が出来なくなってしまうのでは、と
    とても不安で、1度日本に帰国して、少し時間をおいてどちらかが日本かアメリカに行って結婚するべきか
    このまま帰国予定日までに籍を入れて、ずっとアメリカにいるべきか
    とても悩んでいます。
    正解など無いとは分かっているのですが、国際結婚を経験された方からアドバイスが頂けたらと思います。
    お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。

  14. Namiさん、こんにちは!
    コメントいただき、ありがとうございます。返事が遅くなってごめんなさい。

    アメリカ留学での新しい出会い、限られた時間など、大きな決断が迫られることが多いですよね。
    お互いに結婚したいと思える相手に出会えたことは素晴らしいことだと思います。そういう気持ちって理屈じゃないし、国際恋愛・国際結婚に尻込みしない日本人女性を応援したいと私はいつも思っています。

    そんな中で、現実として、時間にリミットがあること、ビザや日本での生活、仕事、これからのこと・・・などのことを考えると、心が揺らぐ気持ちもわかります。
    Namiさんがおっしゃるように、人生に正解はありません。
    「これをしたら幸せになれる」と知っているのも自分自身で、答えはNamiさんの中にあるものです。
    彼でもなく、音楽でもなく、仕事でもなく、ビザでもなくて、自分自身なんです。

    もし心のどこかで、結婚に踏み切れないところがあるのなら、それをまずはクリアにしましょう。
    音楽に対して不安があるなら、それをクリアにしましょう。
    そのためには、とことんできるところまでやってみる、行ってみる必要がありますよね。
    分かれ道の分岐点で立ち止まって、「こっちに行ったら、こうだな。あっちに行ったら、どうなるかな。」と考えているばかりでは、何も起こりません。誰か(彼)に決めてもらおう、も通用しません。

    もし、彼との気持ちが本物なら、Namiさんの決断を絶対にサポートしてくれるはずだし、してくれる人と結婚したいと思いませんか?
    もし、一時的に日本に帰ることになっても、心から信じることができる相手と結婚したいと思いませんか?
    いつか、「あんなことがあったよね〜」と笑い合うためには、多少の離れた時間とか、試練とかは必要なんです。そしてその時間が二人の絆を強めてくれます。

    どうか、Namiさんが、「あの時、ああしていれば良かったな」と後悔しない決断を下せますように。
    応援しています。

    この記事で、読者の方からの相談メールと私の返答を書いています。
    限られた時間の中での決断、という意味で参考になるかと思いますので、ぜひ読んでみてくださいね。
    http://innadeshikoway.com/?p=2136

  15. こんにちは、一浪した後ESLをへて現在ユタ州のコミュニティーカレッジ応用生物科を卒業し今年の9月から1年のOPTをした後に4年制大学に進学しようと考えています。ソフォモアの時に彼に出会いました。一年程付き合っています。来月にも、日本に一緒に一時帰国します。事がシリアスになる中、えりなさんの記事を見つけました。市民権の取得を学生時代にしたことで知っておけばよかったことなどはありますか?

    一浪して理系専攻していたということでなんだか、縁でもあるのかと思いコメントしました!

  16. もえさん、こんにちは!
    お返事が遅くなって、大変申しわけありません。

    知っておけばよかったこと・・・特にないですねぇ。
    今は大統領も変わって、色々と勝手も違うのかもしれませんが、あまり周りの情報とか噂に振り回されず、公式のウェブサイト(アメリカ政府の移民局)をきちんと読んで、書類をきちんとまとめること、かな。
    「どこどこのイミグレは簡単だ」とか「時間がかかる」とか色々と聞くかもしれませんが、そういうのに振り回されないことが大事ですね。

    おめでとうございます!
    色々と面倒くさいことも多いかもしれませんが、頑張ってくださいね。

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