読者からのご相談:留学中の結婚について

こんにちは、Erinaです。

 

このブログで記事を書いていると、読者の方から様々な質問をいただきます。

私の記事を読んで、個人的な相談を持ちかけてくれるということはとてもありがたいことですし、多くの方の役に立つと思うと、自分の体験をシェアすることはとてもパワフルだなと思うのです。

 

そんなわけで今日は、了承をいただいて、ある読者の方からの相談と、それに対する私の返答を載せてみたいと思います。

(名前・地名は全て仮名です)

 

 

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(質問)

 

こんにちは、オレゴンの大学に留学中のYukariと申します。

留学中の結婚について“という記事を読ませて頂き、私もErinaさんに相談したいと思い、コメントさせて頂きます。

本来ならブログのコメント欄に書くべきなのですが、書き込みをするのは初めてなもので少し恥ずかしいのでこちらに書かせて頂きます…

 

私は東京の大学から9ヶ月の留学でこちらにやって来ました。

その留学も12月には終わってしまいます。

私にはこちらで出会ったアメリカ人の彼がいるのですが、付き合って半年、大喧嘩したりしつつも、やはりお互い大切な存在です。

彼は24歳で、結婚して2人の子供が欲しいね、と、たった半年のお付き合いではありますが将来はずっと一緒にいようと話しています。

 

先ほど書かせてもらったように、もうすぐで帰国して後2年は東京の大学へ行かなければいけません。

でも、彼は遠距離は寂しいからしたくないし、ずっと側にいて欲しいと言われています。

彼は来年7月には大学を卒業します。

そうしたら日本に行ける!とのことです。

私は親からは「卒業は絶対」と言われています。

アメリカの大学に編入しようにもお金が…となってしまい、彼の卒業までアメリカでビザを取り働くことも考えましたが、親にはアメリカに居たいが為に働くことは許可できないと言われました。

どうしてもやりたい事があるなら、応援してくれる親であることは分かっています。

 

彼をアメリカに置いて日本に帰国するのも、すごく寂しいし、遠くから彼の心配を毎日するのも辛いし、だからと言って東京の大学にも戻らないといけないし…

 

みんながハッピーになれる選択肢が考えても考えても出てこなくて、誰か留学中の結婚や恋愛について書いておられる人はいないかと、探した結果、Erinaさんのブログを見つけ、とても素敵だなと思いました。

私の家は恋愛に理解が薄いと言いますか、厳しいと言いますか… 彼氏が大好きだからアメリカで彼と一緒にいたい!なんて言えば、何を甘いことを考えてるんだ!と言われるのが目に見えています…

けれど私はこれ以上好きになれる人は見つけられない!と思っています。

彼もそう言ってくれました。

私はまだ20歳ですが、真剣です。

 

ただ国際恋愛などに理解してもらえる人が周りにいなくて、誰かに相談したいと思って長々と書かせて頂きました。

ごめんなさい。 もし良ければアドバイスなどを頂ければと思います!!

 

 

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(Erinaの返答)

 

Yukariさん、こんにちは!

 

相談内容、読みました。

現在は留学中で、12月に帰国されるとのこと。もうすぐですね。

24歳の彼と、結婚を視野に入れてお付き合いしているとのことですが、ぜひ私なんかでよければ、アドバイスさせてください。

 

私も19歳のときに英語学校に行くために留学し、Yukariさんと同じ頃に留学生をしていました。

それから13年が経ち、現在に至ります。

子供もいますし、Yukariさんのご両親の気持ちもよくわかります。

なるべく中立の、でもYukariさんを一人の大人の女性として見た目線でのアドバイスにしたいと思います。

 

それを踏まえて書くと、まずはご両親の意見に賛成です。

というのは、まずは日本の大学を卒業したほうが良いと思います。

あと二年あるということは、現在は2年生ですよね。大学入試まで入れて、これまでに数年の時間とお金をかけてきたわけです。アメリカでは「大学はいつでもいける」と言われますが、やっぱり一度やめて、戻るのは大変です。今やめてしまったら、「大学に行っておけばよかった」と後でやってくる後悔のほうが大きいです。それだけは断言できます。

 

彼が来年の7月で卒業し、そしたら日本に来られるとのことですが、それが最善策だと私は思います。

彼にも「外国で生活する」ということの大変さや、日本とアメリカの違いというものも知ってもらえるし、彼は彼でそういう個人的な経験をするべきだと、国際結婚を視野に入れているなら私は思いますよ。

その経験が、後々の結婚生活で、お互いの寛容度にも関わってきます。

 

そして一番大事なのがYukariさんと彼の気持ちの問題ですね。

今は恋愛としてものすごく気持ちが盛り上がっていて、それこそ四六時中、一緒にいたい!離れるなんて想像もできない!と思っているはずです。帰国がすごく怖いかもしれない。

 

そこで今回の帰国を、二人のための試練だと思ってください。

留学生として結婚した先輩としての、厳しいアドバイスですが、恋愛は勢いだけで出来るけど、結婚って現実です。

好きという気持ちだけじゃ、絶対に続けられません。国際結婚ならなおさらです。

私は周りのカップルたちをごまんと見てきましたが、恋愛の延長として結婚した国際結婚夫婦と、そこから長続きさせられる夫婦の違いは、そこにあります。

 

これから20年、30年、40年、自分のこれまでの人生よりも長い時間を一緒に過ごす人です。

この先、もっともっと寂しいことや辛いことがありますよ。「20歳のときに7ヶ月離れてみて良かった」と言えるような女性になれるかどうかは、Yukariさん次第です。

 

私が今のYukariさんなら、彼とこういう会話を持ちます。

 

「あなたと離れるのは、心が引き裂かれるくらい辛い。あなたも同じだと思う。だけど、私はあなたともっともっと先の未来を見たいから、今は、自分を成長させるために日本に帰る。

これは私とあなたにとってのFirst Challengeで、一緒に乗り越えたいと思う。そしてあなたが7月に卒業して、日本に来てくれることを願っている。私はあなたを信じることができるし、あなたも私を信じて欲しい。私たちは大丈夫だって思いたい。あなたはどう?」

 

 

夫婦の絆を強くするものって、幸せな日々や時間じゃないんですよ。

じゃあなんだかわかります?

 

答えは「試練 (Challenge)」なんです。

辛いこと、悲しいこと、寂しいとき、そういう時間や経験が、二人の絆を強くするんです。

そういうことを一つ一つ乗り越えるたびに、「あぁ、やっぱりこの人でよかったな」って思えるんです。私も結婚して10年、それがわかりました。

 

離れた7ヶ月間に、色々なことが見えてくると思います。

彼が自分にとってどれだけ大切な人か。

彼にとって自分がどれだけ意味のある存在か。

二人にとってどんな未来があるか。

大学に行くことの意味とか、就職することの意味とか、もう日本にいる同級生とは全く違う視線で見えてくると思います。

「アメリカに行ってなかったら、気づかなかったな~」ということがどんどん見えてくると思います。それは素晴らしいことだし、日本しか知らない同級生たちとは違う自分に誇りを持って欲しいです。

 

タイミングって大事です。

物事が思い通りに行かないときは、それに逆らわず、それを自分の力にしよう、って思えることが必要です。

彼とゆっくり、じっくり、現実的で建設的な話をしてみてくださいね。

応援しています。頑張ってください。

また何かあったら、いつでも連絡くださいね。

 

えりな

 

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後日、相談者のYukariさんは、彼とゆっくりと話をすることができたそうで、まずは大学卒業、そしてアメリカでの就職を目指して二人で頑張ります!とのお返事をいただきました。

 

期間限定の留学中に好きな人が現れて、とても辛い決断を強いられることは珍しいことではありません。

だけれど、それをもっとハッピーな未来のための試練だと思って、乗り越えられる人が増えますように、と思って、掲載をお願いしました。

 

Yukariさん、ありがとうございました!

二人で頑張ってくださいね。応援しています!