アメリカ大統領選挙 2016:民主党候補者

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こんにちは、Erinaです。

 

また政治の話をしてみます。

 

この記事では、乱立している共和党の候補者について書きました。

CNNの共和党候補者ディベートの直後、ちょっとしたニュースが。当時、人気3位のポジションにいたスコット・ウォーカーが離脱宣言をしましたね。見切りが早いというか、資金が切れてしまったのかわかりませんが、「あれ?」というニュースでした。

 

ではでは、今回は民主党の候補者たちについて書いてみようと思います。

 

現オバマ大統領の民主党は、この記事でも書いたように、リベラルという方針で、マイノリティグループや労働者層に強く支持されています。

キーワードは「平等」のこの政党は、強い政策介入を行い、社会的弱者の救済というポリシーでやっています。

 

では今回、オバマ大統領が任期を終了する上で、誰が候補者として引き継ぐのでしょうか。ちょっと見てみましょう。

 

先週、CNNで民主党候補者たちによるディベートが行われました。

私もそこで初めて知った人たちもいました。

現段階で出馬表明を出している候補者は5人。人気投票順に紹介してみます。

 

 

  1. Hillary Clinton(ヒラリー・クリントン)

言わずと知れた、あのヒラリーです。

 

From elmodenafrontline.com
From elmodenafrontline.com

 

ビル・クリントン前大統領の妻でもあり、オバマ大統領の下でSecretary of State(国務長官。日本の外務大臣にあたるそうです)をしていました。

きっと、ビルが大統領だったときから、自分も大統領になりたかったんじゃないでしょうかね、彼女は。

国務長官になって、「やっとここまで来た!」というところで、個人メールサーバーのスキャンダル。あ~あ・・・・って感じでしたけど、未だに一番人気です。

 

私も現段階では、アメリカ初の女性大統領には彼女になってほしかったなぁと思うのですが、スキャンダルが原因でちょっと不信感も生まれました。

と言うか、そういうスキャンダルはゴロゴロあるはずだけど、やっぱり明るみになってしまっては、マネジメント力に欠けるのでは?と思うのです。国民が知らないほうが良いことは、きっちりと裏でやって欲しいですからね。

結局、サーバーの件に関しては、市民を納得させられる答えも出さず、あいまいなままでレースに参加しているわけです。それがちょっとなぁ・・・と思います。

「鉄の女」と呼ばれたイギリスの故マーガレット・サッチャーのようには、ヒラリーはまだなれないなぁという印象です。

 

 

  1. Bernie Sanders(バーニー・サンダース)

 

From wikipedia
From wikipedia

 

ヴァーモント州出身の上院議員の彼。

まぁ、面白いですね、この人も。

 

良い意味で泥臭いというか、ホワイトハウスよりも、地元大学で講師をしているほうがしっくり来る印象です。

まぁそれもそのはず、若い頃から市民権活動や平和活動に専念し、(日本で言う)学生運動のリーダーみたいな役割から国政に入っていったそう。

 

なので、デモクラ支持層でも、”He is a little too much….”と思う人が結構いるようで、相当リベラルじゃない限り、受け入れられないように感じます。

「まぁまぁ、言いたいことはわかるんだけどね・・・。でも実現できるの?」と聞かれたら、「う~ん・・・」とちょっと首をひねります。

大統領選のスパイスとして、彼みたいな人材はいてもらいたいところですが、実際に選ばれるか?と聞かれると難しいかもね、という印象です。まぁ、どこまで行くのか。

 

 

  1. Jim Webb(ジム・ウェッブ)

 

From wikipedia
From wikipedia

 

軍人上がりの民主党候補者。

共和党のルビオ候補のように、ミックスされた要因を持っています。

つまり、軍人・ミリタリー・愛国主義というのは、どれも保守派=共和党的な要素があるのですが、そういうバックグラウンドを持ちながら民主党から出馬しています。(かといって、軍人全員がリパブリカンというわけではありません。当たり前ですが)

 

彼のディベートでの発言を聞いていても、ミリタリーでの誇り、家族を大事にするという保守的な面が強かったので、「およ?」と思ったのですが、私はこういうミックスされた人が好きです。笑

 

マルコ・ルビオと言い、ジム・ウェッブと言い、自らmixed identityの渦の中に入っていく人っていますよね。私自身もそうですが、「日本人なのに英語圏に入っていく」とかわざわざ自分のアイデンティティをこんがらがせることをやる人が好きなのです。笑

 

人間は誰でも、周りが自分と同じだと、安心します。

“Safety zone”とも呼ばれますが、ほとんどの人はそこから出ません。

しかし、そこを離れて、まったく異なる場所に行き、Struggle(奮闘)したことがあると、自分のホームや新しい場所を客観的に見ることができるようになります。

私は”safety zone”から一歩も出ずに相手を批難する人よりも、そうやって一歩踏み出して「なるほどなぁ」と自分なりに世界を見渡したことがある人に好感をもてるのです。

 

 

  1. Martin O’Malley(マーティン・オーマリー)

 

From wikipedia
From wikipedia

 

バルティモア市長を経て、Maryland州知事を務めた彼。

今回の民主党候補者の中では最年少の52歳。(にしてもあまり若く見えない)

 

彼もディベートで初めて存在を知った候補者でしたが、あまり特筆するパーソナリティは見つからないなぁ・・・と思いました。

今回の民主党候補者は、全員が政治出身なので、”Politically Correct”な発言・思想ばかり。まぁそれが当たり前、と言われたらそれまでなんですが、リベラルなのに党の方針として同じような候補者ばかりというのは、ちょっと物足りない気もしますね。

思想がリベラルなら運営もリベラルになってほしい。

 

 

  1. Lincoln Chafee(リンカーン・チェイフィー)

 

From wikipedia
From wikipedia

 

ロード・アイランド州知事や上院議員を務めたチェイフィー。

彼はもともとは共和党議員だったようで、民主党になったのは2013年。つい最近のことですね。それが吉と出るか、凶と出るか。

 

すごく政治家っぽい名前ですが、話は弱い。彼のスピーチを聞いていたら眠くなる。

 

ロード・アイランドのみなさん、彼はどうでしたか?(と聞いてみる)

そういえば、カリフォルニア州知事のジェリー・ブラウンも立候補すれば良いのに、とふと思う。

 

 

 

とりあえず、テレビのディベート出演した5人を紹介してみましたが、もう一人、忘れています。いや、忘れているわけではありません。私たちの心の奥底にいるあの人。

 

 

 

  1. Joe Biden(ジョー・バイデン)

現副大統領、いつも笑顔(?)のジョー・バイデンを忘れちゃいけません。

 

Joe Biden (from whitehouse.gov)
Joe Biden (from whitehouse.gov)

 

人気投票を見てもらうとお分かりのように、10月19日現在で彼は出馬表明を出していないにもかかわらず、人気投票ではバーニー・サンダースに次ぐ3位なんです。(私と同じことを考えている人は他にもたくさんいるってことね)

 

オバマ大統領があらゆる意味で歴史的な8年間を全うした影には、少なからずバイデン副大統領いや、ジョー(って呼んじゃおう)の存在がありました。ホワイトハウスをマイノリティカラーで染めきってしまわないために、彼の存在でバランスをとっていたところがあります。陰の立役者としてオバマ大統領をサポートし、アメリカに好かれているジョー。

 

いつになったら出馬表明を出すんだ!!

 

と多くの人が思っています。

 

彼の息子がつい先日、病気でなくなったり、前の奥さんと幼い娘を交通事故で亡くしたり、パーソナルな面でかなり大変な人生を送ってきた彼ですが、それでも政治にまい進してきた彼。家族からの大統領選へのゴーサインは出ているそうですが、本人からの表明はまだありません。

もう疲れちゃったのかなぁ・・・。8年の副大統領+大統領ってまた大変だもんなぁ・・・。

または、党がヒラリーを勝たせたいので、票を割って勝負させないために、バイデンを立候補させないとか・・・。どうなんでしょうか。

 

でも・・・。

 

やっぱりジョーに大統領になって欲しい!

 

と旦那に言うと、

 

「彼は出馬してないじゃん」とばっさり切られるのですが。

 

出馬してない人に大統領になってもらうってことはできないんでしょうか?笑

 

 

 

・・・と、共和党と民主党の候補者たちを紹介してみたわけですが、いかがだったでしょうか。

 

私の個人的な考えとしては、候補者の政治歴とか学歴というものよりも、結局のところは、「この人に投票したい!」というかなり本能的なものが勝つなぁということです。

誰もが異なるものを兼ね備えていて、「パーフェクトな候補者」はいません。

だけど、そういう人間的に惹きつけるもの、つまり「カリスマ性」というのは経歴に載っているものではないし、説明できるものでもないですからね。

 

 

 

 

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About Erina

こんにちは、Erinaです。 日本で一浪した後、2002年に留学生として渡米しました。ESLとコミュニティカレッジを経て、4年制大学に編入。高校時代は大嫌いだった数学が大学で大好きになり、応用数学専攻で卒業。金融アナリストインターン、IT企業でデータアナリスト、銀行で不動産アナリストを経て、現在、キャリアチェンジの真っ最中。アメリカの高校で数学教師になるために、2016年夏に脱サラ。久しぶりの勉強と主婦業に専念しています。二人の小学生のママです。趣味は読書・ヨガ・テニス・ゴルフ・DIY・庭仕事で、最近の一番の楽しみは子育てです。 アメリカに住む日本人女性を応援したくてこのブログを始めました。

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