釣りバカ日誌と昭和と現代

2 Comments

こんにちは、Erinaです。

 

みなさん、突然ですが、釣りバカ日誌のドラマを見ましたか?

 

いやぁ、面白かった。

 

実は私、子どもの頃から西田敏行+三國連太郎の釣りバカシリーズが大好きで、金曜ロードショーでも、「ジブリより釣りバカ」というちょっと変わった子どもでした。

立場の違うあの2人の掛け合いとか、みちこさんと浜ちゃんの夫婦関係など、とてもおだやかで毒がなく、「普通であることの幸せ」ってこういうことだよなぁと教えてくれます。

 

今回、西田敏行さんがスーさん、浜田岳さんが浜ちゃんという新しい設定での釣りバカドラマ。

大人になって見てみる、それも昭和臭がプンプンする原作が、この現代ではどうなるのか?と興味津々だったのですが、その期待を裏切らない面白さでした。

ではでは、考察を書いてみます。

 

 

言葉遣い

まず最初に、良いなぁと思ったのは、女性陣のセリフ。

最近の日本では、何かしてもらったら、「すいません」とか「ごめんなさい」と言う人が多いです。本来なら「ありがとうございます」のはずですよね。

「わざわざお手数かけてすいません」という意味なのでしょうけれど、やはり「ありがとう」という言葉が聞きたい。

 

今回の釣りバカでは、「ありがとうございます」というセリフが昭和時代のように使われていて、「あぁ、良いなぁ」と思いました。

脚本家の方が、昭和と現代の言葉遣いをどれだけ意識されていたかはわかりませんが、良い意味で今の時代に流されていなかったこの作品は、素晴らしかったです。

 

 

 

浜ちゃんという人

誰もが便利なツールを持って、秒刻みでピリピリしながら生きる現代で、浜ちゃんのように「僕は釣りが人生です!」と職場で言える人は、どんな状況でも生きていける強さを持っているし、現代の私たちが失った人間らしさなんじゃないかなと思います。

 

私たちは、何もかもをスマートにやることに必死で、良い意味で「バカ」になることを忘れてしまったんでしょうね。

これは男性だけでなく、女性もそうで、目の前の仕事で手一杯になってしまって、自分自身の楽しみとか、自分らしさとか、そういうものを見るために一歩下がることができなくなった。

働きすぎで疲れきった今の日本に、趣味のために有給を全て使ってしまった人ってどれくらいいるでしょうか?

傍から見たら、「バカじゃないの?」ということを、「べつに良いんだもん♪」ってマイペースにできる人ってどれくらいいるでしょうか?

 

私たちは、子どもの頃から一生懸命に問題を解くことばかりを叩き込まれ、たまには休んで人生を楽しむということを教わらなかった気がします。

周りと足並みを揃えることばかりに注力し、自分の声に耳を傾けることをしてきませんでした。

親になった今、次の世代には何を教えるべきか?考えさせられますね。

 

 

 

夫婦の距離感

私は子どもの頃から、この釣りバカを見ては、「みちこさんみたいな、かわいくてしっかり者の奥さんになりたい」と思っていました。笑

結婚して10年、そうなれたかどうかは疑問ですが、今回の釣りバカを見て感じたことがあります。

 

それは、うちの旦那は浜ちゃんにソックリ。

好きなことを毎日できる人生は最高だと心から思っているし、出世欲がなくてノー天気。底抜けにハッピーで、誰にでも人懐っこい。

 

私は無意識に、浜ちゃんみたいな男性を結婚相手に選んでいたわけです。(おかしいなぁ・・・理想はフクヤマみたいな人だったのに)

 

もちろん、子どもの頃はそんなことをまったく考えていなかったものの、今になって感じるのは、浜ちゃんとみちこさんの距離感は、夫婦として理想である!ということ。

結婚数10年経っても、「浜ちゃん」「みちこさん」と呼び合うこの夫婦は、お互いの良いところや足りないところを理解しあって、時にはとことん言い合う。芯の強いみちこさんは、浜ちゃんのありのままを受け入れて、釣りに寛容。浜ちゃんはそういうみちこさんを「この人しかいない!」と思っている。

 

理想の夫婦ですね。

 

普通のサラリーマンの浜ちゃんとの生活がこの上ない幸せで、おいしい魚料理も作れて、子煩悩で家を大事にしてくれる旦那がいて・・・。

みちこさん、素晴らしい。

女として、どういうことに幸せを見出すべきか、教えられた気がします。

 

 

 

 

昭和臭たっぷりの釣りバカ現代版を見て感じたこと。

 

それは、「人生はシンプルであればあるほど幸せだ」ということ。

 

そう思いませんか?

 

現代では、物事を複雑にしてしまっているのは、他の誰でもなく私たち自身であり、そのせいで幸せを感じられない。幸せって何?と道に迷う。

便利だからと言って、新しいアプリとアカウントを追加し、増えるログイン情報とパスワード。個人情報流出のリスクも増加。

会いもしない「友達」や「知人」の一挙手一投足に右往左往し、不安になる。自分の思い通りにならなくてイライラする。

 

う~ん、何をやってるんだろう?と思いますね。

 

良いじゃないですか、目の前にいる人、目の前にあるものだけで。手の届く範囲内で十分。

 

この年末年始は、身も心も断捨離をして、シンプルな幸せを味わおうと思います。

 

 

 

 

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About Erina

こんにちは、Erinaです。 日本で一浪した後、2002年に留学生として渡米しました。ESLとコミュニティカレッジを経て、4年制大学に編入。高校時代は大嫌いだった数学が大学で大好きになり、応用数学専攻で卒業。金融アナリストインターン、IT企業でデータアナリスト、銀行で不動産アナリストを経て、現在、キャリアチェンジの真っ最中。アメリカの高校で数学教師になるために、2016年夏に脱サラ。久しぶりの勉強と主婦業に専念しています。二人の小学生のママです。趣味は読書・ヨガ・テニス・ゴルフ・DIY・庭仕事で、最近の一番の楽しみは子育てです。 アメリカに住む日本人女性を応援したくてこのブログを始めました。

2 Responses to “釣りバカ日誌と昭和と現代”

  1. avatar

    松原千賀子

    現代版では。みちこさんはまちゃんに「このばかけつー!」って何回もおこり
    ながらも、惹かれていってたよね。秋田弁もすごかった。岳さんがいい味だった。

  2. avatar

    Erina

    千賀子さん
    ね、秋田弁も浜ちゃんママの九州弁も良かった。
    みちこさんみたいな若い女性はかわいいなぁとちょっと自分がおっさんになって見てました。

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