泣いてもいい

こんにちは、Erinaです。

先日、ここサンディエゴで私が「姉」と呼べるパワフルな日本人女性たちと久しぶりにミーティングを行いました。

 

一人は、若山貴代さん。

ドゥーラという彼女のお仕事は、また追い追いお話していきますが、貴代さんは女性の体を知り尽くした、女性の健康のプロです。(貴代さんのFacebookページ

 

もう一人は、田中恭子さん。

彼女はもとはグラフィックデザイナーで、「色」のエネルギーを勉強し、現在はオーラソーマやカラーセラピーなどで、ビジネスや人々の心を元気にしています。(恭子さんのブログ

 

もう一人は、ミラー・美加さん。

彼女はサンディエゴにあるコミュニティカレッジGrossmont Collegeで留学生スペシャリストとして働かれており、自身のコミカレ経験を元に、数多くの留学生の夢を叶えるお手伝いをしています。(グロスモントカレッジのサイト

 

 

この姉たちが集まると、自然と笑い声が聞こえてきて、なおかつ明日からの元気ももらえる!と素晴らしいエネルギーが生まれます。

今回は、そのほんのちょびっとですが、4人で話し合ったことをシェアしたいと思います。

 

 

「泣いてもいいんだよ。」

 

そう言われたことは、ありますか?

じゃあ、

 

「泣いちゃダメだ。」

 

そう言われたこと、いや、むしろ、そう自分に言い聞かせたことはありますか?

誰しも、あるはずです。

 

中でも、貴代さんのお仕事は妊婦さんや産後ママ&新生児を相手にすることが多いのですが、女性にとって、「生命」というものはとてもセンシティブな話題です。それは、妊娠出産の経験がある・ないに関わらず、女性は誰しもが持っている「母性」と深く関係があるから。

女性が妊娠すると、というか、妊娠のことをアタマと体が考え始めると、ホルモンのバランスがガタリと崩れ、泣きたくなります。

自分でそうしたい、したくない、に関わらず、泣きたくなるのです。

 

しかし、

 

「赤ちゃんができて、嬉しいはずなのに。」

「自分は幸せなはずなのに。」

「泣いちゃダメだ。」

「不安になるなんて、おかしい。」

 

そう思って、泣けない女性がどれだけ多いことか。

 

 

「外国で、見知らぬ土地で、家族もいない、友達もいない。旦那さんは仕事で忙しい。自分の体はどんどん変わっていく。

誰だって、怖くて当たり前よ。不安になって当たり前。」

 

アメリカで多くの日本人ママをサポートしてきた、貴代さんは続けます。

 

「特に日本人は、『泣くことは醜い』と教えられるでしょう?だから、なおさら泣けない。でも良いのよ、泣いて。声を出して泣いて良いの。」

 

続けて、恭子さんが言いました。

「泣くということは、クレンズ(浄化作用)だから。体をきれいにし、頭をきれいにし、心をきれいにするでしょう。」

 

確かに、思い切り泣いた後は、妙にスッキリします。

 

“It’s okay to cry.”

アメリカでは、「泣きたいときは泣きなさい」と言ってくれる人が多いです。

 

私も泣きました。

第一子妊娠時は、楽しみよりも変化への不安、幸せよりも出産への恐怖のほうが大きかったからです。

自分で感情をコントロールできないフラストレーションは、他に体験したことはなかったからです。

 

当時はこの3人の姉たちとは知り合っておらず、日本人の知り合いも皆無だったので、そのはけ口は私のアメリカ人旦那でした。彼も「奥さんの妊娠」は初めての体験で、どうして私がよく泣くのか、不思議に思ったことでしょう。

 

そんな時、私が事前にやったことと言えば、

 

「妊娠したら、ホルモンバランスが崩れるので感情的になるからね。

It doesn’t mean anything. So just let me cry.」

(深い意味はないの。だからただ、泣かせて。)

 

ということを彼に伝えて(警告して)おき、そのときが来たら、安心して(?)大泣きする、ということでした。

 

特に日本文化では、「泣く」という行動に対して、意味をつけたがります。

 

「弱いから泣く」

「悲しいから泣く」

「感傷的だから泣く」

 

などと、私たちは「泣く」ということに意味づけをしてきました。

しかし、そういうものは脇に置いといて、泣きたいから泣くときもあるのです。

 

私は今でも、泣きたいときは、子供のディズニー映画を一人で観て号泣します。(笑)

 

It’s okay to cry.

 

そして、泣いてスッキリした後は、必ずコップ一杯の水を飲んでくださいね。

 

“泣いてもいい” への2件の返信

  1. ”泣いてもいい”いいですね~!私も久しぶりにディズニー映画でも見て
    泣いてみたくなりました。笑)

    私が前回大泣きしたのはいつ?Erinaさん同様、産後アメリカに来てはじめての育児、
    話せる相手がいない、人間関係に疲れて大泣きしたあの日忘れないもんですね。
    でもあの大泣きした日があったからこそ、今の強い私が居ます!人間不思議ですね、
    泣いたら、すっきりしてまたいつもの自分に戻れるなんて。

    現在は、私が泣いたら娘がテッシュでも持って来てくれそう、そしてきっと大丈夫って
    ハグしてくれそう!

  2. Lisaさん
    本当、泣くのって大事ですよ。
    私も妊娠中に大泣きして、その後に言われた言葉をよく覚えているし、それを今でもリマインダーにしてます。
    大事なことは忘れちゃいけない。そのリセットのために涙を流すんですね。

    娘さん、可愛い。人の気持ちがわかる子供が一番良い子だと私は思います。

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