アメリカの子供はどうやってアメリカンジョークを身につけるのか(前編)

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こんにちは、Erinaです。

 

このブログでも、たびたび(くだらない)アメリカンジョークを紹介していますが、やはりアメリカで生活する上で、「見知らぬ人とも面白いことを瞬間的に言い合える」というスキルはかなり大きいです。(サーカズムについてはこの記事で)

 

アメリカ生活も長くなり、普通の会話をするには何ら問題はなくなったとしても、「自分の会話には何か足りない」とか、「あの笑い合っている雰囲気に入りたい」とか、「あの人に面白いジョークで切り込みたい」なんてことを思った方は多いはず。

 

特に、アメリカで「面白い人」というのは、日本でいう「面白い人」とはちょっと感覚が違っているので、そこには “wit” と呼ばれる、ある程度の知的センスも必要になります。”You are witty.” と言われたら、知的で面白いわね、という褒め言葉になりますね。

 

私が思う、日本の面白い人(芸人さんとか)は、ガチャガチャとうるさくて、やかましすぎなのですが、アメリカでの面白い人というのは、声や振る舞いが大きいわけではなく、やはり「発言内容」で勝負できる人。

つまり、会話の流れやバックグラウンドを理解して、その上で、大衆は何を面白いかを判断しなくてはなりません。それも一瞬で。

そしてこれはただ単に「英語」という言語のスキルではなく、どちらかというと、人間の心の動きや、笑いの感覚を感じ取る、「人生経験スキル」のように思えます。

 

うちの旦那は、大学で数学を教えてかれこれ数十年になりますが、彼がこの仕事に就いた時、人前で面白い講義をするためにあるトレーニング(?)をしたそうです。

それは、HBOやComedy Centralというチャンネルで、スタンディングコメディ(コメディアンがマイク一つで話すショー)をとにかくたくさん見たそう。それは、ただ単にネタを仕込むということではなく、毎回異なる観客の反応を見て、それにどう応えるかだとか、そのタイミングだとかを練習するためでした。

確かに、その前の彼の仕事はエンジニアだったので(笑)、他人とのインタラクション(関わり)がそれほど彼の仕事を左右するわけではなかったのでしょう。

 

そんな旦那と結婚して12年、アメリカンジョークにどっぷりと漬かっている私ですが、面白いのは、うちの小学生の子供達もしっかりとユーモアのセンスを備えているということ。

「これって遺伝?」と思っていたのですが、いやいや、そんな馬鹿な、と自分に言い聞かせ、ちょっとうちの子供達がやっていることを観察してみることにしました。そしてそれがどこから来ているのかがわかれば、私たち外国人だって、きっとアメリカンジョークをマスターすることができる!はず!

 

そもそも、いくらアメリカンジョーク好きな両親から生まれてきたと言ったって、生まれて最初から面白いことを言うわけがありません。お腹の中から、”Knock, knock.” ってノックノックジョークやったらびっくりします。

だからやはり、うちの子達もどこかで少しずつ身につけていくはずなのです。

 

で、うちの子供達がやっていることはと言うと、

 

 

  1. テレビ

 

まずは、テレビ。

 

ちょっと前まで、うちの子供達はあの「フルハウス」を見ていました。

それも、「ママが小さい頃に見てたのよ〜」と言って教えると、息子と娘は二人ともどハマりしてしまい、娘においては全てのエピソードを3回くらいずつ見ていました。

 

彼らがフルハウスから得られた知識は、「エルヴィス・プレスリーは偉大だった」ということ。笑

 

確かに、現代っ子はきっとエルヴィスの偉大さなんて知らないだろうし(私だってリアルタイムでは知らない)、だからこそ、ユニークだけれど幅広い知識になるわけです。

あの80年〜90年代のドラマを見ることで、あの時代のファッションとか髪型に免疫が付き、「あぁ〜、昔のスタイルね」というトピックに参加することができる。もちろんリアルタイムでは知らなくても、「フルハウスで見たよ。うちのジャパニーズのママも見てたんだって。」と言えるわけです。

 

今思えば、こうやって私自身も子供の頃から、アメリカのドラマや映画で、「何が面白いか」というアメリカンジョークの感覚を身につけていたのかもしれません。日本で通用しないわけだ。笑

 

もちろんテレビ番組も色々で、「何が面白い」とか「何が友達(または家族)の間で通用するか」というのは子供によって違うでしょう。

 

うちは Sponge Bob はもう卒業したみたいだし(もともとあまり見ていなかった)、アニメよりは、子供向けのドラマを見ています。

最近は、Nickelodeon の “The Thundermans”とか、”Nicky, Ricky, Dicky and Dawn” なんかを見ています。

“Nicky, Ricky, Dicky and Dawn”は、Nicky, Ricky, Dicky, Dawn の4つ子が主人公らしいのですが、先日、うちの旦那が働いている大学の学長が新しくなり、(確か)そのファーストネームが “Ricky” だったらしく、「NickyとDickyとDawnって兄弟姉妹にいるか聞いてみたら?」と家族で笑いました。しょうもないですが、そんなものです。

 

 

 

続きは、後編で

 

 

 

 

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About Erina

こんにちは、Erinaです。 日本で一浪した後、2002年に留学生として渡米しました。ESLとコミュニティカレッジを経て、4年制大学に編入。高校時代は大嫌いだった数学が大学で大好きになり、応用数学専攻で卒業。金融アナリストインターン、IT企業でデータアナリスト、銀行で不動産アナリストを経て、現在、キャリアチェンジの真っ最中。アメリカの高校で数学教師になるために、2016年夏に脱サラ。久しぶりの勉強と主婦業に専念しています。二人の小学生のママです。趣味は読書・ヨガ・テニス・ゴルフ・DIY・庭仕事で、最近の一番の楽しみは子育てです。 アメリカに住む日本人女性を応援したくてこのブログを始めました。

2 Responses to “アメリカの子供はどうやってアメリカンジョークを身につけるのか(前編)”

  1. avatar

    真実

    こんにちは、Erinaさん。
    早速記事ありがとうございます!
    子どもの吸収力などには負けてしまいますが、やはりテレビなのですね。私はThe Big Bang Theoryが大好きで数え切れないほど繰り返し見ています。使えそうなものをメモしますが、ただハードルが高過ぎですかね(笑)
    またアメリカ人のジョークを聞いてると、自分が知っていなければ笑えないこともあるなと思いました。まさに記事の最後のErinaさん一家の会話です。もしもその番組を観たことや聞いたことがあれば笑えるなと!知らなくても読んでてクスッとしましたが、知っていたらポンと口に出そうな面白い会話です。
    もっと修行が必要です(笑)がんばります(^^)

  2. avatar

    Erina

    真実さん、こんにちは!
    返事が遅くなってごめんなさい!メールも返事してませんね・・・本当にすいません!

    テレビはやっぱり強力ですよね。
    タイミングとか、声のトーン、表情というボディランゲージも学べるし。
    場数を踏むというのは面白いことを言うためにとても大きな要素ですね。
    のんびり頑張りましょう!
    メールも近々返事しますので、待っててください!

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