人はみな、奇妙な頼みごとをする

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こんにちは、Erinaです。

 

Everybody asks for strange things.

 

突然ですが、私はよく、知らない人に声をかけられます。

いや、そういうナンパな感じではなくて、「すいません、ちょっとお聞きしたいんですが・・・」という類のほうです。

私はかれこれ、思い出せる限りの中で、「道端で知らない人に道を聞かれる」ということがとにかくたくさんあるのです。

 

地元ならまだしも、旅行先(それもアメリカ国内)でも、「すいません、ここってどうやって行ったら良いか、わかりますか?」と聞かれる。

 

どう見たって地元の人間じゃない純日本人な私に、道を聞くか?と疑問になるのだけれど、なぜかこの私に道を聞く人が、この世には少なからずいるのです。

もちろん、道がわかる時はなるべく丁寧に教えるし、わからない時は、”Sorry, I’m visiting too and I have no idea…” なんて答えます。

 

 

 

先日、娘とバルボアパークのミュージアム(美術館・博物館)に行きました。

毎週火曜日は、複数のミュージアムが交代で無料になり、毎週行けば、1ヶ月で全てを回れる計算になります。

夏休み中のある日、娘と二人だったので、久しぶりにミュージアムに行くことにしたのですが、予想通りものすごく混雑していて、いつもの駐車場より遠いところに車を停めました。

 

そのパーキングを出て、公園に向かっていると、私たちの行く先に、とある家族がいました。

女性(おそらく母親)は私と目があうと、近づいていく私たちの方を見ています。

女性の周りには小学生くらいの子供が3人くらいいて、女性はストローラーを押しています。

 

女性は私たちに近づいてきて、手に持っていた雑誌のようなものを見せて、指をさしました。

そこには、バルボアパークのメリーゴーランドの写真が。

 

“Oh, you want to go there?”

 

と聞くと、彼女は頷きました。

 

「あ、声が出ないんだ」

 

聴覚障害なのか、話せない様子でした。

 

そこで私は、いつもより大きな身振り手振りで、「この道路をずーっと行って、たぶん10分くらい歩くと、動物園があるから・・・」と説明しました。

彼女は読唇もできる感じだったから、単語だけを使って、ゆっくりと話しました。

 

その場所からは少し距離があったので、無事にたどり着けたのかなぁ・・・と思いましたが、まぁ大丈夫だったんでしょう。

 

ちなみにこの後、ミュージアムでは「写真を撮ってくれますか?」と親子連れに頼まれました。

 

 

その数週間後、家族で初めてのレゴランドに行きました。

私は人混みが苦手なので、こういう場所を避けたいのですが(笑)、まぁ小学生の子供を持つとなかなかそうは行かないんですよね。

 

そんなわけで、夏限定のウォーターパークにも行ったわけです。

そこで、とあるライド(乗り物)の列の最後尾に歩いて行くと、前にいたアジア系女性がまた私の方を見て、「エクスキューズミー・・・」と声をかけてきました。

見てみると、小中学生くらいの子供が3人、女性の前にいました。

 

彼女の最初の質問が、

 

“Do you have your cellphone?”

 

だったので、「は?」と思いながら、「あるけど・・・どうして?」と聞いてみると、「旦那とはぐれてしまい、この列にいることを伝えたいんだけど、自分の携帯電話は荷物と一緒にロッカーに入れてきてしまった」とのこと。

 

なので、私の携帯から、旦那さんに「ここにいるよ」とテキストしてくれないか?というのです。

「まぁ、良いけど・・・」と思いながら、知らない電話番号から「ここにいるよ」もないでしょう、ってことで、女性の写真も一緒にテキストしてあげました。

ウォーターパークなので、水着姿だったよその奥さんの写真を撮り、旦那さんに「このライドの列にいるよ」とテキストをしてあげて15分後、旦那さんが現れました。

女性はお礼を言い、私たちは世間話をしながら列で待ちました。

 

 

私は、こうやって他人に頼みごとをされるのが嫌いではありません。

むしろ、急いでいなくて、リクエストに応える余裕があるのなら、好きなくらいです。

 

この記事で書きたかったことは、人はみんな、私が想像もしていないような頼みごとをするということ。

それはつまり、私には想像もつかないようなヘルプを必要としている人が、この世の中にはきっとごまんといる。

逆に、私がヘルプを必要とすることだってたくさんあるし、そこでためらわずに、「すいません・・・」と声をあげても良いのだな、と思うのです。

 

この記事にも書いたように、この世の中って、そういう風にできていると思うし、知らない人とでも持ちつ持たれつで生きるほうが、自分ひとりにプレッシャーをかけることなく気楽で良いなぁと私は思っています。

 

みなさんは、道で知らない人に声をかけられますか?

 

 

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About Erina

こんにちは、Erinaです。 日本で一浪した後、2002年に留学生として渡米しました。ESLとコミュニティカレッジを経て、4年制大学に編入。高校時代は大嫌いだった数学が大学で大好きになり、応用数学専攻で卒業。金融アナリストインターン、IT企業でデータアナリスト、銀行で不動産アナリストを経て、現在、キャリアチェンジの真っ最中。アメリカの高校で数学教師になるために、2016年夏に脱サラ。久しぶりの勉強と主婦業に専念しています。二人の小学生のママです。趣味は読書・ヨガ・テニス・ゴルフ・DIY・庭仕事で、最近の一番の楽しみは子育てです。 アメリカに住む日本人女性を応援したくてこのブログを始めました。

4 Responses to “人はみな、奇妙な頼みごとをする”

  1. avatar

    マエマエ

    なぜか私もよく道で知らない人に話しかけられます。

    見た目が声をかけやすいんでしょうかね。

    住んでいるアメリカやカナダはもちろん、イタリアや中国に旅行に行った時にも、道を聞かれました。
    イタリアのローマで、アジア人の私に私に道を聞くかね?と思ったのを覚えています。

    どこに行くにも、ナップザックなので、ローカルの人間と間違われやすいのかも。

    アメリカやカナダはみんな気軽に知らない人に道を聞いたりしますよね。
    分からなければ聞くし、聞かれたほうもみんな気さくに答えてくれる。それがOKな文化、好きです。

  2. avatar

    Erina

    マエマエさんもですか!
    どうやって選ばれているのか、気になりますよね。
    アジア系(なんでも知ってそう?)で、体も小さいから怖くなさそう・・・みたいな感じなのかな?

    私は自分がヘルプが必要だったら、そこにいる人なら誰にでも声をかけてしまうので(笑)、あまり「この人なら教えてくれるかな・・・」って考えないんですけど。
    今度、「どうして私を選んだの?」って聞いてみようかな。笑

  3. avatar

    mimi

    Ericaさん、

    大変ご無沙汰しています。

    今日はなんだか共感を持ってしまって、コメントさせてもらいました。
    実は私も本当に良く人に声をかけられます。
    なんと夫もなんでが、、、、、、ブエノスアイレスのど真ん中で
    道を聞かれたり(地元人じゃないのに)。

    本当に多いので夫に聞いたことが良くあります。
    彼によると、なんとなくアプローチしやすいんじゃないかなと。

    でもなぜか日本人の方からこのように声をかけられることがないんです。
    (ちょっと哀しいですが)、じろじろ見られはするのですが、、、、、、
    変なオーラを飛ばしているのかなっと、思ったり。

  4. avatar

    Erina

    mimiさん、こんにちは!

    声をかけられる方って、結構いらっしゃるんですね!
    私も「馴染みすぎオーラ」とか出しているのか、気になります。
    もうちょっと危機感とか、緊張感とか持ったほうが良いのかなぁ?と不安になります。

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