初夏の知らせ

こんにちは、Erinaです。

3月末~4月にかけて、日本の友達のFacebookページで目に付くのが「桜」の写真。様々な桜名所での写真がアップされ、「あぁ、もうそんな時期か。」と感じます。

とは言っても、私は札幌出身。3月の札幌にはまだ街中に雪がどっさり残っていて、「卒業・入学シーズン=桜」という等式はないのですが、これから暖かくなる兆候を感じます。

 

日本にいると、そういう「四季の移り変わり」を楽しむのが枕草子的な情緒ですが、アメリカにもやはりそういう季節を感じるものがあります。

自然のものだったり、サンクスギビングやクリスマスなど人為的なものだったりと様々ですが、アメリカ生活も10年を過ぎた頃になると「あぁ、またこの季節がやってきたなぁ」と思うのです。

 

私は個人的に4月末~5月という初夏のこの時期が大好きです。

暑くもなく寒くもなく、花粉シーズンも終わって、植物が一斉に大きくなる時期。

ここ南カリフォルニアの沿岸部では、”May Gray”(メイ・グレイ)と呼ばれるように、曇り空の多い5月ですが、時たま見える太陽の日差しは、夏が近いことを教えてくれます。

 

私がこの時期に感じる自然界からの初夏の知らせはこの3つ。

  1. ジャカランダ (Jacaranda)
  2. スタージャスミン (Star Jasmine)
  3. モッキングバード (Mocking Bird)

です。

それぞれを紹介してみます。

 

ジャカランダ (Jacaranda)

ジャカランダは、紫の花をつける木。

ここサンディエゴではダウンタウンの街路樹に使われていて、まさに日本の桜が紫になったような情景を作ってくれます。毎朝、ダウンタウンに仕事に来ると、ジャカランダの薄紫色がグレーの町に色を添えるシーンが私は大好きです。

サンディエゴのダウンタウン
Photo Credit: Fredsky

 

花は円錐状で、親指くらいの大きさですが、木がこの花で満開になっている姿はやはり見ごたえがあります。

 

Photo Credit: iGarden
Photo Credit: iGarden

 

このジャカランダ、とても成長が速いのが特徴です。

こういう不思議な房に入った種を、植木鉢に植えておくと、数ヶ月でにょきにょきと苗になります。それを地面に植えると、驚きのスピードで伸びます。

 

From wikipedia
From wikipedia

 

私が今まで見た樹木の中では、ダントツの成長スピードです。

ちょうど2年前、我が家の庭にも、1メートルくらいの苗を買って植えました。当時は娘の身長と同じ高さだった木は、一年で私と同じ高さ(160センチ)になり、今では私の頭上をはるかに越えています。ただ、花をつけるまで大きくなるのはもう少し先のようですが。

そんなわけで、サンディエゴに住んでいると愛着の湧くジャカランダ。この時期に薄紫色の花が満開の木があれば、おそらくこれ。葉っぱは不思議と、シダ植物みたいな感じです。ぜひチェックしてみてください。

 

 

スタージャスミン (Star Jasmine)

スタージャスミンは、ジャスミンの一種で、最も香りの強い種類だそうです。

私がアメリカにやってきてすぐに、「家の周りで石鹸のにおいがする」と日本の友人に手紙を書いたら、「きっとそれはジャスミンだよ」と彼女のお母さんが教えてくれました。それ以来、「ジャスミン」という花を探すようになりました。

スタージャスミンは、小さい白い花をつけるのですが、ヘッジ(植木)に使われることが多く、アパートメントのコンプレックスや、ショッピングモールなどでも使われています。

 

From wikipedia
From wikipedia

 

これも成長がなかなか速く、お手ごろな値段なので、色気のないフェンスや壁などをカバーしたいときなどにもオススメです。こういう赤レンガとの組み合わせが好き。

 

From Watagan Nursery
From Watagan Nursery

 

私はこの香りが大好きで、姿が見えなくても香りがするだけでなんとなく幸せになれます。笑

満開になっていると、本当に良いにおいがそのあたりに充満して、「あ~、またこの季節だなぁ」と思うのです。

 

 

モッキングバード (Northern Mockingbird)

最後は動物です。

これは確かに「あぁ、またこの時期か」と思うのですが、あまり歓迎されていません。笑

というのも、どちらかというと「迷惑」な類に入るからです。

このモッキングバード、日本語では「まねしつぐみ」と呼ばれるそうですが、夜中じゅう、ずっと鳴き続けるのです。

 

From wikipedia
From wikipedia

 

“mocking”とは「まねをする」とか、「バカにする」という意味で、鳴き声を聞いていると、確かにそういう感じがしないでもありません。

特徴的な鳴き声は、バリエーションがあります。

英語風に”tweet tweet”かと思ったら、「チュンチュン」になったり(スズメかよ!とツッコミを入れたい)、「ピーピー」になったり、まぁやかましいやつらです。笑

 

生態を調べてみたところ、夜中に鳴いているのはオスで、この時期にメスを誘うために鳴く(というか歌う)のだそう。まぁロマンチックと言えばロマンチックかもしれませんが・・・。

うちの木にいるのは、だいたい夜11時くらいから鳴き始めて、朝方まで鳴きます。ずっと止まりません。日本からやってきた母が、今の家に初めて泊まったとき、「こっちの鳥は夜も鳴くんだね」と言っていましたが、この鳥だけです。

そんな迷惑な鳥にも、「あぁ、今夜は彼は一人ぼっちなのかぁ・・・」と同情していると眠れるようになりました。笑

 

 

そんなわけで、アメリカ(というか南カリフォルニア)の初夏の知らせを書いてみました。

みなさんの住んでいるところにはどんな知らせがやってきますか?

 

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