
やりたいことは全部やれ
こんにちは、Erinaです。
2026年6月、我が家の息子は無事高校を卒業しました。
ちょうど一年前にこの記事で書いた時は、進路について家族で右往左往していたのですが、それも卒業直前に落ち着き、彼自身が納得のいく選択をしたと思います。
今日はそこに至るまでのプロセスと、これからの展望について書いてみたいと思います。
結論から言うと、息子は就職することに決めました。
4年制大学にもいくつか合格したものの、
- 学費を奨学金で工面できなければ進学できない現実
- フルタイム学生にはなりたくない
- 実際に航空業界で働きたい
という彼の意志は強く、まずは空港勤務することになりました。
卒業式の数週間前から面接に行き、自力で仕事を決めてきた息子。
週30時間勤務からのスタートで、仕事の成果によって彼の目指す方向へステップアップできる。
それと同時に、秋からはコミカレでクラスを1つか2つ取るようで、カウンセラーと水泳コーチとのミーティングも自分でセットアップして会いに行きました。
息子は私に似て、やりたいことがとにかくたくさんあるタイプ。
何か一つに絞って何年間もじっくり勉強したいと思えるものにまだ出会っていません。
それについてはこの記事でも書きましたが、やはり18歳の若者が、高校までの義務教育期間内にコミットできるものを見つけるのはなかなか難しいことです。
息子もそんな1人であることや、昔から興味の幅がとにかく広いことを知っていた私は、「やりたいことは全部やってみなさい」と言い続けてきました。
経済的・時間的・精神的に可能な範囲内のことは、まずやってみろ、と。
そしてやってみて「あ、ちょっと思ったのと違ったな」と感じたのならそれまででいい。やらないで「どうしようかな、やろうかな」と動けないでいるよりは、やってみてから決める消去法スタイルでも全く問題ない。
大学費用が高騰しているこの時代に、100%確信が持てないものに全ベットするよりは、コミカレでクラスをまず1つだけとってみるとか、期間を決めてバイトしてみるとか、業界に入ってみるというのは現実的で実践的だと思ったのです。
30〜40代になってからの「やり直し」はハードルが高くなってくるけれど、18歳〜20代前半の軌道修正なんて誤差みたいなもの。
そんなわけで、興味のあるものは、チャンスがあったらどんどんやってみればいい。コミカレなんて無料だし、バイトもとにかくなんでもアプライする。仕事のオファーをもらったら断らないでとりあえずやってみる。それで引っかかるものにはきっと何かしらの縁があるんだから、そこからまた次のステップを決めればいい。今のうちに色々と試せばいいんじゃない?と。
「18歳で人生が決まる」なんて一部の大人が作り上げた幻想です。
そもそもまだスタートラインにすら立っていない若者達が、18歳がゴールだなんて誤解してしまうと、そのずっと先にやってくる試練や困難への耐性をつける練習ができなくなる。
学校のテストみたいに正解のない「大人社会」に出た時に、打たれ弱く、脆く儚い若者にならないためには、やはりそこに辿り着く前に、何回の失敗とやり直しの機会を経てきたか、だと思うのです。
そのためには、
- 大人が先回りしすぎないこと
- 大人の不安を子供に投影しないこと
- 目の前の子供を信じること
- だからと言って丸投げではなく、常に対話をすること
- 親も勉強し続けること
そんなことを親として痛感した数年だったし、これはやっぱり子供が幼児期、学童期には感じられなかった親のチャレンジだなと思いました。
「人生の正解」というものがあって、誰かが教えてくれるなら、それはとてもとてもありがたいことだけれど、実際にはそんなものはなく、自分で「きっとこれなんだろうな」と手応えを集めることの連続。
そのためには「とりあえずやってみる」という感覚はすごく大事だし、この正解のない人生という旅の中で、自力で進み続ける方法を子供達には教えたいなと思うのです。