ワーキングマザーになって学んだ8つのこと

こんにちは、Erinaです。

 

今日は、私自身がワーキングマザーになって学んだことを書いてみようと思います。

 

それは確かに、経済的なアドバンスメントや、キャリアとして得られたこともありましたし、「ワーキングマザー」という言葉を聞くと、ほとんどの人がそういう側面を考えるはずです。

しかし実際は、それよりももっと私にとって大事な、一人の人として得られた教訓がたくさんあります。

今日はそれを紹介してみたいと思います。

 

 

1. 手抜きの大切さ (Imperfectionism)

ワーキングマザーとして、家族と仕事の両立に「完璧」を求めることは不可能です。(とペプシコCEOも言っていました

なぜなら、私たちの中にある「理想」というのは無限だけれど、与えられた「時間」というのは有限だからです。

私はそれに気づいてからは、「非完璧主義」(“Im”perfectionism) になりました。笑

 

大事なのは、「手抜きのしどころを見極める」ということで、いつどこでぎゅっと締めて、いつどこで緩めるか、ということ。

たとえば我が家の場合は、大人も子どもも、アイロンが必要なコットンのシャツを着ません。というか買いません。笑

毎日着る洋服のために、アイロンがけの時間を作りたくないからです。それなら、しわくちゃになりにくいTシャツや、ポロシャツ、そういう素材の洋服を選んで着せることで解決します。

まぁ他にもたくさん手抜きどころはありますが、子どもたちが元気で清潔に学校に行ける範囲であれば、「妥協案」として我が家のルールになっていくわけです。

 

これ、できるかできないかで、ハッピーなワーキングマザーになれるかなれないか、大きく決まってきます。

 

 

それを踏まえて、次。

 

 

2. 自分を許すこと (Forgive myself)

 

子どもにはおしゃれさせたい→そのためには洋服にアイロンがけが必要→でも時間がなくてできない→子どもはいつもTシャツばかり→自分のせいだわ・・・

 

と私はまったく思いません。笑

というか、思わないようにしてきました。

 

それは、アイロンがけをしない自分を許してきたのです。

 

限られた時間の中で、私にはできることとできないことがあって、できない自分を許す、というのはけっこう難しいことです。

しかし、これができないと、

 

自分を苦しませる→ストレスが募る→家族にも悪影響→自分を苦しませる

 

という悪循環に陥りかねません。そして、自分を許すということは、他人を許すことにもつながりますね。

 

 

それを踏まえて、次。

 

 

 

3. 自分をケアすること (Take care of myself)

上のような悪循環は、結果的に、カラダに現れます。

体調不良、生理不順、食欲不振、睡眠不足、体の疲れ・・・・どんどん出てきます。

カラダだけでなく、メンタルにだって現れます。

 

私は2年前、様々なストレスが積み重なって、Vertigo(ヴァーティゴ)と呼ばれる「めまい」に襲われました。日本語では、良性発作性頭位めまい症と呼ばれるそうです。

詳しいことは別の記事で書こうと思いますが、数日の寝たきり生活をきっかけに、自分をテイクケアすることを学びました。

自分のケアを怠ったがゆえに、それまでのような生活が送れなくなるとか、家族を不安にさせるというのは、”It’s not worth it.” つまり、そんな価値はないのだから、ケアはしなくちゃだめだな、と自分に強く言い聞かせることになったのです。

 

どんなレベルであれ、自己管理ができている人と言うのは、やはり素敵な大人だと思います。

 

 

 

4. その瞬間を楽しむこと (Enjoy every moment)

「あの時、ああしていれば・・・」「今これをしたら、どうなるんだろう・・・?」なんて、人間って後悔や心配の塊です。

でも、この「後悔」も「心配」も無限。与えられた時間は有限。

だから、後悔したり、心配する時間なんてありません。もったいない。

 

それくらいなら、今できること、今だから見られる子供たちの笑顔と寝顔に感謝して、今を100%全力で楽しむ!子どもの寝顔しか見られない日だって、「今日はぐっすり眠れるくらい楽しい日だったんだな」とか「子どもが安心して眠れる家があることに感謝。自分はそのために働いてる。」と思えます。

子ども達と踊ったり、歌ったり、走ったり、泥だらけになったり、びしょ濡れになったり、今できることはたくさんあるはず。一緒に泣いたり、笑ったり、手芸に熱中したり、子どもと一緒に楽しんでいると、お金じゃ買えない瞬間っていっぱいあります。それに気づけるかどうか。

“mañana”(マニァーナ)はスペイン語で、「あとで」(英語の”later”)という意味もあるのですが、半分メキシコのようなここサンディエゴに来て、この“Mañana!”(あとのことは、あとで考えればいいじゃない♪)が口癖になった私。こういうラテン精神は、現代の日本人には少し必要かもしれません。笑

 

 

 

5. よその子どもたちへの愛情 (Love for other children)

ワーキングマザーとして、四六時中、子どものそばにいられないと、きっと自分の子供たちには色々な我慢をさせているんだろうな、と考えることがあります。

何不自由なく、不安も心配もない「完璧な子ども」なんて絶対にいない。私たち親が非完璧なのと同様に、子どもたちもきっとそうなんじゃないか・・・?と思うようになったのです。

 

親が注ぐ愛情がどうとかに関係なく、子どもは子どもで一個人としての意見や思考があり、壁にぶつかりながら成長していく。私たち大人と同じ人間です。ただ、経験がちょっとだけ少なくて、体がちっちゃいだけ。だから、大人のヘルプやガイドが必要になります。

自分の子ども(息子と娘)に限らず、私は他の子ども達のことも気になるし、できる範囲で大切にしてあげたい、無下にはできないと思うようになりました。

それは、子どもたちの学校で、靴紐がほどけている子に注意をしたり、小さい子だったら結んであげたり、泣いてたら「どうしたの?」って声をかけてあげたりすることです。スイミングチームで頑張っている子がいたら、みんなと一緒に応援してあげたい。

 

英語で、(特に年配の男性が)若い男の子に向かって、”Son,”と呼びかけることがあります。これは自分の息子じゃなくても、「誰かの息子」という意味で、「おい、お前」という感じで使われます。

私はこういうシーンで使われるこの”Son,” という呼びかけの言葉が好きです。

それは、その男の子は誰かの息子であることをきちんと認識しながらも、愛情を持って呼びかけるからです。”Hey, you!”でも良いところですが、それよりも温かい感じがします。アメリカ中西部とか、田舎のエリアでよく使われている印象です。

 

つまり、世の中の子どもたちは誰かの娘息子であり、ヘルプが必要なのは、自分の子どもも、他人の子どもも同じ。それを必要に応じて助けるのは、私たち大人全員の仕事だと思うのです。

 

 

 

6. 働くお母さんたちへの理解 (Understanding of other working moms)

 

「頑張っているのは私だけじゃない」

 

それは周りのワーキングマザーたちを見て感じることです。

世の中の子ども達が我慢しているのと同時に、それを辛く感じるワーキングマザーたちが必ずいるのです。

 

私たちは完璧ではないので、いくら自分に言い聞かせても、不安になったり、心配になったり、後悔したり、心が張り裂けそうになる瞬間は必ずあります。特にその相手が自分の子どもだった場合、人間って信じられないくらい”vulnerable”になります。”Vulnerable” とは、普段ある心の壁が取り払われて、とても傷つきやすい状態になっていること。日本語で言う「センシティブ」に似ています。

だけど、現実は、目の前の仕事や締め切り、お客さんのクレームや、上司からの指示に対応しなければならない。

私たちはフツーのオンナで、フツーのママで、フツーの妻でも、職場では、スーツを着て、ハイヒールを履いて、制服を着て、パソコンの前に座ったら、お客さんを前にしたら、家のことは考えていられなくなる。

私たちだって、戦場で働く軍人ですよ。だって、やめたら生きていけないんだもの。子どもにごはんを食べさせられないんだもの。

 

そういう「暗黙の了解」はワーキングマザー同士の間にはあって、口には出さないけど、お互いの存在がお互いの心の支えになっているところが多々あります。それはちょっとしたおしゃべり中にも、コトバの端々に感じ取れて、「あぁ、同じ価値観を共有できる人だな」と思えるのです。

 

 

 

7. パートナーである男性たちへのリスペクト (Respect for Dads)

私自身がハッピーなワーキングマザーでいるためには、旦那の協力が必須であることを知っています。そして同様に二人三脚をしているよそのパパたちを、私は心からリスペクトするようになりました。

 

女性はそもそも、multi-taskが得意で、複数のことを同時進行させることができます。夕食を作りながら、ニュースを聞き、かつ友達からの電話に答えて、おなかのすいたベビーのミルクを用意する。まぁ、できますよね。

男性は、single-taskが得意で、ひとつずつ物事を片付ける人が多い。

 

しかしながら、子育てや家事とは、複数のことが同時進行する性質で、女性が得意なのはこう考えると当たり前なのです。

そういう脳科学・生物学的な理論に反しながら(笑)、家事+育児協力する男性たちが増えた現代。彼らには拍手です。

 

古くからある男女の役割分担(男は外、女は家)という枠を壊した女性たちとそのパートナーの男性たち。

ピンク色のオムツバッグを肩から提げて、ピンク色のストローラーを押して、一人で街中を歩くパパたちや、4歳くらいの子どもと手をつないで食料品買出しをするパパたちは、最高に素敵だと思うのです。特に「娘を育てたことがある」というのは男性にとってものすごくプラスになる経験だそうで、女性への理解や、物事が思い通りに行かない現実(笑)を身をもって体験している彼らは、女性から見てとても魅力的に映るのだそうです。

 

 

8. 自分の家族へのプライド (Pride of my family)

家族とは一朝一夕でできるものではありません。

長い時間と手間ひまをかけて、ゆっくりと育て上げるもの。

楽しい時間もあれば、苦しい時間も、辛い時間もありますが、それを乗り越えてできたものが、「自分だけの家族」です。

よそと比べる必要もなければ、「こうだったら良いのに・・・」なんて思うこともありません。

 

家族と過ごす時間は、家族としてのプライドになり、真剣に向き合っていこうという気持ちが生まれました。

日常生活の中でも、単純なルーティーンをこなすのではなく、毎日起こる変化や成長を逃さないようにしたいな、と思うのです。

 

特に、子供たちの変化はめまぐるしく、一度、見逃してしまったら、もう同じことでつまずいたり、笑ったり、ということは起こりません。

それを逃さないために、どうやって仕事と家族のバランスをとろうか?と常に試行錯誤をするようになりました。

 

 

 

以上が私がワーキングマザーになって学んだことですが、どれも「会社」とは全く関係のないことばかり。

みなさんはどうですか?

 

 

 

 

 

 

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