
今年の我が家の夏休み中の宿題
こんにちは、Erinaです。
長かった今年の夏休みも中盤を過ぎ、新学年に向けての準備が始まる時期になりました。新しいバックパックやランチバッグ、靴や服の買い物に出かける家庭も多いのではないでしょうか。
今年の我が家の夏は、例年とは少し違う夏になりました。
なぜなら前半1ヶ月は、うちの旦那と子供達がRVでロードトリップに出かけていたからです。彼らはここサンディエゴからケンタッキー(旦那の故郷)まで1週間ほどかけて行き、2〜3週間滞在した後に、また1週間ほどかけて帰ってきました。
私はと言うと、キャンプが嫌いなのと、サマースクールで教えるオファーを頂いたので自宅に残り、久しぶりの優雅な(?)独身生活を過ごしました。
そして後半1ヶ月は、久しぶりの我が家とママを満喫しているうちの子供達。
午前中は近所の子供達の家に行ってゲームをし、午後になったらみんなでうちに来てプールで遊ぶ・・・というのを毎日毎日やっていて、「アメリカの夏っぽいなぁ」という感じです。
そんなわけで、この夏休み後半は、夏休み中の勉強を少し復活させることにしました。(前置きが長かった・・・)
こんなに長いアメリカの夏休み、日本の学校のようにどっさりと出る夏休み中の宿題もなくて、大丈夫なの?!と心配になる日本人親は多いのですが、今日は、今年の夏に我が家が試した「夏休みの宿題」を紹介してみたいと思います。
まず最初に書いておきますが、私は日本での夏休みの宿題が大嫌いでした。
漢字の書き取りは、常に漢字テストで100点を取れる私が、なんでこんなことやらなきゃいけないの?と思っていたし、読書感想文は決められた課題図書を読まなきゃいけないのが嫌だった。算数ドリルなんて最初の2ページくらいやったら飽きておしまい。笑
始業式の前日どころか、2学期が始まってもまだ宿題が終わってないということが毎年のように起こっていました。
それでも唯一きちんと(?)やったのが、「自由研究」。
うちの母は、子供の宿題を手伝うなんてことはしなかったので、計画も準備も作業も全部自分で考えてやりました。工作キットなんて買ってもらったことはありませんでした。
そんな私が、自分の子供に「夏休みも勉強しなさい!」なんて偉そうなことは言えるはずがありませんし、そんな勉強が楽しいはずはない。そもそもそれを強制すること自体が面倒くさい。笑
算数
だけれど、夏までに習ったことを忘れてしまうのは避けたいので、メンテナンスという意識の学習を取り入れることにしたのが数年前に始まった算数の計算練習。
これは日本でも市販されている算数ドリルを使っても良いですが、量は最低限だけで、時間を決めてやります。
「今日は3ページから4ページまで、さぁ何分でできるかな?ヨーイドン!」とタイムを計ってやらせ、終わったら私がマルつけ。間違えたのはその場で直させても、正味10分くらい。
それだけ。
えー!それだけ?と思うかもしれませんが、それだけです。
夏休みは新しいことを学習する時間じゃなく、維持するだけが目的なので。
しかし驚くことに、こうやって楽しくやらせていると、子供からこんな反応が返ってきます。
「もっとやりたい!」
えー、嘘でしょ?
と思いません?
ポイントは、「タイムを計る」というところ。
「あー、昨日よりちょっと時間かかったかな」なんて言うと、「もう一回やる!」と自発的にやりたがるのです。
きょうだいで競わせたりなんかするともっと効果的ですが、ここで大事なのは、ネガティブなことは絶対に言わないこと!!
「お兄ちゃんより時間かかったね」
「妹ちゃんはもっと早くできたのに」
自分の記録間での比較はオーケーですが、きょうだい間での比較は絶対にダメ。
年齢が違うんだから能力が違うのは当たり前だし、他人と比べることで、損害はあっても利益は何もありません。比較対象を他人ではなく、自分自身にして成長できる子供にしたいですからね。
単純な計算練習は、ダラダラと続けてやらせても飽きるだけだし効果的じゃありません。短距離走みたいなものなので、スピード勝負にして、「終わらせたら遊びに行って良いよ」とか「テレビ休憩にして良いよ」と親も約束を守る。
で、算数よりももっと大事なのはこっち。
国語
これは読書ですね。
このブログでも散々書いてますが、好きな本を読ませましょう。
うちの娘は今年から4年生ですが、図書館に行くと、いまだにごっそりと絵本を借りてきます。
「これ、1年生の時に読んだの!」
「この本、また借りたい」
と、前に読んだ絵本でも気にせずたくさん借りてきて、1日に何冊も読んでいます。
それでも良いんです。
夏休みの読書の目的は、「活字(テキスト)に触れること」「活字(テキスト)からここにない世界を想像すること」なので、本人が読みたいものを、読みたいだけ読めば良い。
それをもとに作文を書くって言うのは、学校でやることですから、夏休みはそういう課題を忘れてとにかく読書を楽しめば良い、と私は思っています。
理科・社会
これは今年、初めて取り入れました。
なぜなら、今年買った、これに登場してもらったからです。
百科事典。
なんでこんなものわざわざ買ったの?と思うかもしれませんが、この時代だからかこそ買いました。
しかし買ってからも、どうやって使おうかな?としばらく考えていたのですが、やっと活躍の場面がやってきた!
- トピックを1つ決めて、百科事典で調べる
- 調べたことを家族とシェアする(一緒に読む→親が「○○はどうなってるの?」と質問)
- それを元に、kahootを使ってクイズを作る
- 家族でkahoot大会
という、アナログとデジタルを融合させることにしたのです。
Kahoot はアメリカの学校(それこそ小学校から大学まで)で幅広く使われているクイズプラットフォームで、もともとはエンターテインメント系のものとして紹介されました。たとえば、家族がたくさん集まるホリデーシーズンとか、パーティとかで使われていたようです。しかし、ここ数年は教育現場で使われるようになり、一気に市民権を得ましたね。誰でも登録無料でクイズを作れます。
うちの子供達なんか、10問くらいのクイズをパパッと30分もしないで作っちゃいますから、そこはやっぱり21世紀っ子です。
その日の夜、家族全員がスマホやら iPadやらラップトップを持ち寄って、クイズ大会になるわけです。
(クイズ出題はこんな感じでメインスクリーンに現れます)
(答えの選択は個別デバイスからします)
これまでのうちの子供達が選んだトピックは、チーズ、ワイン、パイナップル、朝食・・・などなどで、子供が知りたい内容のことを百科事典で調べる。
グーグル先生ほど膨大な情報はないので、かなりシンプルかつ的を得た情報に触れることになります。
そして子供が熱中する理由は、「親に何かを教えてあげられる」ということ。
もちろん親も知らないことが出てくるので、「へぇ〜!知らなかったね」と親の知らない情報を見つけることが子供にとってすごく新鮮なんですね。
最後に体育
うちの娘は今年に入ってからバスケットボールにはまり、黙々とシュート練習をしています。パパとフリースロー対決なんか毎日やっているのを見て、今度はレイアップシュートを教えることにしました。
「レイアップができるようになったら、チームを探してあげる」
ということになり、夏休みは一生懸命レイアップの練習をしています。
いつも最後までノロノロと食べる彼女が、夕食をさっさと切り上げ、「バスケしてくる!」と外のゴールで一人で練習するのです。
うーん、夢中になれるってすごい。
やっぱり子供って親に強制されるんじゃなくて、自分で楽しめることを見つけられなくてはいけないと思うし、そうじゃない限り、身につくものも身に付かず、時間と労力とお金の無駄になることが多いです。嫌な習い事やスポーツって、下手すれば、子供のトラウマにもなりかねないし、親子の信頼関係が壊れて修復不可能なケースになってしまうことも。
息子は久しぶりのスイムミートにサインアップし、もうちょっと真剣に水泳と向き合おうかななんて思っているみたいです。
こう考えると、アメリカの長〜い夏休みにも価値を見出せるようになってきました。
やっぱり教室で学ぶことが全てじゃない(とこの記事でも書きましたが)し、それを充実させられるのは夏休みが良いチャンスなわけで。
これも自分が教職について、ゆっくりと子供達と、そして時間と、向き合える余裕が生まれたからなんだろうなと思います。
どうでしょうか。





