私が子どもに日本語を教えなかった理由

こんにちは、Erinaです。

 

昨今のバイリンガル教育、それも早期段階で始めるバイリンガル教育は、日本でも活発に行なわれているようで、私が子どもだった頃に比べて、バイリンガルへの意識は格段に高まっています。

 

そんな中、日本人女性がアメリカで子どもを持つと、ママたちは「頑張って日本語を教えなきゃ」と思うようになります。それは日本にいるおじいちゃん・おばあちゃんたちと会話できるためだったり、いつかは日本に帰国するかもしれない可能性があったりと、様々な理由があるはずです。

私の周りにも、上手にバイリンガルで育っている子どもはたくさんいるし、日本語を教えないと「どうして教えないの?」と聞かれることもあります。

そのいきさつは長いので説明することはなかったのですが、私があえて日本語を教えなかった理由を今日は書いてみたいと思います。

 

 

私も第一子である長男が生まれると、バイリンガルとまでは深く考えていなかったものの、「とりあえずやらない理由はないから」という理由で、1歳になる前の息子に日本語で話しかけるようになりました。それと同時に、アメリカ人旦那が話すのは英語のみ。

 

この決断の影響が目に見えてきたのは、息子が2歳になる前のことでした。

周りに比べて、彼の言葉の発達が遅かったのです。

2歳の誕生日前、彼から出てくる言葉は、パパの「パ」と、ボートの「ボ」くらいでした。

 

定期健診でドクターに相談すると、

「家で多言語を使っている家庭の子どもは、言葉が少し遅れることがありますよ」

と言われ、初めて多言語家庭でのディスアドバンテージというものを知ったのです。

ドクターは、「問題はないと思いますが、心配ならスピーチセラピストを紹介します」と言い、家族で初めてスピーチセラピーに行くことになりました。

 

同じ頃、私はあることにも気づきました。

息子が同年代の子たちや年上の子たちと遊んでいたときのことです。

彼が他の子どもにこづかれたり、押されたり、欲しいものを取り上げられたりしている、ということに気づきました。(何せ男の子って言葉で言うより先に、つい体が動いちゃうものです)

そのたびに、息子は泣いたり、悲しくなっていました。

私はハッと気づいて、「そうか!この子は言葉で自己表現できないんだ!」とショックでした。

 

「嫌なものは嫌だと言う」という当たり前のことが、言葉の発達が遅い子どもはできない

↓↓

できる子どもたちの中では、それが弱点になってしまう

 

という図式が私の頭の中でできたとき、

 

「バイリンガルであることよりも、まずは、息子が自分の言葉できちんと自己表現できることのほうが大事」

 

という確信になり、私の役割がはっきりと見えたのです。

 

そして、日本語を教えるということを、期間未定で保留にしました。

 

次にいつ行くかわからない日本。

家族ぐるみで頻繁に交流する日本人もほとんどいない。

日本からおばあちゃんがやってくるのも年に一度、それも滞在は2~3週間。

 

そう思ったとき、今ある生活の中で、「日本語を教える必要性」が私の中で見出せなくなったのです。

「母親が日本人」という彼らにとってのアイデンティティは、また別のもので教えることにしました。

 

英語オンリーに切り替えた我が家。

息子は3歳の誕生日を迎える頃、単語のみのステージをすっ飛ばし、急に文章で英語を話し始めました。

 

つまり、

 

“This.” “Do.” のみのステージをスキップし、“Can I do this, please?”といきなり文章になったのです。

 

きっと彼の頭の中で、色々な整理が必要だったんでしょう。

 

あれから数年が経った現在の我が家。

 

家族の会話は100%英語です。

 

ディナーテーブルでの会話の幅は広がり、私や旦那が専門知識について話しても、理解できる子ども達。

最近、天気予報に興味がある息子は、「なんちゃらメーター」について自分でググってはパパに相談してみたり、読書も学年レベルで言えば1~2学年上の本を読み、クラスでの作文は素晴らしいものを書くようになりました。自己表現という意味では、彼は年令相応のスキルを身につけ、アカデミックな部分も(今のところ)不安はありません。

日本への興味は、プラレールを通して生まれ、すっかり電車オタクになった彼は「日本の電車に乗りたい」と言っています。ちなみに彼はあんこも、里芋の煮っころがしも、焼き海苔も好きです。笑

 

これは個人の好みによりますが、私にとっては、英語しか話せないパパ+日英話せるママ、となったときに、やはりパパをきちんと含めた家族の会話をもてるというのは大きいし、これからしばらく生きていくであろう英語社会では、子ども達に必要なものは「英語が母語である」と言えることでした。

 

これは我が家の結果論ですが、それをバックアップする概念を最近、知りました。

それは「バイリンガルとセミリンガル」というものです。

 

「子どもをバイリンガルにするには、スタートは早ければ早いほど良い」と言われてきた言語学も、最近では考えが変わってきていて、早期段階での外国語教育は、母語での思考の発達にマイナスの影響を及ぼす可能性もある、といわれているそうです。

 

言語とはそもそも、私たちの頭の中にあるあいまいな「思考 (idea)」というものを形にするためにあります。

「おなかが空いた」と言葉にできないと、「なんだか力が入らないな~頭がグルグルするな~」という思考と感覚だけがそこにあり、次に進めませんよね。

 

つまり、私の息子がそうだったように、「この言語がベースです」という母語 (Mother tongue) がないと、自分の頭の中の思考形成が年齢に応じて発達せず、”Bi-“(バイ=2つ)ではなく、”Semi-“(セミ=半分)になってしまうということ。(ちなみに”Semi-“の英語発音は「セマイ」ですね)

人間の脳みその容量というものは決まっています。そこで、新しい学習を二言語でやろうと思うと、その容量を二つに分けなくてはなりません。つまり、多言語で育つ子どもというのは、分けられた容量 (=Semi)で、100%の容量を使える一言語で育つ子どもたちと勝負しなくてはならないわけです。

 

私はここでバイリンガル教育を否定しているわけではないし、やんごとなき理由で家庭では多言語になってしまうケースもたくさんあることを理解しています。

ただ、もし言語において選択肢があるのなら、子どもの発達段階ごとに、親としてのリアリティチェックが必要になると思うし、それぞれの生活環境で必要なヘルプを見つけておくことも重要だと思うのです。

 

私は自分の経験からしかここで語れませんが、私自身は、物心がついてから自分の選択肢で英語を勉強し始め、アメリカにやってきたわけですが、それでもバイリンガルとして、アメリカ人たちと渡り合えるレベルに達したと思っています。というか、むしろこんなレベルでも十分なんだな、とわかってからは、子ども達が自発的に「日本語を勉強したい」と思ってからでも遅くはないと思うようになりました。

私が学生の頃、外国人留学生たちと母国語を教えあっては悪い言葉でふざけてみたり、大学でスペイン語のクラスをとってメキシコ人のハウスキーパーと練習したり、そんなレベルでも十分に「人に伝わる楽しさ」というものを感じることができたし、外国語への興味がある限り、誰だって、いくつになったって、バイリンガル、マルチリンガルになれるはずなのです。

だから、我が家の外国語教育は、まずはしっかりと形成された「母語」という基盤の上に、子どもが興味を持った外国語(日本語でもポルトガル語でも)を柱として立てられれば、それで良いかなと思っているのです。

 

 

バイリンガルの子供達と一緒に勉強して見えてきたことを、下の記事でも書いています。

バイリンガルの子供がティーンになった時に起こること

バイリンガル教育で考えたいこと

使わない言語は忘れる

母としてのコミュニケーション力

 

 

言語とアイデンティティの関係については、こちらの記事で書いています。

日本語を話すこと、日本人であること

 

 

“私が子どもに日本語を教えなかった理由” への40件の返信

  1. うーん、面白い。小さい時に英語を習わせる親をみて、言葉にはならない違和感をかんじていたのですが、そういうことですね。今、とても納得しました。最初の子にはいろんな意味でも、力が入る結果ですよね。そんな、私が最近少しだけ保育現場に戻っているのですが、おやつを待つ間、なんのきなしに「リンゴは英語でなんといいますか」はてな?の顔の子供達に「アポー!」バナナはバナーーナ!、なーんて大げさなイントネーションで話したら、手遊びよりおおうけだった。2歳なんだけど・・(笑う)。

  2. 千賀子さん
    幼い時はそれほどじゃなくても、思春期~大人になったときに、周りほど語彙がないだとか、自分の思いを言葉にできないっていうのはやっぱり困ることになる可能性はありますね。親がそのリスクをきちんと理解して、サポートしてあげないとね。
    一番上ってあらゆる意味で「実験台」だから、申し訳ないような(笑)、楽しみなような。下の子たちはそれを見て育つからたくましいのなんのって。
    「ちかちゃん英会話」のクラスは楽しそう。見てみたいです。

  3. こんにちは!
    アメリカ在住です。そしてうちも(長女はかなり最初は教えていたのですが)日本語を教えていないマイノリティ的存在です(笑)まあアメリカでこれから先もずっと暮していくんですからね。日本語教授法の大学で教わった教授もimmersion programで小さいうちから日本語英語半分半分の環境で来た大学生たちは結局日本語も中途半端だと言っていました。現在中学校から学校で外国語の授業で日本語を楽しそうに勉強しているので、それで良かったなと思ってます。

  4. こちらの記事、衝撃でした。今まさに私が抱えている問題なので、食い入るように読んでしまいました。1歳半でアメリカに来て8カ月経った娘は、他の2歳児に比べスピーキングが遅れています。英語で話しかけられると、目を閉じてシャットアウトしてしまう事しばしば。出てくる言葉も、特定の数語と、アアア….と言う喃語?ばかり。

    日本語しか話さないパパ➕英語はできるけど完璧でない日本人ママの我が家では、主人との会話が成り立たないため、日本語メイン、私と過ごす時は日英ミックスです。この環境良くないよなあとずっと感じていました。

    娘が日本人以外の子供と遊ぶ時、モノを取り上げられてたり、仲間外れにされてるのを何度も目にしてるので、いずれは日本に帰る身ながら今のアメリカでの娘の生活を順調にさせるためもっと英語教育をした方がよいのではないかとずっと考えてました。

    無知が故、スピーチセラピーと言う発想がなかったですが、今度かかりつけの小児科医にこの問題を相談してみようかなと感じました。

    発達の速度は人それぞれ、と楽観視していた所もありますが、やはり子供が意地悪されて言い返せずに1人ぼっちになっている姿を目の当たりにすると、胸をかきむしられるほど辛いです。

    発達の問題を誰に相談したら良いかわからずモヤモヤして、今まで的外れな人に相談してた気がします。

    我が家はErinaさんのご状況とはまた違う事情がありますが、やはり親としては置かれている環境で子供が生き生き楽しく過ごしてくれるのが1番です。

  5. りょうこさん、こんにちは!コメントありがとうございます。
    お子さん、現在は中学で日本語を勉強してるんですね。
    それも自分で選んで、楽しんでるというのは、親から見て何よりですね。

    私が思うに、二言語をパーフェクトにってありえないと思うんですよね。人間誰でも、その瞬間に使える言語って一つしかないですもん。スイッチしているだけで、両方が同時進行しているわけじゃないんだし。
    そんなわけで気楽にやっていこうと思っています。笑

  6. Tommyさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    そうですか、Tommyさんファミリーは日本語ベースなんですね。

    >発達の速度は人それぞれ、と楽観視していた所もありますが、やはり子供が意地悪されて言い返せずに1人ぼっちになっている姿を目の当たりにすると、胸をかきむしられるほど辛いです。

    これ、わかります。私も同じ思いでした。
    「このまま成長して、いじめられっ子になって、登校拒否とかしたらどうしよう・・・?」とか考えてました。

    私がドクターやスピーチセラピストから教わったことは、この問題は日本人家庭に限ったことじゃなく、他のあらゆる外国人家庭でも起こっているということ。特にここサンディエゴではメキシカンがすごく多く、親はスペイン語のみという家庭もとてもたくさんあります。
    ただ、子どもの言語発達において、それがスピーチ一般の問題なのか、日英という二言語の問題なのか、見極めるのは難しいところみたいです。
    また、うちの場合、第二子である長女は全く違う言語発達をして、個人差って大きい!という驚きもありました。

    私も専門家ではないので、Tommyさんの娘さんの年齢の子どもがどういう段階にいるのかわかりませんが、子どもってちょっとのヘルプでググッと成長したり、親の視点を変えることで変化したりします。なので、ぜひドクターに相談されてみてください。
    それまではなるべくママが間に入ってあげて、「英語では『貸して』ってこう言うんだよ」とか教えてあげても良いかもしれませんね。

    大丈夫ですよ~!
    一緒に頑張りましょうね♪

  7. ブログ村から来ました。バイリンガル・セミリンガルのお話、興味深く読ませていただきました。
    我が家も最初は日本語も交えてだったのが、結局100%英語になりました。
    ぶっちゃけ私が日本語の分からない相方と娘と言葉を使い分けるのが面倒になったというのが理由です。
    共稼ぎですし、育児を一緒にするなら、境界線はできるだけ作らない方が楽だな・・・と。
    同じように家で英語オンリーの方もいらっしゃると知り少し安心しました(笑)

  8. h24m47さん、こんにちは!

    そうなんですよね、私も働いていると家族との時間は限られていて、その短い時間のクオリティを考えたら二言語はできないなと思いました。
    うちも旦那は英語のみなので、日本語で子育てすると、結局、私しかできないことが増えるわけで。家族内でのミスコミュニケーションは避けたいところです。

  9. はじめまして。Ayaと申します。7歳と、もうすぐ5歳の二人の子供がいます。
    いつも、興味深い記事を書かれていることが多く、勉強になります。いつもは読むだけなのですが、今日はうちでも課題になっていることなので、コメントさせて頂きます。

    うちも主人はアメリカ人なので、家族全員での会話は英語です。が、私が子供達と話す際には日本語を通しています。理由は、全く別の機会に、全く別の2名の方たちから、同じようなことを聞いたからです。

    一人の方は、ドイツ生まれのドイツ人。お母様が日本人でお父様がドイツ人です。ドイツ語と英語が堪能です。日本語は挨拶程度だったのを、成人後学び、今は日常会話レベル。
    もう一人の方は、アメリカ生まれのアメリカ人。お母様がアメリカ人でお父様が日本人です。英語と日本語を話します。日本で日本人の方と結婚し、今も日本に住んでいますが、日本語は大学で学んだそうです。それまではゼロだったそうです。今は、日常生活にはそう問題ないそうですが、まだまだとおっしゃっていました。

    私の記憶に焼き付いているのが、お二人とも「思春期にアイデンティティー•クライシスに陥り、何年も自分が何者なのかを模索していた。自分のアイデンティティーである日本の言葉が分からない•喋れないというのがものすごく辛かった」とおっしゃっていたことです(それがあったから、その後日本語を勉強したんだと思いますが)。
    必ずしも「言葉が喋れない=アイデンティティー•クライシスに陥る」とは思いませんし、アイデンティティー•クライシスに苦しむ理由が言語だけとも思いませんが、もし、言葉を使えることによって自らのアイデンティティーを確立させる一助になるのであれば、日本語の勉強もさせておこうと思った次第です。
    ただ、仰るように、セミリンガルのデメリットは大きいですし、完全なバイリンガル(色々解釈の仕方はあるようですが、『完全』に二つの言葉がネイティブレベル)は本当に難しいので、うちでは英語を第一言語とした偏重バイリンガルを目指しています。

    我が家のケースでした。

    とはいえ、まだ上の子も7歳。まだ今後どうなるかは全く分からないですね。

  10. Ayaさん、こんにちは!コメントいただきありがとうございます。

    「アイデンティティ・クライシス」って大きなテーマですよね。特に現代は、人の流れが激しくなり、生まれ育った場所で一生を終えない人がとても増えました。
    そうなると、幼い頃から培われてきたその場所でのアイデンティティが揺さぶられることになります。
    これは家庭が多言語かどうかに関わらず、ティーンになれば、そして私たち大人ですら、生活の端々で経験することであり、そのつど、乗り越えていかなければなりません。
    私はAyaさんがおっしゃるとおり、言語=アイデンティティだとは思いません。
    確かに、言語が個人のアイデンティティを築く上で大きな役割を果たすことはあるかもしれませんが、それだけではないと思うからです。
    私は渡米前に英語を話す経験が全くなかったけれど、もっと大きなピクチャーで「アメリカ」というものに心を惹かれたし、英語という言語を超えて今はこの国が大好きで、自分の居場所がここにあるな、と感じます。

    私が子ども達を育てる上で気をつけているのは、彼らが自分なりに「自分の居場所」を見つけられること。
    水泳だったり、アートだったり、何でも良いのですが、「これをやっている時間は、自分らしくいられる」という何かを見つけることでした。そのヘルプは親がやってあげるべきだと思います。
    そういうものがあれば、それこそ言語を超えて、人とつながることができるというのは私も自分のテニス経験から学んだことであり、その居場所こそがアイデンティティだと言えるのです。
    「日本語」もその一つではあると思いますが、ただ、我が家の場合は、他のもの(水泳やアート)などに比べて、優先順位が低かった、ということでした。

  11. Erinaさん、はじめまして。アメリカ在住ではありませんが、海外在住で3歳児を英語で育てています。
    周りの日本人ママはみんな日本語で子供に接しているので、自分の選択は間違ったのかどうか自問自答していた日々でした。この記事を読んで自分の選択は間違っていなかったと確信。
    私自身も仕事をしているので、子供と旦那とみんなで過ごす時間は少ないし、家族で英語でコミュニケーションできるのには満足しています。3歳児にしてはよくしゃべる方なので、ここから日本語をもうちょっと教えた方がいいのか、英語や他のことを教えようか悩む日々です。

  12. hanaさん、こんにちは!コメントありがとうございます。
    これは、英語じゃなくても外国語で子育てしていると共通の悩みなんですね。

    私たち大人は、意識的に日本語と外国語のスイッチをOn/Offにできるけど、子どもってそうじゃないし(良くも悪くも)、困惑させてしまうのならその切り替えが理解できるまで待っても良いと思うんですね。
    今、うちの子ども達は6歳と7歳で、「日本語」という外国語の存在を理解しているし、「これって日本語で何て言うの?」と質問されたら教えるようにしています。そうやって必要に応じて、教えるものを足していけば良いかな?というのが我が家のスタンスです。
    子育てって試行錯誤ですね!一緒に頑張りましょうね。

  13. 初めまして! 検索していてこの記事を見つけました。私は韓国に住んでいますが韓国に住みつつどうやって日本語を覚えてもらおうかということばかり考えてます。Erinaさんの書いたものを見て、なるほどと思ったり、地理的な理由など色々あるなと思いました。もしご迷惑でなければこの記事を私のブログに載せてもいいですか?

  14. まめちゃんさん、こんにちは!
    コメントありがとうございます。
    英語圏でなくても、子供の日本語習得は大きな課題ですよね。
    ブログでの記事紹介、もちろん大歓迎です。丁寧にありがとうございます。
    今日の記事でも書きましたが、リンク先の紹介だけよろしくお願いします。

  15. ありがとうございます! 近いうちに書きます。リンク先、了解です! 書いたらまたご報告させてください。よろしくお願いします。

  16. こんにちは!今日ブログの記事の紹介をさせていただきました。 https://goo.gl/LszOAn をご覧ください。リンク先は引用の部分と最後に載ってます。もし「ここは修正して!」というのがあれば、おっしゃってくださいね。

  17. まめちゃんさん

    素敵に紹介してくださって、ありがとうございます。
    最近また、バイリンガルの子供達と一緒に勉強する機会が増えて、バイリンガル教育についての考えも進展しているところです。
    また改めて記事を書こうと思いますので、またちょくちょく遊びに来てくださいね!

  18. こんにちは。少し前の記事ですがコメントさせていただきますね。住んでいる場所はアメリカではありませんが、まさにわが息子も同じ状況で、2歳過ぎだったか、母語の確立を優先させようと日常言語を英語にまとめ、スピーチセラピーを続けました。日本語は寝る前に本を少し読んであげるくらいでした。英語での自己表現が少し安定してきた頃、日本の小学校入学の時となり、補習校の日本語科(母語が日本語でない子供用のクラス)へ入学させ、ゆるく長く続けられればと始めました。本人が楽しめる範囲で、と思っていたら数年後、先生に本科への編入を薦められて今本科の3年生をやっています。今9歳で、将来は作家になりたいそうで(母語で)、以前言語発達の遅れでサポートを受けていたのが、読解、スペリングなどは13歳並だそうです(テストでそれ以上のスコアを出せない)。友達と話したり書くことで自己表現をして幸せそうにしている姿をみて、やはり、Erinaさんのおっしゃるように、幼少期に母語の確立がしっかりサポートできたことが大きいのではないかと思います。現在ですが、補習校の3年生の内容を、日本で育って日本の学校に行っている子供たちと同じペースで(しかも週1日だけ)学び続けるのに不自然感が出てきて、改めて彼に会う日本語学習のカタチを探っています(そしてSearchしていてErinaさんの記事にたどり着きました)。低学年の時は日本の学校の雰囲気も含めて通わせる意義があったのですが、学校側はやはり、日本語以外の言語を排除しないと駄目みたいな風潮があり、せっかくの母国語での理解力を生かして外国語として日本語を学ぶようにした方が良いかと思い始め、そのようなレッスンをして頂ける先生を探しているところです。長くなり申し訳ありません、このような例もあるという事でどなたかの参考になればと思いコメントさせて頂きました。

  19. めるさん、こんにちは!
    コメントありがとうございます。

    息子さん、頑張ってるんですね!
    作家になりたいとのことだから、よっぽど言語に対するセンスもよかったのでしょうね。何より、それほどに言葉というものが面白いと思える環境にいることが素晴らしいです。
    この記事を書いてからしばらく経ちますが、現在、私はバイリンガルの子供達の勉強(国数理社)を日英両方で見ています。
    その中で、やはり言語学、特に、バイリンガル環境で育つ子供たちが、どうやって国数理社などの「科目」というものを習得するのかにすごく興味があります。そういう勉強をしたいなと思うようになってきました。
    言語が先か、科目が先か。そもそも、子供(人間)って、新しいものをどうやって習得するのか?

    子供が「学びたい!」という知的好奇心って自然と溢れてくるものだから、それを止めさせたくないですよね。
    お互いに頑張りましょうね。
    また、ぜひいらっしゃってください。

  20. こんにちは。私は英国に在住している4歳児の母です。私も娘には日本語を教えていません。周囲の日本人ママには大変奇異な目で見られていますが、英国で住む事になりますし、母語は英語であるべきと考えていたからです。

    ただ、バイリンガル教育をしている人達に対して批判など無い事を前提に、私の思う事を書かせていただきます。

    私が恐れていたのが、母語が無いままに多言語教育をしてしまうと、将来表現力に欠けてしまう可能性があるのでは?という事でした。実際、それが分かるのが多感な思春期になる頃らしく、表現力が乏しいため言いたい事を上手く表現出来ずそこで気がつく親がいらっしゃるそうです。気が付かないでそのままいってしまった場合は、何か書いた時の表現力がかなり乏しいというか、幼稚な感じになるらしいです。

    バイリンガル教育は、いい事ばかり語られてマイナス面を語られる事があまりないように思います。外国人ママは、学校へ行けば英語尽くしだから、英語がどうせ優位になるんだからって言う人達が多数ですが、基盤の母語があっての話ではないのかなと。言葉が遅れている子供さん達のママも、バイリンガルにはつきものだからと。

    私の日本人のママ友が今までバイリンガル教育をしている日英カップルしか知らなかったので、我が家の娘を見てモノリンガルだと確かに表現力が大人顔負けだと言っていましたし、ユーモアもあってイキイキした言葉だと。その方は日本語教育に大変熱心な方なんですが、ポロッとある日言っていたのが井の中の蛙状態で、子供の日本語もいつも会って仲良くしている人達の間ではクセが分かるから通じるんだけど、初めて会った日本人にはあんまりきちんと通じてないかもって感じる事があるんですって。バイリンガル教育をしている人達にはその辺りが見えていない人達が沢山いるんですっておっしゃっていました。

    ウチの娘は、たまに日本語を聞いてきますが母語がしっかりしているので覚えるのが早いですし、頭の中で論理的に考えることができる年齢になってきたので今、こう言うと変かな?というのはなんとなく分かるみたいです。

    そんな訳で我が家も興味を持ったら学べばいいし、なければ仕方ないなーと思っています。

  21. ロンドナーさん、こんにちは。コメント、ありがとうございます。

    >バイリンガル教育は、いい事ばかり語られてマイナス面を語られる事があまりないように思います。

    まさにその通りだと思います。
    特に日本というモノリンガル社会では、バイリンガルがもてはやされる傾向が数十年前に始まって以来、そのまま21世紀に突入してしまいましたが、そういう異文化の流入が必ずしも良いものであるとは限らないと気づく時期だと思います。
    バイリンガル教育については、この記事で続きを書いていますので、ぜひ読んでみてください。
    ロンドナーさんがおっしゃるように、複数言語を使うことで、特に思春期に起こる、情緒の発達と言語の発達のギャップについて書いています。

    うちの子供たちと、バイリンガル環境で育っている同年代の子供達を比べていると、やはり表現力や理解力にかなり大きな差があります。まぁ自分の子供はひいきめが多少、入りますが。笑
    たとえ一言語家庭であっても、放っておけば勝手に言語力がつくわけではありませんよね。
    本を読ませたり、新しい世界を広げたり、語彙を増やしたり、そういう努力が必要なわけですから、バイリンガル家庭ではやはりその努力は2倍必要になるという覚悟も必要かと思います。

  22. Erinaさん、こんにちは。私は欧州非英語圏に住む一児の母です。夫はこの国の人です。バイリンガル教育に悩み続け、悩むたびにErinaさんのブログを読んで考えを巡らせていますが、今日は思い切ってコメントしてみます。

    夫婦の会話は現地語で、私と子供は日本語と現地語のちゃんぽんです。バイリンガル教育には一番ダメな例ですね。私も仕事をしているので子供は学校やシッターさんと過ごす時間が長く、子供にとっては現地語が母語になっています。小さい頃はそれでも日本語で接していましたが、やはり3歳を過ぎた頃から現地語の理解力が増し、日本語だと指示が理解できないことが多くなりました。まさにErinaさんが最近の記事で書かれている、情緒と言葉のギャップの広がりです。そんな時に日本語で根気強く接するだけの忍耐がなく、手っ取り早く理解できる現地語にシフトしてしまったのが良くなかったと思います。

    もともと日本や日本語に思い入れもなかったので、日本語は聞けば大体理解できる程度でいいと思っていましたが、学齢期になりやはり気になっていたのでしょうか、よせばいいのにネットで調べて日本語教育をしている方のブログを読み、少し頑張ってみようかという気になったのです。また夫が日本語教育に熱心で、半ば強制的に補習校に申し込みさせられたというのもありました。幸い空きがあり、通学できることになりましたが、やはり元々のモチベーションが低いのと家庭での日本語が徹底できていないせいか、子供は落ちこぼれて進級が危うい状態です。

    モチベーションが低いのは、私自身が高齢出産で子供時代の日本文化の地位が低かったというのも影響していると思います。日本はクールでなくダサい、エコノミックアニマル、自虐史観で育ったので、若い世代の日本人のように日本の文化を継承してほしいという気持ちが薄いです。ただなんとなく、バイリンガル推奨の流れにのせられ周りがしているから乗り遅れないようにしているという感じです。現地語がマイナー言語ということもありますが、「うちは現地語一本で通します」というほどの強さもないのです。

    補習校に子供を通わせている家庭は日本語教育に熱心ですし、現地校の先生やママ友からも「日本語ができるなんてすごいわね」とプレッシャーを感じています。やめることはことはいつでもできるので、できるところまで頑張ろうという気持ちと、うちはうちでいいのではないかという気持ちがせめぎ合っています。ハーフリンガルは避けたい、ハイレベルなバイリンガルでなくてもいいかも、いやするからにはそれなりのレベルに・・・と考えはまとまりません。まとまらないまま、今日も宿題をします。

    とりとめもないコメントですが、これからも迷った時にはErinaさんのブログを訪ねたいと思います。

  23. チェスカさん、こんにちは。
    コメントいただき、そしていつも読んでいただいているとのこと、ありがとうございます。

    今現在、アメリカの高校教師になるということで、英語が第二言語の子供達や、その習得などについても学んでいるところですが、やはり私が言えるのは、絶対に正しいという選択肢はないのと同時に、どれも正解である、ということです。
    これだけたくさんの選択肢がある子育ての中で、やはり言語というのはとても大きな部分ですよね。
    でも、お隣の家のやり方が、自分たちにフィットするとは限りませんし、特に言語というのは、みんな異なった方法で習得します。
    やはり、自分で自分の子供や家族のあり方を見極めて、その時々で、無理のないことを選ぶのが正解だと思うんです。

    私もこちらに来て初めて、日本の素晴らしさや美しさに気付かされましたが、じゃあまた日本に暮らすか?と聞かれたら、答えはノーです。子供をあの国で育てるか?という質問も、ノーです。
    日本に行くことはあっても、それはビジターとしてであり、日常生活のための日本語は必要ない、と思って英語オンリーになりました。
    こういう決断は、うちのアメリカ人旦那には伝わってないでしょうね。
    でも、この国に来て、結婚して、子供を産んで、子育てする、と決めたのは、他の誰でもない私です。
    そこで必要な言葉が日本語ではなく、英語だというのなら、やはり自分で必要なものは補わなくてはなりませんし、それをどこまでやるか、というのは個人の自由です。

    ただやはり、子供がその社会でやっていくために、ディスアドバンテージになるものは負担させたくないし、「あとは自分次第よ」と言ってあげられる基盤は作ってあげたいな、と思うのです。
    もちろん、これは私個人の考え方で、かなりマイナーだと思いますが・・・笑

    チェスカさんも、「これでよかったんだ」と思える日が来ると良いですね。
    またいつでも遊びに来てください。

  24. はじめまして。長文失礼します。
    Erinaさんのブログ、とても興味深く、参考になることが沢山で、ここにたどり着いたのも何か意味があるような気がしています。
    特にErinaさんのバイリンガル教育の視点が自分の考えとつながる部分があり、感銘を受けました。
    私は中学生の子供がいますが、子供が3歳の時に英語を母国語で育てて行こうと決意しました。それに至った経緯は子供の成長の過程での思いや様々な事情がありましたが、子供がプリスクールで現地の子と対等に話せる言語を習得し、そしてそれを基盤に物事を捉えていって欲しいという自然な流れで進んでいったと思います。その根底にはもちろんセミリンガルへの危惧はありました。

    軍関係の家庭なので、その後転勤で日本に戻りましたが、小学校は基地内のアメリカンスクールに通わせました。そこでも基本言語は英語を徹底させ、そのかわり日本文化や習慣に沢山触れ、体験させることに集中しました。周りには日本語が上手なハーフのお友達がいて、疑問は常にあったと思います。何故私のお母さんは日本人なのに私は話せないの、と。しかし私は、いずれ日本語や他の国の言葉を話したい、と思う日が来るかもしれない。その時からでも遅くないよ。お母さんも中学の時に英語を初めて学んで大好きになったんだよ。今は学校の勉強頑張って、沢山本を読んでおこう。と伝えておりました。
    今中学生になり、学業も良く、学校で他言語を習っています。飲み込みが早く、その国の文化や音楽に触れながら楽しんで勉強しています。
    もちろん日米アイデンティティの葛藤はあると思います。しかしながら、母国語がはっきりしている点はアイデンティティを見出す強みにもなると思います。母国語は人格形成の土台作りの一助でもあると思います。
    Erinaさんの記事を読み、あたらめて自分の過去の選択に背中を押して頂いたような気がしました。勝手ながらどうもありがとうございました。
    また、新しい記事楽しみにしております。
    もし視点がずれておりましたら申し訳ありません。

  25. Coffeebeansさん、こんにちは!
    コメントいただき、ありがとうございます。
    お子さんは中学生とのことで、私と同じ考えの方が子育ての先輩で頼もしい限りです。

    これだけ人生の選択肢が増えていくと、「この時はこうすれば良い」というお手本も数少なく、自分自身で取捨択一していかなければなりませんよね。そこで自分たちの選択肢を信じて、stickしていこうと思えるかだと思います。
    この記事を書いて、バイリンガル教育について様々な思いを持つ方たちからこうやって意見をいただき、自分でもとても勉強になっています。
    今はアメリカの教員免許プログラムで、バイリンガルの子供達の勉強をしたり、また新しい世界が広がっているところです。
    少しずつ、自分で納得できたことを、こうやって一人でも多くの方にシェアしたいと思っています。

    >お母さんも中学の時に英語を初めて学んで大好きになったんだよ。今は学校の勉強頑張って、沢山本を読んでおこう。と伝えておりました。

    って素晴らしいですね!
    今年の夏に、初めてうちの子供達を日本に連れて行く予定なのですが、きっと彼らなりに日本というものを解釈するだろうし、自分の選択で日本や日本語に興味を持ってもらえたらそれは良いな、と思っています。
    しかしその前に、「異文化」というものに対応できる人間であってほしいし、そのためにはやはり母国語がしっかりとあること、それを基盤としたアイデンティティ作りを、親として手伝ってあげたいな、と思っているところです。

    まだまだ試行錯誤ばかりですが、頑張っていきましょうね!
    またいつでも遊びに来てください。

  26. Erinaさん、ブログに紹介させていただいたのですが、大丈夫でしょうか?
    もし不都合がありましたら、ご連絡ください。
    どうぞよろしくお願いいたします m(__)m

  27. 西川直子さん、こんにちは!
    コメントとリンク、ありがとうございます。
    メッセージもいただいています。お返事が遅くなってごめんなさい!今週末は忙しかったので、数日中にメールしますね!

  28. 初めまして。
    最近Erinaさんのブログに出会い貪るように読んでいます。
    殆どの記事には大いに同意します。あぁ自分の子供たちが小さい時にこちらのブログがあったら、なんて本気で後悔したり。
    ですが、こちらの記事は複雑な思いで読みました。
    我が家は夫の仕事の関係でながながーと欧州の非英語圏で暮らしています。夫も私も日本人。会社の辞令で否応無しに引っ越しそこで子供達が生まれ育っています。
    Erinaさんの記事とこちらにコメントを書かれた方は(多分)皆さん国際結婚で現地語がお出来になる様子。我が家は最初、夫婦二人とも現地語はさっぱりな状態でした。暮らして行くうちにそこそこ私は身につきましたが、現地語は発音が難しく、一時期子供の現地校の勉強を見てあげるために下手な現地語で話しかけたら私の下手な発音を子供たちを引き継いでしまい、これはイカんと現地語で話しかけるのはやめました。住んでいるところには日本人学校もインターもありません。現地校一択です。
    我が家は家では日本語オンリー。テレビも日本語のものを見ています。確かにいつまでたっても国語(現地語)は単語が少ないと言われ続けました。上の子など6歳近くまであまり言葉を発しなかったかも(一人目だったので良く分からず、こんなものかなー、なんてのん気でした)。
    こちらの記事は本当にごもっともなんです。なのですが、自分たちの意思とは別に早期バイリンガル教育をせざるを得なかった家庭もある訳で。。。
    因みに我が子たちのその後ですが、日本語補習校には通わず、現地校では唯一の日本人ですが子供達の母語は日本語のようです。親子間はもちろん兄弟間の会話も日本語です。下の子が現地校の勉強を上の子に聞いていた時も、質問、回答共に日本語で話していてそれにはちょっとびっくりでした。日本に住んでいないからこそ自分たちは日本人という意識が強いそうです。でもちょーっと感覚が日本人と違うかな。
    私自身は子供たちが2ヶ国語以上(欧州ですといろんな言葉が飛び交います)話せるようになったのは、子供たちの選択肢や世界が広がって良かったかなと思っています。

  29. るるさん、こんにちは。
    コメントありがとうございます。
    記事も色々と読んでいただいているようで、嬉しいです。

    そうですね、この記事はやはり我が家のケースであり、我が家は日本人家族との交流も頻繁になければ、日本に行くこともそれほどありません。
    私の旦那さんが日本人だったり、日本にもともと興味のある外国人だったりしたら、また状況は違うと思います。ただ、私が伝えたかったことは、自分が日本人だからと言って、子供が自動的に日本語スピーカーになるというわけではなく、子供が話し始める年齢ではその判断はつきにくかったということです。
    なぜなら、家族としてどういう道を選ぶのか、どういう言語状況になっていくかというのは、やはり当時は見えないことが多いし、子供の成長と家族の必要に応じて柔軟に対応していく姿勢が必要かと思うのです。

    私は今、様々なバイリンガルの子供(というかアメリカってもうバイリンガル以上の子供がほとんど)たちと勉強をしていて気づいたことは、やはり両親が揃って非英語圏の場合、片方が英語ネイティブの場合と、まったく対応が違ってくるということ。
    ただ、私が感じる共通点は、「移民一世」と「移民二世」では、アイデンティティのとらえ方が全く違うということでした。
    またこれについては記事にしたいと思っていますが、家庭での言語状況がどんなものであれ、「親は親、子どもは子ども」と一個人として扱うことは大事だなと思っています。

    言語においては本当に様々なケースがあり、一概に「絶対にこう」とは言えないものなので、親がきちんと目を見張り、決断をしていくことが大事ですね。

  30. Erinaさん、こんにちは。いつもとても為になるお話をありがとうございます。毎回愛読させていただいております。今回の記事について、少しお話させていただきたい点がありましたので、こちらにてコメントさせていただきます。我が家も米国人+日本人の夫婦で、二人の間に娘が2人おります。他の家族と同様に我が家も英語と日本語の今後の教育方針などについて夫婦で良く話し合います。我が家での方針は、米国(または他の英語圏)では移民が多く、英語が第二外国語でも大いに成功するチャンスがある事、そしてその逆に日本では日本語がネイティブでない限り、成功することが難しいという観点から、日本語を出来るだけネイティブにさせてあげたいという方針でいます。現にわたし自身も米国での生活が20年弱になりますが、英語でどれだけ問題なく社会に出ていかれていても、決してネイティブにはなれません。そして、日本で暮らす外国人が少しでも訛り(アクセント)があると、どうしてもこの人は日本人ではないというレッテルを張られます。それは、長い間鎖国をしていたくらいの島国ですからしょうがない事です。またわたしの親戚である米国人と日本人との間に生まれた40代の女性は、米北東部で育ち、周りにあまり日本人がいなかったからという理由で英語のみで育てられたのですが、未だになぜ母親が自分に小さい頃、日本語を教えてくれなかったのかと、とても残念がっております。今、教育現場に立つ彼女は、彼女の生い立ちを踏まえてバイリンガル教育などにも深く研究をしています。わたしの住むカリフォルニアには、日本人も多いですし、コミュニティもしっかりしています。また日本の幼稚園、補習校、小学校も充実しています。今では、日本文化も定着して、現地学校におにぎりを持っていっても昔のようにいじめられることはないです。むしろ、多くの生徒は家に帰って母親に「僕も(私も)ランチにおにぎりが食べたい」と言うくらい日本好きだと周りから聞いています。娘たちが現地の学校で日本語で会話していると、周りにお友達が集まって来て、日本語を教えてほしいとのこと。少し話はずれてしまいましたね。また私自身、自分の両親と日本語で会話をしてほしい、それが唯一日本を離れてわがまま親不孝ものの少しでもの恩返しだと思っているからです。会えるのは夏の数週間かもしれません。でも、スカイプでは毎週話しますし、年老いた日本の両親の小さな楽しみでもあるのです。両親は周りのお友達たちに「うちの孫はアメリカに住んでるのに、日本語が出来るのよ~」といつも自慢してくれています。まだまだ子供たちに日本語を教えたい私たち夫婦の理由はたくさんありますが、今思い浮かぶだけでこれだけあるので、私たちは英語が多少おろそかになっても、日本語を出来るだけ教えてあげたいという考えでおります。こんな家族もいるのだと、知っていただければそれだけで幸いです。長くなりましたが、読んでいただいてありがとうございました。Erinaさんの情報は、こうして自分の事を考えるうえでもとても為になります。これからも、更新を楽しみにしています。

  31. 初めまして、Erinaさん。共感させていただく点が多く、今回コメントを残させていただきます。私は2005年、18歳の時に自分の希望でアメリカに来ました。今年で在米15年目、アジア系アメリカ人の夫と結婚し三歳の息子と一歳の娘を育てています。住んでいるのはカリフォルニア州なので、他州に比べても日本の物が手に入り、また文化に触れる機会も多いと思います。夫の両親は中国語を話しますが、夫は100%英語です。

    留学生としてアメリカに来て直ぐの頃は英語も話せず、また比較的保守的な街に住んでいたこともあり、自分の英語が通じないと “Huh?” と物凄く迷惑そうな顔をされたことを覚えています。グループを作る時などは、”She doesn’t speak English.” と省かれたことも有ります。あの頃は若かったのと、英語がそれほど分からなかったことが逆に助けになりました。今だったら結構メンタルやられると思います(笑)。学生時代は学校の行き帰りも英語のCDを聞いて、発音を練習するなど努力を重ねアメリカで資格を取得し、現在はアメリカ国籍を持ち生活しています。夫は高学歴では有りますが、あからさまではなくとも勿論人種差別の経験は有ります。彼のアジア系の友達も、能力は高いのに出世コースから外されるなど差別を目にしてきました。「バンブーの天井」と言うんでしょうか。どんなに能力が有っても、マイノリティは差別される。

    息子が生まれた年はちょうど今の大統領に代わり、アメリカの中で今まで明るみにならなかった差別や隠れていた不満がどんどん流失し始めた時でした。 そんな中で私たち夫婦は「自分たちの子どもたちはマイノリティとしてアメリカでこれからもずっと生きていくのだから、まずは自分の意見をはっきり言い、自分を守り、そしてこの国で何不自由なく、そして強く生きていけるようにしなければならない」という意見で一致しました。子どもたちはこのアメリカという国で戦っていかなければならないのです。私は日本も大好きですし、日本語を教えた経験も有ります。ただ自分たちの子どもたちは私とは違い、アメリカ生まれのアメリカ人です。日本語は第二言語として学び、本気で学びたければ中学、高校、または大学に行ってから自分で学んでもらっても良いと思っています。

    夫を含めた家族でいるときは家族の共通語は「英語」にしました。息子がたくさんお喋りを始め、夫に懐くようになると夫も育児に参加するのが楽しくなったようで、よく息子を連れだしてくれるようになりました。これは本当に良かったです。夫は父親とあまり一緒に出掛けたり、遊んだりしたことが無いということで、「どうやって一緒に過ごせば良いか分からない」と言っていました。でも息子がリードして、「ダディ、これしよう、あれしよう」とお喋りしながらふざけ合って、二人の時間を大切にしています。また、小さい頃からプリスクールに通わせ、人種関係なく沢山の友達が出来ました。おもちゃを取られて嫌だった時に、「やめて、まだ使っているよ」と英語できちんと言い返せる、困った時に先生に英語でヘルプを求められる、他の保護者ともコミニュケーションが取れるなど、英語を母語にして良かったなと思った瞬間でした。

    息子が三歳になり、周りの日本人のママ(夫婦で日本人)から「日本の家族と話せなかったらどうするの?」「補習校はどうするの?」などなど沢山の質問と意見をもらい、私の子育てはそんなに間違っていたのか?夫と子どもがコミニュケーションを取れなくなる方が良いのか?と悩みました。実際、日本に帰った時は、息子は私の母からの質問には半分日本語の単語、ほとんどは英語で返していました。それでも母は孫を可愛がってくれ、母に「日本語、小さい時からみっちり教えていなくてごめんね」と謝ったところ、「あなたの息子はこれからもずっとアメリカで育つんだし、二週間一緒にいる日本人のおばあちゃんより、350日一緒にいるお父さんや友達、先生を優先しなさい」と言われました。(きっと気を遣ってくれていると思うのですが。)

    私もこれまで多くの英語も半分、日本語も半分で苦労する子ども達を見て来ました。それでもご両親、またはお母さんの強い希望で補習授業校へ通い、現地校の学習にもついていけていないような状況です。永住の場合、潔く現地校の勉強に専念すべきなのですが、やはり本人以上に親が「日本語」を諦め切れずにいるように見受けました。私も他のママ達から「日本語は?」「日本語は?」「日本語は?」と聞かれるたびに、インターネットで「バイリンガル 失敗」「三歳から 日本語」などと検索し、不安になったり、一喜一憂したり・・・周りに流されるのって一番良くないですよね。一時ストレスで眠れなくなりました。

    夫は「僕は小さい頃中国語の学校に行っていたけれど、意味の無い練習ばかりで全く身にならなかった。中国語を学びたいという意欲が無かったからだと思う。実際、今親と話しても親の中国語には英語で返すし、特に進学のことや思春期に親と違う言語同士で話し合わなければいけなかったことは、すごく大変だった。だからと言って、アメリカで育った僕が中国語の細かいニュアンスまで分かるように話せるようになったとは思わない」と言っていました。きっと各々の家庭により状況や事情も異なると思いますが、私は自分の子どもが今何不自由なくアメリカで育ってくれて本当に良かったと思っています。

    息子はアンパンマンもしまじろうも好きなので、自由に見せています。返答が英語でも日本語で話しかけています。「母親が日本で生まれ育った」ということでこれからもっと日本の文化に興味を持つかも知れないし、本気で日本語を学びたいと思う日も来るかも知れません。その時は、喜んでヘルプしようと思っています。Erinaさんのような意見の方は少なく、こういうモヤモヤした感情に押しつぶされそうなときにブログを見つけることが出来て幸運に思います。これからも、子育て、仕事、頑張ってくださいね!

  32. さつきさん、こんにちは。
    貴重な体験談を聞かせていただき、ありがとうございます。

    さつきさんご夫婦は二人ともマイノリティとしての立場がわかり、それを強みに子育てされていて素晴らしいですね。
    自分たちのヘリテイジを大切にしながらどうやってこの社会で立ち回っていくか、常に夫婦で話し合う必要がありますもんね。
    そういう親の葛藤って必ず子供に伝わり、試行錯誤しながらどうやって成功していくか?という模範になると思います。

    そしてさつきさんの仰る通り、言語環境に関しては周りの声に振り回されることがとても多いと思います。
    しかし、自分たちの経験と信念がまず第一で、周りがどうであれ、自分自身を知ることが何よりの近道だとつくづく思いますね。
    お母様の
    >「あなたの息子はこれからもずっとアメリカで育つんだし、二週間一緒にいる日本人のおばあちゃんより、350日一緒にいるお父さんや友達、先生を優先しなさい」
    という言葉は素晴らしいですね。
    外国で子育てしている娘として、何よりの解放になりますね。

    これから世界中で子育てする日本人はどんどん増えるだろうし、その中でこうしなきゃいけない、というガイドラインはないからこそ、自分自身や夫婦で向き合うことが必要になると思います。
    少しずつ微調整することを忘れずに、でも周りに振り回されることなく、頑張っていきましょうね!

  33. Erinaさん こんにちは。

    この記事はウンウンと頷きながら読ませていただき、自分のバイリンガル子育てに迷った時は読み返しています。

    私は最近日仏ハーフの子供達をフランスで育てていく中で、一種の哀愁みたいなものを感じています。
    自分の子供と日本語で話せないことが何か取り返しのつかないことをしてしまっているような気になる時もあります。でも、日本語で話すことはあっても、勉強としては教えない方針は変えない確信があります。
    家族で使うと決めた言語を、子供達の成長と共に対等またはそれ以上のレベルであるよう努力していくしかないですね。そんな結論に至りました。

    Erinaさんのブログをこの記事で紹介させていただきました。

    http://mamanjournal.francesugoi.com/2019/12/%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%81%a7%e3%83%9e%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%80%80%e3%80%9c%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e8%aa%9e%e3%81%a7%e5%ad%90%e8%82%b2%e3%81%a6%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%a8/

    Erinaさんの鋭い視点、考えさせられます。アメリカとフランスでは違いますが、これからも色々参考にさせていただきます☆

  34. Nagisaさん、こんにちは!
    読んでいただき、ありがとうございます。

    >私は最近日仏ハーフの子供達をフランスで育てていく中で、一種の哀愁みたいなものを感じています。

    わかります。
    自分の子供でありながら、自分とは別個の個人であるということを、言語という根本的なもので感じさせられますね。
    私も、同じ母語を話さない人と結婚をし、異国で子育てをするという意味を、子供達がある程度の年齢になってわかってきました。
    それは自分自身の決断であり、自分自身のアイデンティティで子供を縛り付けるにはやはり無理があるということも。
    だからこそ後ろを振り返ることはできないし、前進したい。
    子供の成長を止めることもできないから、やはり自分も一緒に成長していきたいなと思います。

    Nagisaさんの記事中にある旦那さんの言葉、「子供たちはちゃんとわかってるよ」というところで泣きそうになりました。うちの旦那にも言われます。
    頑張りましょうね!

  35. Erinaさん、こんばんは。当方NYにて二歳児の子育てをしていてこちらのブログを発見しました。とても興味深いです。私も息子が生まれるまではここで育つなら英語一本のほうが彼にとってもよいはずと思っていました。でも旦那ヨーロッパ人とのハーフでバイリンガルや友人たちに絶対母国語教えるべき!彼らの友人たちの中には母国語をおしえなくて親を恨んでいる人たちもいるとのこと、そして旦那も小さいころから母親からは母親の言語で話されていたので私にもしてほしいといわれました。その時は嫌だったのですが生まれてからは私のほうが熱心に日本語を教えていて旦那に英語が!!といわれてます。がやはり米国にいるので今はすこし話せるようになっています。だから私は日本語を教える派ですがErinaさんの言うこともよくわかります。これからどんな影響が出てくるかというのも。ただ私自身、彼が小さいころ、日本ですごさせたいし旦那も賛成しているのでさらにかもですね。私も母国語は英語のほうがいいのかなと思います。将来的にはどこに住んでも通用するように。家族によって違うんだなとおもいますしほかの日本人母たちが何言っても別に気にすることはないと思います。ただ一つ気になったのが言葉が喋れないから物を取られたり押されたりは言語の問題だけではないと思います。たしかに私の息子もよく押されたり取られてますが、息子には自分より小さい子や弱い子にはやさしく、NO fight,be friend and be shareだよって良く言い聞かせているので彼はそういうことは一切しなくなりました。だから思うに押したりする子の親の教育もあると思います。ちゃんと一人の人間としてそういうことしちゃいけないよ、仲良くねといいきかせていくと子供もいうことをきくよういになるのではないでしょうか。偏見かもしれませんがそういう子の親たちを見るとあまり子供たちを見てないし叱ったりしないようにも見れます。もし気を悪くしたら申し訳ありません。でもErinaさんのブログはとても面白いと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です